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エクスセンスGENOS S97MH/F

  • ジャンル:釣り具インプレ
先日入手して使っているエクスセンスの最新モデル、エクスセンスGENOS(ジェノス)S97MH/F。









そこそこ使い魚もある程度釣り、馴染んできたのでこの辺で感想をば。






まずエクスセンスGENOSとは?

今までエクスセンス一本だったシマノのシーバスロッドのハイエンドシリーズが、去年から2シリーズに分かれました。

スタンダードモデルがエクスセンス∞(インフィニティ)、状況特化型モデルがエクスセンスジェノスになります。





インフィニティはすでに入手して使っていますが、かなり良い竿でお気に入りです。


とても軽くて高感度なのに華奢な感じが無く、強い負荷をかけて曲げ込んだ時の安心感はグラスロッド並で無理が利く。


素直なテーパーでとりあえず何でもこなせる。


その快適さと安心感で、ソウダガツオやシイラなどのライトショアジギングやタチウオワインドなどシーバス以外の色んな釣りに連れ出しているくらいです。笑




そんなエクスセンス∞ですが、当たり前のことながら全ての状況で100点満点というのは無理です。


状況特化型の竿が欲しくなる状況は必ずあります。


そこに登場したのがエクスセンスGENOS。

中でもインフィニティS906MLでは埋められない僕のニーズに合致したのがS97MH/Fでした。









この竿を簡潔に言い表すならば・・





①腰までウェーディングした状態で上半身だけしか使えないキャストでも飛距離を稼げるファーストテーパー


②大型のシーバスを流れの中の障害物から素早く引き離すことができるテーパー&パワー



③なのに軽くて高感度






という3点に集約されます。



この①と②・・







僕のかつてのメインロッド、「ジャンピングジャックZele96S」まさにそのまんまです。



このGENOS97を振ったときに真っ先に頭に浮かんだのがZele96Sでした。



GENOS97は、Zele96Sの正統進化版という認識がぴったりだと思います。










ジャンピングジャックZeleは大型のシーバスを捕るための粘りに特化するがあまり、③の軽さと高感度という要素を切り捨てた竿でもありました。







でもGENOS97は同等のパワーと粘りで軽さと感度も備えている・・






技術の進歩というのはすごいな、と思います。笑











この軽さと感度を叶えているのは、スパイラルXコア&カーボンモノコックグリップらしい。。




スパイラルXコアは東レの新しい高強度カーボンテープを使ったスパイラルX構造?




スパイラルXよりも物理的に強度が増してるらしいのですが、同時にフィーリングとして粘りと安心感を感じられるようになりました。




技術屋さんではないので細かいところは全く分からないんですが、中弾性カーボンの特長であった粘りと安心感を高弾性カーボンの軽さと感度をそのままに享受できるというのは素晴らしいことです。














カーボンモノコックグリップ。







このグリップが感度面にどれだけ貢献しているかというのは同じブランクスでカーボンモノコックグリップとノーマルのEVAグリップを作って比較しないと何とも言えないと思います。




が、僕が所有しているカーボンモノコックグリップの竿(3本)は軒並みかなり高感度であるというのは事実です。




やはりこのグリップが効いてるのか・・?







インフィニティとは違うGENOSのリアグリップの形状は、キャストの時に違和感なく握り込みやすいのがメリット。
















そして軽さに貢献しているらしいもう1つの要素がこの特徴的なバットガイド。









Xガイドエアロチタン。









体感的にめっちゃ軽くなったわけでもないし、ガイドを軽くするということでメリットを得るならティップ側のガイドを軽くする方が効果を出しやすいと思います。






このガイドで僕が感じたメリットは軽量なことではなく、ガイドフレームに対するライン当たりの抵抗の軽減。









2010年頃から主流になっているKガイド。













そして数年後に出てきたKRガイド。
















このKガイドシリーズに共通する弱点が、横風の中でのキャスト時のガイドフレームへのラインの接触です(KRの方は幾分マシな気がしますが)。




横風が吹いてなくてもキャスト時はラインがフレームに当たるんですが、横風が吹いたら途端にその傾向が顕著になるのがKガイドシリーズです。








ライトラインだとまだ我慢できますが、ラインが太くなればなるほどひどくなるこの現象。



飛距離のロスにもつながります。









太いPEを扱うオフショアキャスティングロッドで、バットガイドがKガイドのものってほとんど見ませんよね?



これってそういうことだと思いますよ。











そこにきてこのXガイドエアロチタン。




キャスト時にフレームにラインが当たる感触はKガイドと比較するとほとんど無く、スムーズにラインが抜けていきます。



良い感じです。





デメリットは今のところ感じていないですが、このガイドに関してはもう少し色んな条件で時間をかけて見てみたいですね。














最後にこの竿についての総評を・・



一言で言えば、この竿は硬いです。





ガイドにラインを通してルアーをぶら下げると、お店の天井などで曲げたときとは別物のパツパツ具合を感じます。




しかし、キャスト・やり取りでは意外にもレギュラーファーストと言えるくらいまでちゃんと曲がる不思議な感じの竿です。





硬いのでキャスト時のラインのリリースポイントは狭いですが、使いこなせればディープウェーディングしていてもかなりの飛距離と精度を出せます。


注意点として体全体のひねりを使うより、上半身だけを使いつつ前寄りで押し出す感覚で投げるとかなり飛びます。




これがウェーディング向きであると評する理由です。









魚のサイズ的には、70cmを超えて初めて楽しめる感じ。





80を超える太いシーバスでも障害物から素早く引き離してゴリゴリ手元に引っ張って来れる剛竿です。

軽いので剛竿という感覚が無く不思議な感じですが。




しかし素早く手元に寄せられる分、寄せてからの反撃には注意が必要です。。


推定80後半クラスを先日それで捕り逃してます。。








まぁ・・それくらい重さがあるファイトを見せるサイズでしっかり曲げ込んだ時に初めてこの竿は本領を発揮します。








ちなみに、エクスセンスの中でも同じMH表記の903ML・MH/Fよりワンランク以上パワーアップしている気がします。


個人的にはこの竿はMH表記というよりはH表記で良いのでは?と思います。







快適に扱えるルアーは、下限がサイレントアサシン99Fあたり、上限はレスポンダー149F・K2F142くらいまで。





マリブ78やソラリア85といった小型ルアーやジョイクロ178といった大型のものまでフルキャストできますが、ベストウエイトはそんな感じです。



組み合わせているリールは18ステラ3000MHG。


バランス的にはばっちりです。


ただ、大きさ・ラインキャパシティ的に、これより小さい番手は推奨できません。


シマノでの3000~4000番台のスピニングを選べば問題無いのではないでしょうか。







東京湾での出番は、河川や干潟での秋の大型狙いオンリーでしょう。



50cm台や60cm台といった中型の数釣りを狙うならばこんな竿は必要ありません。





東京湾で真価を発揮するのは期間にして2ヶ月くらい?


しかしその2ヶ月の間に数回はあるであろう90cm台との遭遇を確実にモノにできる竿であると思います。







竿に恥じない魚をゲットできるように僕も頑張ります。






インスタグラム始めました。


https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/


もしよかったらのぞいてみてくださいませ。。



 

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