PRノット、最強伝説

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60回




そう、60回なのである。

今回試したのは、メイン1号*リーダー5号。
この組み合わせだと、巻きつけ60回でFGより強くなる事が判った。

折角なので、破断プロセスから考察してみよう。


先ずは、破断した場所。



編込みの真ん中から切れている。

次にメインラインが切れた時、つまりFGはもったが限界点に近い状態を見てみよう。

先ずはノットを組んだ状態



そして、メインラインが切れた状態




拡大してみよう。






FGの編込み部分が、思いっきり変形している。
変形する=偏った力が掛かっていると言えるだろう。
その点PRには、全く変形が見られない。
つまり、平均的に力が掛かっていると推測される。

それでは、なぜ40回では負けたのか?

その後確認したテストで、40回で切れたパターンでは
・巻き込み部→4回
・ハーフヒッチ部→7回
となっている(メインライン破断は除く)。
PRでは、若干ではあるが、どうしても糸ヨレが発生し、その状態でハーフヒッチを行う。
それが強度劣化を招いていると推測されるのが一つ。
そして、FGは変形する事により出来る力の吸収が、力の分散が1/40では足りないと推測されるのが一つ。

要は、ハーフヒッチ部と巻き付け部の強度は、1/60の力で分散させる事により、リーダーの変形による力の吸収力に勝る、と。






結論




ノットの強度とは、長さである!
(かなり偏ってるけどね(^^;))

そして、作る時間・手間等を考えると

ノットの長さを気にしなければ、PRは最強である!


でも、キャスティングには向いてない(爆)


って事で、PRはアリですな。

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