バルサの道は険しい…

昨日、バルサで自作したレッドペッパー(のパクリ、いや、リスペクト)のスイムテストへ。
そこで判った事…

「立ち上がり、早すぎっ!!」

良く、バルサやウッドは立ち上がりが早いとは聞きます。
その立ち上がりとは、泳ぎ出しの事だと思います。

が、

ホントに立つのが早い!!

レッドペッパーって、その垂直立が特徴なんですが、倒してから立つまでに若干のインターバルがあり、その間で色んなアクションが出来ます。

が、今回作った奴は一瞬で立ち上がってしまうので、細かな逃走アクションは出来ても、スケーティング等が出来ん!
って事は、レッドペッパーのオールマイティ性が無い=優位性が無い orz

理由は大体判ってる。プラボディとバルサボディの浮力の違い。
重量は合わせても、ボディの重量が違うため、ウェイトの量が多い。
また、プラの重量を考えると、プラが厚くなってる部分に関しては、重量が上がるはず。

つまり、完コピは難しいっつーこと…

それだけじゃない。
ボディへの含水防止や、強度UPの為にセルロースセメントにディッピングするが、その分の重量も計算しなきゃならん。
しかも、染み込む量が計算出来ない為、例え同じ形に削って、同じウェイトを入れたとしても、全く同じ物が出来るとは限らない。

こう書くとデメリットだらけだけど、ちゃんとメリットも。

「安い!」

手間賃を考えなければ、ボディ1ヶ10円前後で作れる。
これはかなり魅力的。

っつーことで、デメリットを克服するには、何個も色んなパターンを作って、その都度テストしてデータを取っていくしかないのかな~、と。

という事で、先程購入。


先程試しにやってみたけど、謀記者氏の言う通り、丸棒に比べると遥かに作業が楽。
デザインは一発で決まるし、削りもそれ程苦労しない。
謀ちゃん、ありがとね~

という事で、寒さ嫌いの自分は暫くは釣りに行かず、バルサとにらめっこしてます。
作るのに疲れたら、間を見てフック話の続きも書いていきますんで、そちらの方は気長にお待ち下さい。

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