隅田川の津波

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地震当日群馬にいて、瓦シャワーを浴びるもとりあえず無傷。
余震が落ち着いたと判断した15時30分に帰路へ。

当然高速は通行止めだったんで下道を進む。
群馬内はスムーズに進むも、埼玉に入った途端に動きが悪く。
それもそのはず。国道17号沿いの一部エリアが全域停電で信号も止まってる。
警察の方が手信号で制御してくれている場所は良いが、それ以外は…
ただ、日本人の良さか、ある程度の所で譲り合って進んでいる。
しかし、どうにも進まないので裏道を選択。
これがある程度正解で、国道の側道でも結構流れてくれた。
しかし真っ暗闇で、少し恐怖を覚える…
ほんと、街灯なり街の明かりに慣らされていたのを痛感。

何とか都内に入り、あとは裏道を走りまくり、何とか14時間掛けて明け方5時近くに帰宅。
走ってる最中に、何とか家族全員の無事は確認できてたのが救いだった。

そして、昨日仕事帰りに川の様子を見に行く。



隅田川のテラスです・・・

川にはヘドロが舞い、テラスにもヘドロが堆積。
地震時は丁度干潮。
その日だと、満潮でも水位1.4m程度のはず。
このテラスは潮位2.2mの時でも冠水はしない。
となると、満潮時に津波が来たとして最低90cm・最大で1.8m程水位が上がった計算になる。
水門が全て閉まったという事を考えても、底に溜まったヘドロが巻きあがり、そしてこれだけの量がテラスに堆積した事を考えると、身近な場所でも危険がある事を認識させられた。
これが大潮だったら、しかも満潮とタイミングが合ってしまっていたら、東京も被害が拡大していたのは間違いないでしょう。

これだけの地震は、今後そう起きる事は無い事を願うが、小さな地震が起きた時でも津波の可能性がある時は、絶対に水辺には近づかないで下さい。
もし釣りをしてた時でも、それがどんなに爆釣してたとしても、速やかにその場を離れる事をお勧めします。


そして、これから隅田川のテラスに来られる方へ。
丸二日経っても、ヘドロは乾ききってません。
そして、このヘドロは非常に滑りやすく、危険です。
くれぐれも足元にはご注意下さい。
また、雨が降ったら、乾いたヘドロがまた緩むでしょう。
そうなると、また滑るようになりますので、その点もお忘れなく。

最後に、皆さまのご無事をお祈り致します。

 

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