ウォーターランドのジャークソニック130は固定重心
のヘビーシンキングミノーだ
フックは大物対応の3番が2発搭載されている

このミノーあまり飛ばない
25ｇとウェイトはあるのだがリップが大きく固定重心という事もあり、グシャっとなるわけではないが、ジャークソニック90や100のようにスコーンとは飛んでいかない

スコーピオン2832で投げるとなんだか微妙
ボートキャスティングでは良いのだろうが、おかっぱりシーバスをするには足が短い

10ftより長い竿でゆったりと胴にウェイトを乗せる
太糸を使って、ロケット花火の棒よろしく放出抵抗を利用し、姿勢を安定させて実用的な飛距離を稼ぐようにしている

まあ最近のミノーの飛距離が優秀すぎて、相対的にあまり飛ばないと言っているだけではあるのだが

私はブログで何かの悪い事の記事は書かないようにしている
いや、すでに飛ばないと書いてるじゃねぇか…
なのだが、ジャークソニック130は飛距離以上の素晴らしい点がある

私が使っていて130はジャークソニックシリーズで一番釣れる
ジャークソニックシリーズ以外含めても魚からの反応がとても多い

使い方はジャークもいいが、レンジが入るので水深が程々にある場所で速巻き
ジャークソニック130は、ぬおーっと来ながら時折千鳥ながら暴れ過ぎないアクションをする

ぬおーの強い水押しで魚を寄せる、速巻きで見切りにくい、時折入る千鳥で食わせる
とてもよく出来ている
漁港アングラーの私としては中近距離の使用感は最強
ジャークソニックシリーズは使っていて下方向に角度がつく時の動きが良いのでありがたい


ところでお前さん漁港でシーバス狙いして釣れんの
と思う方もいらしゃるだろう
もちろんボコボコは釣れない
魚が入っているかも分からないし、居ても食って来るとは限らない
人がしょっちゅう出入りするのですれてもいる

ではどうやって釣っているかと言うと、初手で強いルアーを投入する

漁港で釣りをしながら他のルアーマンを観察していると大体ナチュラルな動きをするルアーや、釣り具屋に並ぶ定番と言われるルアーを教科書通りに使っていることが多い

アクション、レンジ、スピードとは言うが、できればいいが、あそこまでの精度は私には無理だ
私の釣りスタイル的にも性格的にも合わない
でも何かしらの点で他のアングラーのやる事を上回るアプローチをしなければならない

移動を繰り返しながら、初手で強いルアーを通して速攻で釣りきるのだ

同じ所に3投以上して釣れたためしはほとんどない
いきなり強いの通すとすれると言われるが、もうとっくにすれっ枯らしで、数が出せるのはよっぽど状況が良い時のみだ

強いルアーと前述したが、強いとは違和感のことだ
私の考える違和感は色々あるが、サイズ感に対し良く水を押すことがその1つ

ジャークソニック130はそのサイズに対して良く水を押す
素晴らしいぬおー感だ

23年の1月に使い始めて、飛ばない、レンジ深い…
釣れるのかこれ？だった
どうせ釣れねーけど、せっかく買ったしジャークソニック130の投げ練するかと、これしか竿にぶら下げず釣りをした時のこと
突然ナブラが立ち、届かないがどうしようもないのでジャークソニック130投げて速巻きしていると足下から80のブリが食ってきて仰天した
スゲーぜ、ジム！と足下で綱引きみたいにして釣り上げたのはいい思い出だ
さらにしばらく使い続けるとデイでもナイトでも速巻きでランカーシーバスが釣れた

ウォーターランドルアーの記事をいくつか書いてきたどれも私のこり固まった思い込みを壊し、釣れるべき時に魚を釣らせてくれる
ジャークソニック130はボックスに常に入れておき、最初に投げたくなるミノーだ