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22nd シーズンエンド

長かった夏も終わり


ようやく肌寒さを感じられるようになってきたここ宮崎。


こんな時期になると


秋を意識してか、魚よりも人の方が先に高活性状態。笑


僕もそれに紛れ、今日も河川を徘徊します。



◇秋の河川


秋は春先に孵化した稚魚たちも育ち


河川内、いたるところで成長したベイトの存在を確認することができます。


そんなすくすく育ったベイトたちは


鱸からしても、とても魅力的で


また、これから産卵を控えていることもあり


より栄養価の高いベイトを捕食する時期でもあります。


地域差はありますが、


河川メインベイトのイナッコをはじめ


河口域のコノシロ、サッパ


秋の風物詩、落ち鮎など


全国のある程度の河川で確認できる秋のメインベイトはこんな感じだと思います。


ベイトも豊富、鱸もやる気


まさに秋の河川は、シーバスシーズンど真ん中といった感じです。



◇季節は色を変え始める


先程あげたベイトのなかでも


今回は「鮎」について書いてみたいと思います。


以前にも鮎には少し触れてますので


お時間ある方はこちらも


https://www.fimosw.com/u/pleasure1160/76sfaungpeujad


鮎は年魚とも言われるように一年で一生を終える魚です。


まだまだ寒い春先前に河川で孵化した仔魚は


一度、海または河口域に流下し春の遡上に備えます。


そして、数センチに育った稚鮎は春からまた河川を群をなして遡上しはじめ


石に付着する藻類を主食に成長していきます。


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稚魚(まだまだ小さい)


夏頃になると成魚に育った鮎は藻類の多い場所を縄張りに持ち


そうした鮎は身体に黄色みを帯びるとされています。


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成魚(藻類を食べやすいように適した口と黄色みを帯びた身体、また鮎の群れてる河川はスイカのような匂いがします。)


秋になると鮎は錆鮎とも呼ばれ、体が錆びたような婚姻色へと変化します。


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錆鮎


そして産卵のため河川を降下しはじめ、産卵を終えてその一生を終えます。


この頃の鮎の習性と産卵を終えて弱って流れてくる鮎のことを「落ち鮎」といい


鱸釣りの秋を代表するメインパターンになります。


孵化し一度海に戻るものの


一生のほとんどを河川で過ごす鮎は


リバーシーバスをする上では常に頭にあるベイトのひとつだと思います。


春の稚鮎パターン、夏の成魚増水パターン、そして秋の落ち鮎パターン


河川の変わりゆく表情や鮎(ベイト)の成育状況


天候、気温、水温、地形など、


あれこれ考え状況を読み、ときには想像を膨らませ妄想を愉しむ。


どこまで遡上したかな

この増水で少し流されてきたかな

産卵場はこの辺りかな

この潮周りで産卵かな


もう言うなれば、鱸を追ってるのか鮎を追ってるのか、といったところです。笑



◇容赦なく巡る季節


産卵を終え、弱り流下する鮎は


魚体は20センチ〜30センチありボリューミーで栄養価は高く


待っていれば流れてくるため捕食は容易


また鱗も他の魚に比べると柔らかいため消化効率も良い


まさに産卵を控えた鱸にとって恰好のベイトといったところです。


産卵場から落ちてくる鮎をブレイクポイントで待ち構え


ただただ流れてきた鮎を


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食べる!


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食べる!!


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食べる!!!


鮎じゃなくてごめんなさい。汗


サイズはまだまだですがコンディションは悪くない。


これからもっといっぱい食べて体力つけて


無事に産卵に臨んくれるのをただただ願います。


短い一生を終える秋は


新しい命を育む秋でもあります。


釣りをしながら、自然の中に身を置きながら


季節の変わり目、命の巡りを感じる。


そんな儚くも綺麗な自然の摂理を肌で感じながら


もう少し、水辺に足を運びたいと思います。



おわり



【ROD】fishman brist comodo75H

【REEL】shimano Antares dcmd
【PE LINE】SUNLINE CAREERHIGH 6 #2
【LEADER】SUNLINE STATECLUTCH #10
【SNAP】ボンバダアグア ボンバダスナップ #1

【LURE】GAN CRAFT JOINTED CLAW178F

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