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▼ タックルバランス論
- ジャンル:ニュース
タックルバランス。
釣り全般でよく言われる重要事項のひとつですが、 海のルアー釣り、 シーバスゲームやショアキャスティングによる青物狙いにおいても 変わらず重要です。
先日ショアからキャッチした、12kgのヒラマサ。


これも、 個人的には抜群のバランスであると自負していたタックルだからこ そ捕れた魚であると思っています。
色々御託を並べるより、実例に基づいて説明した方が早いだろう。
ということで、先日のヒラマサをゲットした以下のタックルについて、何を考えてその組み合わせを選択したのか説明してみます。
ロッド・ツーリミットブルーバトル96/4スタンダード
リール・ツインパワーSW8000HG
ライン・PE3号+リーダー70lb
ルアー・ララペン150F
シーバス編も書きたいんですが、 かなり長くなりそうなのでまた後日。
【ショアマサ編】
①ルアー選択とフック選択
・ベースはルアーとフック
色んな考え方・趣味嗜好があり、正解は存在しないと思うのであくまでも自分の考えになりますが・・・
自分の場合、 タックルバランスを考える上でベースとなるのは使いたいルアーと 使いたいフック。
そのベースとバランスが取れるタックルを組んでいくんです。
今回は前日に見て回って見つけたベイトが小さかったし、当日の海もベタ凪。
マヅメの一瞬以外は、大きいルアーでは見切られてしまうだろう。 小さいルアーを使いたい。
例えば、ラピードf160。青政148f。ララペン150。
これらのルアーのアクションを殺さず活かすには、 フックセッティングも重要。。掛けることを考えると、 大きすぎるフックを積むのは本末転倒。
STX-58の1/0あたりがベストかな。
②ライン選択
これらの小さなルアーを使うなら、 ラインも細くなければならない。。
問題視しているのは、飛距離というよりルアーの泳ぎ。
小さいルアーほど、 ラインの太さによってアクションの質に影響を受けるものです。
ラピードf160、青政148f、 ララペン150あたりのアクションレスポンスを最大限に活かすな ら、リーダーは60lbが理想だが・・ 70lbまでなら大した影響は無いので、 70lbまで上げておこう。
80lbまで上げると、 これらのルアーの動きに大きな影響が出てしまうことは確認済みな ので、上限は70lbで譲りたくない。
70lbのリーダーとバランスが取れ、 かつこれらのルアーの飛距離を引き出すならPEは3号だな。。
PE4号でも普通に釣りにはなるが、 飛距離と操作性向上によるヒット率UPを考えると3号でいきたい 。
そもそも根に回られると、PEが4号だろうと3号だろうと、 等しくやられるのは間違い無い。
4号と3号の違いは、 ラインメンテナンスと結束が甘かった場合にマージンが有るか無い か程度だが、 そこはしっかりしている自信があるので3号でいくべきだろう。
※今回ショアマサにしては細いラインを選択することになりましたが、細いラインで捕るのが格好良いから細いラインを選択したというよりは、実用性を考えるとラインが細くなったという方が正しいです。
ショアから捕るヒラマサという釣りモノを考えると、ラインにかかるテンションはかなり高いことが想定されるため、むやみにラインを細くするのも考えものです。
実用性を担保できる範囲内で太いラインを選択するのがベストでしょう。
③ロッド選択
ショアからのヒラマサの釣りにおいて、 ドラグセッティングはハイドラグ一択。
ドラグ値は5kgスタートで、7~8kgまでは常用レベル、 万一の時は10kg程度までは想定したい。
掛かりどころにもよるが、 そのドラグセッティングでドラグを出されるまで曲げ込まれてもなお、
・STX-58 1/0を変形させない(かかり所にもよりますが、変形させづらい)
・PE3号+ リーダー70lbからなるラインシステムを破綻させない
そんなクッション性を持つ竿が欲しい。
この視点で選んだのが、 今回使っていた「ツーリミットブルーバトル96/4」でした。
曲げ込んだら想定の負荷がかかる前から硬さが露呈してクッション 性が失われてしまう竿も散見される中で、 想定の負荷をかけた状態でも想定のフックとラインシステムを破綻 させないクッション性を持つ竿を選択するということは極めて重要 です。
この、
「高負荷域においてもクッション性が残る」
性質こそが、釣竿において「粘り」 と表現される特性だと僕は感じています。
フックとラインに無理がかからない程度の柔軟性を、 高負荷が掛かった状態でも維持する竿。
何の釣りにしてもパワーファイトに必要な竿はただの硬い竿ではな く、そんな竿なんです。
硬い竿=パワーがある=パワーファイトに向いている
と勘違いされがちですが、そこを勘違いするとフックが伸びる・ ラインが切れる等でバラシの山を築くことになるでしょう。
④実際に12kgのヒラマサを掛けてみて
手元計測の初期ドラグ5kg・最終ドラグ8kgで、 ヒラマサに反転を一切許さないファイトを実践しました。
反転しそうな挙動はロッドを立てることと少しでもリールを巻くこ とで封じ込め、最後はずり上げからのハンドランディング。
そのファイトを経た後のフックがこれ。

全くと言って良いほど、変形していませんよね。 掛かりどころにもよると思うんですが、 これは完全にタックルバランスの勝利だと思います。
同じフックが付いた同じルアーをPE5号+ リーダー100lbあたりでもし使っていたら、
・アクションが殺されて食わせられない
・飛距離が足りず食わせられない
・もしヒットして掛けてもフックが変形してフックアウト
のいずれかが発生して捕れていなかった可能性が高かったのではと 思っています。
逆に、今回のロッドとラインシステムで大きいルアー、 太軸のフックを使った場合・・・
・ルアーの飛距離が足りず食わせ切れない
・ ヒットしてもフックを魚の口元に食い込ませることができずフック アウト
という結末になっていた可能性が高いと思います。
過ぎたるは及ばざるが如し。逆も然り。
やはり、 ベストバランスというものを意識することが大事になってきます。
総括
いかがでしたでしょうか?
タックルバランスが取れていない場合、 ヒットした魚が捕れないこともあるし、 そもそも目の前に魚が居てもヒットすらしないことも多いと僕は考 えています。
バランスの話に限りませんが、釣果の差って、 一見細か過ぎるように見えるこんなことの積み重ねで生まれ てくるんですよね。
今回は青物を例に挙げましたが、 実はシーバスこそがタックルバランス1つで釣果が変わる釣りもの の最たるものだと僕は考えています。
近いうちに「シーバス編」上げてみようと思います。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Twitterも始めました。
https://twitter.com/hiro1015ex
釣り全般でよく言われる重要事項のひとつですが、
先日ショアからキャッチした、12kgのヒラマサ。


これも、
色々御託を並べるより、実例に基づいて説明した方が早いだろう。
ということで、先日のヒラマサをゲットした以下のタックルについて、何を考えてその組み合わせを選択したのか説明してみます。
ロッド・ツーリミットブルーバトル96/4スタンダード
リール・ツインパワーSW8000HG
ライン・PE3号+リーダー70lb
ルアー・ララペン150F
シーバス編も書きたいんですが、
【ショアマサ編】
①ルアー選択とフック選択
・ベースはルアーとフック
色んな考え方・趣味嗜好があり、正解は存在しないと思うのであくまでも自分の考えになりますが・・・
自分の場合、
そのベースとバランスが取れるタックルを組んでいくんです。
今回は前日に見て回って見つけたベイトが小さかったし、当日の海もベタ凪。
マヅメの一瞬以外は、大きいルアーでは見切られてしまうだろう。
例えば、ラピードf160。青政148f。ララペン150。
これらのルアーのアクションを殺さず活かすには、
STX-58の1/0あたりがベストかな。
②ライン選択
これらの小さなルアーを使うなら、
問題視しているのは、飛距離というよりルアーの泳ぎ。
小さいルアーほど、
ラピードf160、青政148f、
80lbまで上げると、
70lbのリーダーとバランスが取れ、
PE4号でも普通に釣りにはなるが、
そもそも根に回られると、PEが4号だろうと3号だろうと、
4号と3号の違いは、
※今回ショアマサにしては細いラインを選択することになりましたが、細いラインで捕るのが格好良いから細いラインを選択したというよりは、実用性を考えるとラインが細くなったという方が正しいです。
ショアから捕るヒラマサという釣りモノを考えると、ラインにかかるテンションはかなり高いことが想定されるため、むやみにラインを細くするのも考えものです。
実用性を担保できる範囲内で太いラインを選択するのがベストでしょう。
③ロッド選択
ショアからのヒラマサの釣りにおいて、
ドラグ値は5kgスタートで、7~8kgまでは常用レベル、
掛かりどころにもよるが、
・STX-58 1/0を変形させない(かかり所にもよりますが、変形させづらい)
・PE3号+
そんなクッション性を持つ竿が欲しい。
この視点で選んだのが、
曲げ込んだら想定の負荷がかかる前から硬さが露呈してクッション
この、
「高負荷域においてもクッション性が残る」
性質こそが、釣竿において「粘り」
フックとラインに無理がかからない程度の柔軟性を、
何の釣りにしてもパワーファイトに必要な竿はただの硬い竿ではな
硬い竿=パワーがある=パワーファイトに向いている
と勘違いされがちですが、そこを勘違いするとフックが伸びる・
④実際に12kgのヒラマサを掛けてみて
手元計測の初期ドラグ5kg・最終ドラグ8kgで、
反転しそうな挙動はロッドを立てることと少しでもリールを巻くこ
そのファイトを経た後のフックがこれ。

全くと言って良いほど、変形していませんよね。
同じフックが付いた同じルアーをPE5号+
・アクションが殺されて食わせられない
・飛距離が足りず食わせられない
・もしヒットして掛けてもフックが変形してフックアウト
のいずれかが発生して捕れていなかった可能性が高かったのではと
逆に、今回のロッドとラインシステムで大きいルアー、
・ルアーの飛距離が足りず食わせ切れない
・
という結末になっていた可能性が高いと思います。
過ぎたるは及ばざるが如し。逆も然り。
やはり、
総括
いかがでしたでしょうか?
タックルバランスが取れていない場合、
バランスの話に限りませんが、釣果の差って、
今回は青物を例に挙げましたが、
近いうちに「シーバス編」上げてみようと思います。
インスタグラムやってます。
https://www.instagram.com/hiroaki_taketomi/
Twitterも始めました。
https://twitter.com/hiro1015ex
- 2022年4月25日
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