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パームス サーフスター103M+インプレ

サーフスターのシーバスモデルである103M+は、とても軽くてしなやかさのあるロッドだ
自重183gとなっているがバランスの良さで重さが全く気にならない

特にしなやかさを感じるのはティップ
ミノーを巻いていると4番ガイドまでスッと穂先が曲がる

キャストフィールはゆったりとしていて8割位の力でギューンと楽に飛ばせる

ガチ投げすると凄まじくルアーを飛ばせるロッドだ
バットにルアーの重量を乗せて左手の引きを使ったキャスティングだと矢のように飛ぶ

サーフスター103M+の軽くしなやかな感触から、最初はペにゃんとした感じかと思っていたが、フルキャストでバットのパワーを引き出しても反発力が振り切れない
Gクラやアピアのようにガツンと来る射出感ではなく
ソフトな追従性の中に鋭さがある

穂先はしなやかでもキャスト時お辞儀しすぎるとか、
いつまでもブルンブルンして放出されるラインにブレーキがかかることはない
スムーズに糸が出ていってとても気持ちがいい

私が思うにこのロッドで特筆すべきは穂先の柔らかさ
ルアーの千鳥が出やすくなる

リーリング時に穂先が入り横にプルプルして、ルアーのいい動きを殺さない
固定重心のヘビーシンキングミノーを速巻きすると、
スッと千鳥がでやすくなる
また、フローティングミノーのスロー域でも同様に食わせのアクションが出て、カタログスペックだけでは見えてこない繊細な釣りにも対応可能だ

魚をかけた感触はどうだろうか
サーフスター103M+をガッツリ曲げてみたかったのだが、アワセを入れると飛んで来るような30センチ弱のチーバスとショゴしか釣れず、ヤキモキしていた
しかし先日魚が入ってきたのでかけまくり、ようやく竿を曲げることができた

釣りしていると70くらいのペンペンがボコボコしだした
チャーンス!とばかりに堤防の船道の近接戦で
ウォーターランド ジャークソニック130
の速巻き、ジャーキング
群れはガンガン泳ぎまわるので遠距離では
同 ローリングスティック95H
の煙巻きとスキッピング
のローテーションで11匹釣り上げた

バンバン跳ねて良く引いた、ランカーシーバスと同等位のパワーか
リールはシマノ4000番
ラインセッティングは
メインライン ゴーセン ルーツPE1.2号
リーダー シーガー プレミアムマックス5号
シーバス狙いのセッティングだった

数を上げたかったので、かなり強引な寄せをしたが曲がりが美しい
「ロッドは曲がる事によって機能する」だったか
曲がる際のパワーロスがなく、バットパワーと相まって、簡単にペンペンの頭をこちらに向けられて寄せが早い
フルベンドさせ強めの負荷をかけるとようやくガチガチのバットパワーが現れた
型がいいのを一匹タモ使わず抜いてみたが、全く折れる感じがせず強靭
曲げ込むととても気持ちがいい

私はメーターオーバーのヒラスズキ釣りあげた事があるが、サーフスター103M+は感触的に余裕を持って勝負できるロッドだ

昔サーフスターはソルティープラッガーの双璧として名を馳せた名竿だった
私が中学生の時、隣でシーバスを釣り上げたアングラーが銀色のサーフスターを使っており、彼がやり取りの中で見せた美しい曲がりは、鮮烈な記憶として残っている

あの時から随分と年月が経って手にした新型サーフスター103M+は現代においても紛れもない名竿だ

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