掛ける!~2~

  • ジャンル:style-攻略法
今回は、「フッキングに対するフック形状の優位性」について語らせて頂きます。
(あ、タイトルは凄そうだけど、中身は大した事無いからねっっ(^^;))

あくまで大雑把だけど、自分はタイプを3つに分けて考えてます。

①:ストレートタイプ
②:ネムリタイプ
③:ワイドゲイブタイプ

写真で見たほうが判り易いですね。


左から①・②・③
前からガマ・カルティバ・デコイ

これを型番で具体的に出すと、こう。
          ①       ②       ③
ガマ     トレブル13  トレブル19  トレブル21
カルティバ   ST-46    ST-41    STBL-46
デコイ      XS-55    YS-21    YS-25

メーカーは好みがありますので、とやかく言う気はありません。
あくまで、形状に絞って話しを進めさせて貰います。

さて、この中で、一番「掛かる」のはどれでしょう?










答えは②。

こう書くと、「絶対に①だろ!」と反論されると思います。
そのご意見、ごもっとも。
しかし、あえて私はこう表現します。

①は一番引っ掛かります! と。


その前に、①と②が今回の中心になるので、先に③を片付けちゃいましょう。
③のタイプは、一度しっかりフッキングすればバレ難いのは認めます。
が、~1~で言った通り、私は「ヘタレスタイル」。
8cm前後のルアーが中心なので、大型フックは殆ど使いません。
すると、このタイプではシャンクとポイントの幅が狭すぎ!
シャンクがある意味ウィードレスの役割を果たす為、掛かりは非常に悪い。
それ以外にも問題点はありますが、それは後日。
一応、「一度掛けた魚は絶対にバラしたくない」方にお勧めします。
という事で、自分のスタイルとは真逆なので却下(爆)


話を戻します。


魚にフックを掛ける方法が「フッキング」。
そのフッキングには、大まかに分けて二つあります。

・鬼フッキング
・鬼フッキング以外(核爆)
(あ、しつこいようだけど、あくまで自分のスタイルで語ってるんだからねっ!)

以外って書くよりは、「向こう合わせ」って書けばいいんだけど。
スイープフッキングも、送り込み合わせも、要は向こう合わせだし。
でも、自分にとっては「そんなの関係ねぇ~~~」
どんな場合でも、「掛けに」行きます。

しかしながら、私の様にアホみたいにフッキングされる方って、かなり少ない。
ちゃんと竿に乗せてからフッキング。
ホントは、これが正しいんだろうけどね。
それでは、その際フック形状によって、どういう違いが起きるか?

やっと本題に入ります(^^;)

バイトとして感じられる場合、フックの先端が魚体に(殆どは口)触れた瞬間①と②を比べた際、同一条件ならば圧倒的に②の方が鋭角になってます。
その理由は、ネムリが入っているから。
フックの外側に当たっただけでは、変化は感じられてもバイトとして手元に感覚が来ない(はず)。
フック全体が同じ角度で入ってれば、ポイント部の角度は確実に浅いです。
その為、「向こう合わせ」や「スイープ」の様に少ない力でも掛かる(というか刺さる)のが②。
これが答えの根拠です。
しかも、若干ではありますが中にポイントが入ってる分、ホールド性もよろしい。
となると、②のタイプが理想の形状!となりますが、そうでもない。

折角なので、デメリットも書きましょう。

角度が浅い分、鬼合わせすると皮一枚でフッキングしてしまう事も多い。
丁寧にファイトすれば他のフックが勝手に違う場所に掛かってくれますが、強引にやれば一発身切れ。
水中ヘッドシェイクも鰓荒いもしてないのに、また針も伸びて無いのに走られてバレる事ってありません?
それは、このパターンが殆どではないかと思われます。
また、口の中に入った瞬間、ポイントが触れてない事もある訳です。
(ネムリの外側に魚体が触れている場合)
この時にフッキングをかますと、「スルッ」と滑って外にでてくれます。
しかし、反転してくれれば、中を滑って蝶番の部分や下顎に掛かってくれます。
そういった意味でも、②は「掛かる」フックだと思う訳です。

それでは①はどうでしょう?
ポイントが立ってる為、角度が付いた状態で触れてる訳です。
その為、確率的には②よりも「引っ掛かり」はしますが、そのままでは簡単に外れてしまう。
そこで大切なのが「鬼フッキング♪」
どんな状態であれ、ポイントが鈍って無い限り触れていれば滑る事はありません。
力いっぱい奥深くに突き刺せば(ちょっとエロい?)、身切れする様な浅掛かりはしません。
(ただし、その先が硬い部分だったりすると、奥まで刺さらない→バラシ直結。ですが)
が、向こう合わせしようとすると、「引っ掛かってる」だけなので、シェイク一発で簡単に外れてしまうと思う訳です。

という訳で、鬼フッキング派には①が、向こう合わせ派には②が向いているのではないかな~…と。




次回は「アクションの違いによるフック形状の優位性」です。
お楽しみに~

…自分で、自分の首を絞めてる気がするのは、気のせいだろうか(--;)

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