プロフィール

HAYAO.

神奈川県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/8 >>

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:71
  • 昨日のアクセス:76
  • 総アクセス数:166301

QRコード

水塊の壁

キャスト範囲の流れの向き、強弱、ヨレや、水の壁、潮が走るタイミングなど。
夏の高水温帯域で釣りをする上で、あまり関係ないと学んだ今年の夏の釣り。

日中、その片鱗を高い丘の上から見た。
これか。この水を追ってみよう。
ここで卵を持った栄養価の高い魚が集まるんだな。と

htavkdjorgyvnf2y7djb_480_480-bce3f360.jpg



3xfihhteua9dzve5nbnp_480_480-4b59b16b.jpg


隣接する小規模河川では、いきなり飛び出した85センチ。
きっとこれはマグレ。

ある水塊と異なる水塊がぶつかる事によって起きる東京湾湾口部の大きい潮目が、僕が釣りを展開するエリアまで伸びた。
それに運ばれた鱸の残りだろう。
流れが無くなる、干潮からの上げ。
僅か数投でのヒット。
こいつを追う指標となる大きいポイントを、4箇所と見た。
そこで拾った1匹目の片鱗。

そして、重要ポイントと見たもう1箇所で満潮からの下げ。
流れは出ない日中にいきなり飛び出した81。 
2匹目の片鱗の尾。
この夏は少し前に進めた。

mbaup2gwyznzborwwzjy_480_480-5e4d0ba5.jpg


■海は気まぐれ■

どこに行っても27℃~28℃の水が、沿岸域を覆う。
ベイトの量は場所によって疎ら。
イワシ、コノシロ、アジ、ジャミ鰯。
その種類は多く、潮が大きく向きを変えたり流れが変わることによって小規模に移動を開始し、イワシに変わったり、コノシロに変わったり、ジャミ鰯に変わったり。
その変化に対応して餌を取るのはメバルなどの根魚で、ジャミ鰯が回遊するタイミングにボイルが起こる。
鱸もジャミ鰯に付いてる!って最初は読んで回遊待ちを試みたものの、ベイトが切り替わっても、思ったような鱸からの反応は得られず、回遊する鱸達を見つけることが出来なかった。
今までいかに流れとベイトだけに固着していたのか自分の釣りを痛感した。

流れが出る→ベイトが動く→鱸が釣れる

そんな簡単な要素だけでは、
補食、生存、警戒の本能で生きてる彼等にはなかなか届かないのだ。

縦に伸びる大きな潮目を打つ。
これは夏独特の釣りなのだろう。
この水が下げ方向に流れ、湾奥から伸びてくる茶色い水が沿岸を覆い、足元が光りだし、数十分経つと何やらベイト達が変わり変わりに回って騒がしくなるが、なかなか君たちには鱸はついてない。
ウェーディングで立ち込める潮位を考えると下げが始まり20センチは下がらないとギリギリ浸かれない。
昨日は良かったのに、今日はダメだった。
ずっとダメだったのに、いきなり今日魚が入った。
その片鱗の尾を少しずつ拾って行って小規模な群れを探しながら、マニアックなシャローを歩いて、探して行く。

何故?2年前の夏にゴロウに驚ろくべき、踊りたくなるような釣りを展開出来たのか?
その理由をやっと掴めてきたような気もする。

去年同様、水温が高すぎる今年。
僕の攻めるエリアはあと一月は夏の釣りが続きそうである。

コメントを見る