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▼ 富津岬のウェーディングについて
- ジャンル:日記/一般
富津岬。
ウェーディングが大好きな僕は、盤洲干潟と並んで足繁くここに通っています。
岬ぐるっと一周、どこでもシーバスは釣れるし釣ったこともあるのですが、人が多いのはやはり岬の先端から北に伸びる砂州。
ここから第一海堡方面に向かって沖へ出ていく人が多いです。
晩秋によく釣れることで有名であると同時に、流れが速くあちこちにスリットが入っていることから危険なことでも有名な場所でもあります。
去年は何回か人が流されて、海上保安庁の救助を呼ぶ事態にまで発展したとか。。
そして今年も、同じような出来事が起こっている場面に遭遇してしまいました・・
干潮の時間から上げ始めて2時間ほどが経過した頃。
僕は途中の安全圏で上げ始めを撃った後の帰り道を岸に向かって歩いていました。
もうかなり手前まで帰ってきており、あと100mも歩けば上陸・・というところまで来ていました。
すると、遠くからだんだんと近づいてくる消防車のサイレンの音。
まさか?
去年話に聞いたアレか?
そうであってくれるなよ・・との願い虚しく、5台ほどの消防車が到着して隊員の方達が海に向かって投光器を照射し始めました。
マジか。。
上がって隊員の方に話を聞くと、人が1人流されたかもしれない?という通報があったとのこと。
名簿に住所と名前を書かされ、15分ほどそこで待機させられた後に解散になりましたが、その後もヘリが飛んできて超低空で海面を照らしながら人を探していました。
追記:取り残されたのは4名のアングラーで、結局4名とも無事に救助されたとのこと。
僕は今年から富津岬に一人で通っているので、地形や岬の特性を完全に理解できているわけではありません。
なので、臆病なほどに慎重に行動しています。
具体的には・・
・真夏の干潮で数回歩き回って下見を行ったこと。しかしここの地形は1週間単位でも変わってる時は変わっていっているので、警戒は怠らないこと。
・少しでも恐ろしいと感じるところには行かないこと。
・リスキーなスリットより沖に出ていても、潮が上げ始める位の時間には必ず越えて安全圏に帰り着くこと。
・安全圏への帰着時間から逆算して、ポイントを離脱しないといけない時間にはスマホのアラームをセットし、どんなに良い感じでもどんなに釣れ続いていてもアラームが鳴ったら問答無用でそこを離脱して帰り始めること。
富津岬は、他の干潟と比べると本当に危険度のレベルが違います。
原因は、速い流れが走るスリットが砂州を分断するようにいくつも存在していることです。
そしてスリットを挟んだ砂州の高さはそれぞれ同じではなく、現時点で自分が立っている場所の水位の高さ(腰まで浸かっているとか、ひざまで浸かっているとか)で現段階の潮位を推し量ることが難しいのです。
下げの途中までチョロチョロの流れだったスリットも、下げ止まりくらいから加速し、上げが本格的に始まると激流になることが多いです。
正直、大潮の下げMAXの荒川の流芯なんか目じゃないくらいの速さで流れます。
僕は毎回ひざくらいの水位でそこを越えて戻るので大丈夫ですが、股下の水位で1度渡った時はヒヤッとしました。
コレ、もうちょい上げてて腰上くらいの水位だったら渡りきれなかったかもしれないな・・と。
それからは前述のアラームを徹底するようになりました。
いや、今回は見たんですよね。
この潮位でまだあそこで釣りしてて大丈夫?という人達を。。
距離にして100~200m以上離れていたし、忠告しに行っても聞いてもらえるか分からないし、何より早く撤収しないと自分も危ないのでノータッチで帰ってきましたが。。
もちろん流された人には死んでほしくないし、無事であってほしいです。
しかし、同時に憤りも覚えます。
これは、事故を起こした当事者の方々が自分できちんと安全管理を出来ていれば起こさずに済んだ問題です。
自然の中で遊ぶ釣り、そもそもはリスクマネージメントが前提にあって、それができて初めて釣果を追い求めることが許されるものではないのでしょうか?
確かに沖に出た方が釣れる時もある。。
しかしリスクマネージメントが出来ないならば、沖に出る・そもそも富津岬でウェーディングするという選択肢を取るべきではありません。
「釣りたい!」という1人の欲求のおかげで、どれだけの人が迷惑をこうむるか考えたことがあるのでしょうか。
まず海上保安庁の方、消防の方。
流された人の家族。
上がって名簿を書かされて、寒い中でしばらく待機させられたその他大勢のアングラー。
そして、これで富津岬のウェーディングが禁止になったらどうするの?と。
貴方たちのその一時の欲求のために、今後この遊び場を永久に奪われる人達が大勢出てくるんですよ?
自らの欲求でその事態を招いた人は、それを償えるのでしょうか?
富津岬の危険性については、もっと影響力を持っている側の人間が周知すべきだと思います。
先日富津岬で初心者を大勢集めてウェーディングセミナーをやった釣具店。
富津釣れてるよ!と情報を流す釣具店や有名アングラー。
今回のような事故は、このような方達にも重い責任があると思います。
釣れてるよ!と流された情報に乗っかって来るアングラーは普段富津岬に通っているわけではないので、富津岬の特性も知らず、不慣れであることくらい容易に想像がつきます。
富津岬で見かけるアングラーを見ていると、ハイシーズンになればなるほど初心者、初心者に近い人達が目に見えて増えてきています。
昨日も見たんですが・・エントリーポイントでウロウロしていて、何してるんだろ?と横目で見ながら入水してポイントを目指すと僕の
後ろにくっついて入って来る。。
えっ?ルートも何も知らないでここに来たの??みたいな。
そのような人達が、釣りたい!という欲求に任せて入るには富津岬は危険すぎます。
その不慣れであるアングラー達を富津岬に送りこんで死なせてしまった場合、死ななくても大勢に迷惑をかける結果となった場合、その情報を発信した人達は責任を取れるのでしょうか?
このような話は業界全体でもっと考えて対策を打たないと、今は物が売れたとしても後々自分達の首を絞めるだけの結果になると思いますよ。
僕はシーバス釣りが好きで、ウェーディングが好きで、だからこの遊びで悲しい思いをしたくないし、悲しい思いをする人も、悲しい思いをさせられる人もいてほしくないです。
このまま行けば、近い将来更に人が死に、結果「危険釣り禁止」になるのは目に見えています。
そうなる前に、危険性の説明無くその技量が無い人達には安易に富津岬を薦めない・富津岬に入る人は気を引き締める・そもそもウェーディングに不慣れな人は富津岬には入らないということを徹底していただきたいです。
より多くの人にこのことを知っていただきたいと思います。
ウェーディングが大好きな僕は、盤洲干潟と並んで足繁くここに通っています。
岬ぐるっと一周、どこでもシーバスは釣れるし釣ったこともあるのですが、人が多いのはやはり岬の先端から北に伸びる砂州。
ここから第一海堡方面に向かって沖へ出ていく人が多いです。
晩秋によく釣れることで有名であると同時に、流れが速くあちこちにスリットが入っていることから危険なことでも有名な場所でもあります。
去年は何回か人が流されて、海上保安庁の救助を呼ぶ事態にまで発展したとか。。
そして今年も、同じような出来事が起こっている場面に遭遇してしまいました・・
干潮の時間から上げ始めて2時間ほどが経過した頃。
僕は途中の安全圏で上げ始めを撃った後の帰り道を岸に向かって歩いていました。
もうかなり手前まで帰ってきており、あと100mも歩けば上陸・・というところまで来ていました。
すると、遠くからだんだんと近づいてくる消防車のサイレンの音。
まさか?
去年話に聞いたアレか?
そうであってくれるなよ・・との願い虚しく、5台ほどの消防車が到着して隊員の方達が海に向かって投光器を照射し始めました。
マジか。。
上がって隊員の方に話を聞くと、人が1人流されたかもしれない?という通報があったとのこと。
名簿に住所と名前を書かされ、15分ほどそこで待機させられた後に解散になりましたが、その後もヘリが飛んできて超低空で海面を照らしながら人を探していました。
追記:取り残されたのは4名のアングラーで、結局4名とも無事に救助されたとのこと。
僕は今年から富津岬に一人で通っているので、地形や岬の特性を完全に理解できているわけではありません。
なので、臆病なほどに慎重に行動しています。
具体的には・・
・真夏の干潮で数回歩き回って下見を行ったこと。しかしここの地形は1週間単位でも変わってる時は変わっていっているので、警戒は怠らないこと。
・少しでも恐ろしいと感じるところには行かないこと。
・リスキーなスリットより沖に出ていても、潮が上げ始める位の時間には必ず越えて安全圏に帰り着くこと。
・安全圏への帰着時間から逆算して、ポイントを離脱しないといけない時間にはスマホのアラームをセットし、どんなに良い感じでもどんなに釣れ続いていてもアラームが鳴ったら問答無用でそこを離脱して帰り始めること。
富津岬は、他の干潟と比べると本当に危険度のレベルが違います。
原因は、速い流れが走るスリットが砂州を分断するようにいくつも存在していることです。
そしてスリットを挟んだ砂州の高さはそれぞれ同じではなく、現時点で自分が立っている場所の水位の高さ(腰まで浸かっているとか、ひざまで浸かっているとか)で現段階の潮位を推し量ることが難しいのです。
下げの途中までチョロチョロの流れだったスリットも、下げ止まりくらいから加速し、上げが本格的に始まると激流になることが多いです。
正直、大潮の下げMAXの荒川の流芯なんか目じゃないくらいの速さで流れます。
僕は毎回ひざくらいの水位でそこを越えて戻るので大丈夫ですが、股下の水位で1度渡った時はヒヤッとしました。
コレ、もうちょい上げてて腰上くらいの水位だったら渡りきれなかったかもしれないな・・と。
それからは前述のアラームを徹底するようになりました。
いや、今回は見たんですよね。
この潮位でまだあそこで釣りしてて大丈夫?という人達を。。
距離にして100~200m以上離れていたし、忠告しに行っても聞いてもらえるか分からないし、何より早く撤収しないと自分も危ないのでノータッチで帰ってきましたが。。
もちろん流された人には死んでほしくないし、無事であってほしいです。
しかし、同時に憤りも覚えます。
これは、事故を起こした当事者の方々が自分できちんと安全管理を出来ていれば起こさずに済んだ問題です。
自然の中で遊ぶ釣り、そもそもはリスクマネージメントが前提にあって、それができて初めて釣果を追い求めることが許されるものではないのでしょうか?
確かに沖に出た方が釣れる時もある。。
しかしリスクマネージメントが出来ないならば、沖に出る・そもそも富津岬でウェーディングするという選択肢を取るべきではありません。
「釣りたい!」という1人の欲求のおかげで、どれだけの人が迷惑をこうむるか考えたことがあるのでしょうか。
まず海上保安庁の方、消防の方。
流された人の家族。
上がって名簿を書かされて、寒い中でしばらく待機させられたその他大勢のアングラー。
そして、これで富津岬のウェーディングが禁止になったらどうするの?と。
貴方たちのその一時の欲求のために、今後この遊び場を永久に奪われる人達が大勢出てくるんですよ?
自らの欲求でその事態を招いた人は、それを償えるのでしょうか?
富津岬の危険性については、もっと影響力を持っている側の人間が周知すべきだと思います。
先日富津岬で初心者を大勢集めてウェーディングセミナーをやった釣具店。
富津釣れてるよ!と情報を流す釣具店や有名アングラー。
今回のような事故は、このような方達にも重い責任があると思います。
釣れてるよ!と流された情報に乗っかって来るアングラーは普段富津岬に通っているわけではないので、富津岬の特性も知らず、不慣れであることくらい容易に想像がつきます。
富津岬で見かけるアングラーを見ていると、ハイシーズンになればなるほど初心者、初心者に近い人達が目に見えて増えてきています。
昨日も見たんですが・・エントリーポイントでウロウロしていて、何してるんだろ?と横目で見ながら入水してポイントを目指すと僕の
後ろにくっついて入って来る。。
えっ?ルートも何も知らないでここに来たの??みたいな。
そのような人達が、釣りたい!という欲求に任せて入るには富津岬は危険すぎます。
その不慣れであるアングラー達を富津岬に送りこんで死なせてしまった場合、死ななくても大勢に迷惑をかける結果となった場合、その情報を発信した人達は責任を取れるのでしょうか?
このような話は業界全体でもっと考えて対策を打たないと、今は物が売れたとしても後々自分達の首を絞めるだけの結果になると思いますよ。
僕はシーバス釣りが好きで、ウェーディングが好きで、だからこの遊びで悲しい思いをしたくないし、悲しい思いをする人も、悲しい思いをさせられる人もいてほしくないです。
このまま行けば、近い将来更に人が死に、結果「危険釣り禁止」になるのは目に見えています。
そうなる前に、危険性の説明無くその技量が無い人達には安易に富津岬を薦めない・富津岬に入る人は気を引き締める・そもそもウェーディングに不慣れな人は富津岬には入らないということを徹底していただきたいです。
より多くの人にこのことを知っていただきたいと思います。
- 2017年12月16日
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