超濃厚アミノ酸液を作る(笑)

以前のログで、「黒鯛はアミノ酸に反応する」と学術的に証明されている話をしました。

ただ、どのアミノ酸に反応するかは、まだ判ってないと。


イガイルアーを作った際、どうしても硬さがネックになるかな…と。(何せ石ころと変わらんし)

となった際、少しでも食い込んでくれる(口から離さない)為には何をしたら良いか?

前に見えチヌで散々やった際、パワークラブは即吐きされなかった事実がある。

硬さが要因なら他のワームでも一緒のはずだが、明らかに違う反応。

それが浸漬されているアミノ酸液の効果ならば…

という事で、イガイのアミノ酸成分を調べてみると、こんなデータがあった。


https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/igai3.htm


この中で最も数字が高いのが「グルタミン酸」。

最もメジャーな旨味成分ではあるが、最も入手し易い成分でもある。


ならば


コイツでアミノ酸液を作ってみてはどうか、と。

いや、既製品が幾らでもあるでしょ、という話ではあるが、問題はそれに対する素材。

何せ外側は貝。

スポンジ状のワームと違い、水に入れた時点で直ぐに流れ落ちてしまうだろうと。


って事で


18年物の「味○素」を用意し(嫁が結婚当初に1㎏袋買ったけど、我が家では使わないのでそのまま残ってるw)、これで飽和グルタミン酸(正確には飽和グルタミン酸ナトリウム)溶液を作り…



ここにとある粉を入れると…



超濃厚アミノ酸液の完成♪



見よ、この粘度w

濃厚過ぎて、貝が液中に沈まないのが難点だが(爆)

この粉はCMC(カルボキシメチルセルロース)ってヤツで、アイスクリーム等の増粘剤に使われる物。

普通に食品に入れられているどころか、目薬にも使われる安全性の高い添加物です。

これまたウチの会社にある物で、これを加工する際に余った分を糊として使ってるんだけど、それを拝借w

これならば、水に入れても簡単には流れ落ちないし、何せ糊なんで纏わりついて口内に残る(かもw)。

貝に触れば残ってるかどうか判るし、何せ原価は(ほぼ)タダなので使い放題♪

ホントはガ○プ液にCMCぶっこめば…とも思ったのだが、失敗したり万が一流出した際の悲劇を考えると思いとどまった(笑)

グルタミン酸なら無臭なので、余計な心配しないで済むし。

イガイルアーを作った際、藻をそのままにしたのは少しでも絡んで残留し易いように、という狙いも。

まあ、「信じる者は救われる」程度の話だとは思うが、やらずに後悔よりやって後悔。

ネタとしては面白いかなと。

何なら、これに前回アップしたキトサン製剤をぶっこんでみても…とかね。



もしこれで少しでも効果が見られるようなら、本気で超濃厚ガ○プ液を作ってみるかな(笑)

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