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▼ 29th Thinking of you
今年も気づけば半分が過ぎ、季節は梅雨真只中。
雨が降ると外に出るのもなかなか億劫になりますが
その行動に反して、鱸の活性は上がってきます。
濡れたり汚れたりと面倒くさいのはありますが
レインウェア羽織って、ロッド片手に梅雨鱸を求めて釣り歩くというのも
この時期ならではの楽しみであったりもします。
◇梅雨/釣果と状況
梅雨前線が日本列島に停滞するこの時期は、長期にかけて雨が降り続きます。
この時期の雨は、なんとなく釣れるイメージを持っている方が多いと思いますが
どういう理由で釣れるのか。
ここ最近の釣果とともに少し思い返してみたいと思います。

数日前からしとしとと降り続いた雨後、ローライトで若干増水気味の上流域。
シャローエリアが続いた後に少し高低差のあるストラクチャーが点在するポイントは
増水のタイミングで遡上しようと伺っている稚鮎の一時溜まり場でもある。

ダム放流により大増水した数日後、ピーカンの上流瀬周り。
濁り強め、水圧強めのシャロー帯は
流れ落ちてくる稚鮎をブレイク地点で待ち構えている模様。

数日間降り続いた雨で堰が下りていた小規模河川。
ブロックが積み重なり川幅が狭まったポイントは
遡上してきた鱸を一旦足止めさせる。

雨後の増水、小規模河川上流。
普段は水も少なく川幅1メートルにも満たないポイントは
ジャバジャバと水が流れ落ち、生い茂った草花のオーバーハング下のシェードに身を潜める。
◇釣果から紐解く釣れる理由とは
上記の釣果と状況から
雨というファクターが絡んでいることはわかりますが
その雨がどういう風に影響しているのか。
その雨がもたらすもの、何が釣れる理由なのかを少し掘り下げて考えてみたいと思います。
・「水温」と「溶存酸素量」
「水温」は僕らにとっての「気温」
「溶存酸素量」は「大気中の酸素量」といったものです。
梅雨といっても晴れ間がのぞくと夏日、また真夏日にもなるこの季節は
当たり前のように河川の水温も上昇します。
河川の水温が上昇すると、それに伴って溶存酸素量(水中の酸素量)というものは減少していきます。
(※溶存酸素量が減少する理由として、水温が上がることで水中生物たちの代謝が上がることや生活排水に含まれる有機物(簡単にいうとゴミや汚れ)を分解する微生物の運動が活発になることが関係しています。ようは、温度が上がることで生き物が酸素をたくさん消費するため減少するということです。)
僕ら人間にとって過ごしやすい気温があるように、鱸にも適した水温があり
酸素は生物全体が生きてく上で必要不可欠なものです。
温度が高すぎたり低すぎたり、酸素量が減ると僕らの運動機能は低下しますよね。
それは鱸にとっても同じことで、この時期の上がりすぎた水温と溶存酸素量の減少は
結果的に低活性をもたらし釣りにくい状態に傾きます。
それをリセットして一気に活性を上げてくれるのがこの時期の雨(梅雨)です。
雨というのは、ざっくりいうと大気中の水蒸気が上空で冷やされてできるものなので
酸素を多く含んでいるし冷却効果もあります。
また雨が降って、水が出て、水が動くということは、大気に多く触れるため、そこで酸素を取り込みます。
雨が降ることは「水温」や「溶存酸素量」を改善させ、一時的に鱸の活性を上げる手助けをしてくれるものと考えられます。
・「水位」
長期的に雨が降り続くことで河川の水位は上昇します。
水位が上昇するということは、今まで水の少なかった場所にも水が行き渡り
単純に鱸の釣れる範囲を広げてくれるし、河川内の鱸のストック量も増やしてくれます。
また、雨による増水は鱸にとって格好の捕食の時間でもあって
増水により水圧の増した河川では、遊泳力の弱い小魚たちはいとも簡単に流れ落とされていきます。
そんな感じで流れ落ちたベイトは、各ポイントの流れが滞留している箇所に溜まることが多く
知ってか知らずか、寄せられるのか本能か
鱸もそんなポイントに入ってベイトを意識している状態にあります。
例外として
一気に水位が上昇するような豪雨やダム放流などの直後は
河川状況にもよりますが、変化(水圧、水質、水温など)が著しいため、かえって釣れなくなる傾向にあるように感じます。
◇トライ&エラー/思考と試行
釣れる理由づけを(理屈っぽく)言ってみましたが
結局のところは想像でしかありません。
実際は、鱸に聞いてみないとわからないわけですが
まぁそれは無理なので、ひたすらポイントへ通います。
何度も何度もポイントへ通い、どういう状況で鱸が反応してくれるのかを問いかけます。
時間帯、潮汐、月齢、水位、水温、天候などなど
厳密にいえば全て関わってくるのでしょうが
この季節、この河川状況のときは何が特に重要な要素なのか、色んな角度からアプローチし見定めます。
そして、それを繰り返していくうちになんとなく釣れるタイミング、釣れる日というものが見えてきます。
そうなってくると、釣れるタイミングに合わせて釣りに行くことが多くなると思いますが
でも、ここからが大切です。
というか、ここからが本当のトライ&エラーだと思っています。
「釣れるタイミングだけ行くのは勿体無い」
釣れないと思ってるときに、本当に釣れないかの確認が大切です。
釣りに行って釣れると嬉しいですが、この時ばかりは釣れてくれるなと強く思います。笑
理由づけできるということは凄く大事というか
キッカケを見つけ、考え、試し、間違え、また考える。
それがないと、たぶんその先は見えてきません。
合っているのか間違っているのか、思考と試行を繰り返し、鱸との距離を縮めていく。
実はその時間(思考と試行)が一番楽しかったりもします。
まぁその距離はなかなか縮まらないんですけどね。笑
縮まりそうで縮まらない、僕らはいつまでたってもそんな関係です。
おわり
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雨が降ると外に出るのもなかなか億劫になりますが
その行動に反して、鱸の活性は上がってきます。
濡れたり汚れたりと面倒くさいのはありますが
レインウェア羽織って、ロッド片手に梅雨鱸を求めて釣り歩くというのも
この時期ならではの楽しみであったりもします。
◇梅雨/釣果と状況
梅雨前線が日本列島に停滞するこの時期は、長期にかけて雨が降り続きます。
この時期の雨は、なんとなく釣れるイメージを持っている方が多いと思いますが
どういう理由で釣れるのか。
ここ最近の釣果とともに少し思い返してみたいと思います。

数日前からしとしとと降り続いた雨後、ローライトで若干増水気味の上流域。
シャローエリアが続いた後に少し高低差のあるストラクチャーが点在するポイントは
増水のタイミングで遡上しようと伺っている稚鮎の一時溜まり場でもある。

ダム放流により大増水した数日後、ピーカンの上流瀬周り。
濁り強め、水圧強めのシャロー帯は
流れ落ちてくる稚鮎をブレイク地点で待ち構えている模様。

数日間降り続いた雨で堰が下りていた小規模河川。
ブロックが積み重なり川幅が狭まったポイントは
遡上してきた鱸を一旦足止めさせる。

雨後の増水、小規模河川上流。
普段は水も少なく川幅1メートルにも満たないポイントは
ジャバジャバと水が流れ落ち、生い茂った草花のオーバーハング下のシェードに身を潜める。
◇釣果から紐解く釣れる理由とは
上記の釣果と状況から
雨というファクターが絡んでいることはわかりますが
その雨がどういう風に影響しているのか。
その雨がもたらすもの、何が釣れる理由なのかを少し掘り下げて考えてみたいと思います。
・「水温」と「溶存酸素量」
「水温」は僕らにとっての「気温」
「溶存酸素量」は「大気中の酸素量」といったものです。
梅雨といっても晴れ間がのぞくと夏日、また真夏日にもなるこの季節は
当たり前のように河川の水温も上昇します。
河川の水温が上昇すると、それに伴って溶存酸素量(水中の酸素量)というものは減少していきます。
(※溶存酸素量が減少する理由として、水温が上がることで水中生物たちの代謝が上がることや生活排水に含まれる有機物(簡単にいうとゴミや汚れ)を分解する微生物の運動が活発になることが関係しています。ようは、温度が上がることで生き物が酸素をたくさん消費するため減少するということです。)
僕ら人間にとって過ごしやすい気温があるように、鱸にも適した水温があり
酸素は生物全体が生きてく上で必要不可欠なものです。
温度が高すぎたり低すぎたり、酸素量が減ると僕らの運動機能は低下しますよね。
それは鱸にとっても同じことで、この時期の上がりすぎた水温と溶存酸素量の減少は
結果的に低活性をもたらし釣りにくい状態に傾きます。
それをリセットして一気に活性を上げてくれるのがこの時期の雨(梅雨)です。
雨というのは、ざっくりいうと大気中の水蒸気が上空で冷やされてできるものなので
酸素を多く含んでいるし冷却効果もあります。
また雨が降って、水が出て、水が動くということは、大気に多く触れるため、そこで酸素を取り込みます。
雨が降ることは「水温」や「溶存酸素量」を改善させ、一時的に鱸の活性を上げる手助けをしてくれるものと考えられます。
・「水位」
長期的に雨が降り続くことで河川の水位は上昇します。
水位が上昇するということは、今まで水の少なかった場所にも水が行き渡り
単純に鱸の釣れる範囲を広げてくれるし、河川内の鱸のストック量も増やしてくれます。
また、雨による増水は鱸にとって格好の捕食の時間でもあって
増水により水圧の増した河川では、遊泳力の弱い小魚たちはいとも簡単に流れ落とされていきます。
そんな感じで流れ落ちたベイトは、各ポイントの流れが滞留している箇所に溜まることが多く
知ってか知らずか、寄せられるのか本能か
鱸もそんなポイントに入ってベイトを意識している状態にあります。
例外として
一気に水位が上昇するような豪雨やダム放流などの直後は
河川状況にもよりますが、変化(水圧、水質、水温など)が著しいため、かえって釣れなくなる傾向にあるように感じます。
◇トライ&エラー/思考と試行
釣れる理由づけを(理屈っぽく)言ってみましたが
結局のところは想像でしかありません。
実際は、鱸に聞いてみないとわからないわけですが
まぁそれは無理なので、ひたすらポイントへ通います。
何度も何度もポイントへ通い、どういう状況で鱸が反応してくれるのかを問いかけます。
時間帯、潮汐、月齢、水位、水温、天候などなど
厳密にいえば全て関わってくるのでしょうが
この季節、この河川状況のときは何が特に重要な要素なのか、色んな角度からアプローチし見定めます。
そして、それを繰り返していくうちになんとなく釣れるタイミング、釣れる日というものが見えてきます。
そうなってくると、釣れるタイミングに合わせて釣りに行くことが多くなると思いますが
でも、ここからが大切です。
というか、ここからが本当のトライ&エラーだと思っています。
「釣れるタイミングだけ行くのは勿体無い」
釣れないと思ってるときに、本当に釣れないかの確認が大切です。
釣りに行って釣れると嬉しいですが、この時ばかりは釣れてくれるなと強く思います。笑
理由づけできるということは凄く大事というか
キッカケを見つけ、考え、試し、間違え、また考える。
それがないと、たぶんその先は見えてきません。
合っているのか間違っているのか、思考と試行を繰り返し、鱸との距離を縮めていく。
実はその時間(思考と試行)が一番楽しかったりもします。
まぁその距離はなかなか縮まらないんですけどね。笑
縮まりそうで縮まらない、僕らはいつまでたってもそんな関係です。
おわり
- 2023年6月30日
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