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▼ 神戸港マイワシパターン
- ジャンル:釣行記
- (シーバス)
先日、不意に関西へ行く機会ができました。
友人たちとの集まりに淡路島まで行って釣りをしたんですが、淡路島での釣りは貧果すぎて書くことはありません。笑
そしてその後、一晩だけでいいから浦戸湾で釣りがしたい・・と高知へ向かうものの撃沈。。
その帰り道、香川でうどんをたらふく食べた後・・
神戸の友人から好調と聞いていたマイワシパターンをやってみようと神戸で高速を降りて寄り道したわけです。
友人は用事で来れないとのことで、ポイントを教えてもらうことに。
教えてもらったポイントは運河の奥。水の流れも無さそうな、地図で見た限りでは正直全く釣れる気になれないような場所です。
全く期待しておらず、様子だけでも見れたらと思いながら夕まづめに現地に到着。
するとそこは凄まじい人の数。すごいなー・・東京の運河のバチ抜けみたいな混み具合だな・・と圧倒されながら水辺に近づくと、そこは想像を絶する光景が広がっていました。
相模湾のキハダのナブラ?と思いたくなるような密度にまで追いたてられたマイワシの群れ。
そこにシーバスが突っ込み、逃げるマイワシの多さのあまり天ぷらを揚げているような水面の泡立ちが時折起きています。
勢い余ったシーバスがたまに全身を出してジャンプしています。
これはすごい・・
急いで準備して、空いてるところでキャストを開始しました。
ルアーはショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR。
神戸港マイワシパターンでは超定番ルアーらしく、これ投げとけば間違いないと友人も太鼓判のルアーです。
目の前で繰り広げられる大ボイル大会に、爆釣間違いなしのような気分でとりあえず投げてみるものの、意外と当たらない。。
マイワシのスレがかりはそれはもう凄まじいです。
適当に投げるとすぐマイワシの群れにルアーが飲み込まれてしまい、ルアーが着水してから回収までずっとゴンゴンゴンとマイワシに当たり続けることも珍しくない感じ。笑
そして大ボイル大会が開催されているわりに、周りの人にもほとんどヒットがありません。
むむむ。。
こういう時は観察に限る。ということで、とりあえず投げ続けながらもマイワシの動向をじっくりと観察。
すると、ポイント全体にマイワシは入っているが、シーバスが一番多くついて追い立てている群れがあることがまず分かりました。
その群れだけは明らかにマイワシの密度が高く、ボイルの数も多いんです。
そしてそのマイワシの一級の群れは目の前を時計回りに回遊しながらシーバスに食われているっぽいことも判明。
流れが皆無なのでこのようなことになっているのでしょう。
ここで頭をよぎったのは、山口県下関市や福岡県北九州市でやったことのあるコノシロパターン。
今でこそ見る影もないものの、5~6年前までは「関門コノシロパターン」として名高いご当地パターンでした。
このパターンも、港湾部の流れの緩いところに大きなベイトがぎっちり溜まって食われているという部分では今回のマイワシパターンと共通しています。
そしてこの関門コノシロパターンで見出だしていたのが、群れの下の端を攻めるという攻略法。
群れのどこの端についているのか?は、シーバスの頭の向きが何によって決まっているかで決められます。
関門コノシロパターンの場合は、沖から入ってくる流れでした。
流れが入ってくるとコノシロが浮き上がり、そしてその群れの下流側の端を攻めると効率良くシーバスをゲットできたものです。
図にするとこんな感じ。
それを今回のマイワシパターンに当てはめると、群れの進行方向を見てタイミングを見計らってルアーをキャスト、トレースラインに群れの本隊が来るまでに目的のレンジまでルアーを潜らせて待機させる、という流れになります。
というわけでそれを早速実践。
群れが来るちょい前を見計らって、群れが来るであろう場所の奥にキャスト!
コツンコツンとマイワシに当たりつつもルアーは目的の深度と場所まで到達。
すると本隊が到着し、ラインに凄まじい数のマイワシが当たり始めるのを感じます。
ルアーはすでに群れの下にいるはず。
イメージはこんな感じ。
程無くあっさりとヒット!
77cm。正確に量ってはいないですが、ウエイトはおそらく4kg超。マイワシをたらふく食べた、プリプリのシーバスです。
同じパターンで連発。
60無いくらい?
78cm。
ここでマイワシが沈み、時合終了。
それからしばらくして友人とは別のエキスパートな知人が合流してくれ、そんな状況でも絞り出せる方法を教えていただき二人で連発。
イナダ。
シーバスも釣りましたが、タモから落っこちてしまい写真無し。
ここでタイムアップで終了。
良い日に当たったようで、とても楽しい釣りをすることができました。
この釣りで大事なのは、完全にレンジとトレースコースだと思います。
今回分かった事、そして新たにできた試したい事を試しにまた来年神戸に来てみたいですね。
各地でこうして色んな経験をして、更に高みを目指したい・・と思います。
興奮して釣り続けた代償として、そのあと千葉の館山までの帰りの運転がとてもしんどかったのは言うまでもありません。笑
タックル
ロッド・エクスセンスS903MLMH
リール・ツインパワーXD 4000XG
ライン・よつあみX8 1.2号+リーダー20lb
ルアー・ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR
友人たちとの集まりに淡路島まで行って釣りをしたんですが、淡路島での釣りは貧果すぎて書くことはありません。笑
そしてその後、一晩だけでいいから浦戸湾で釣りがしたい・・と高知へ向かうものの撃沈。。
その帰り道、香川でうどんをたらふく食べた後・・
神戸の友人から好調と聞いていたマイワシパターンをやってみようと神戸で高速を降りて寄り道したわけです。
友人は用事で来れないとのことで、ポイントを教えてもらうことに。
教えてもらったポイントは運河の奥。水の流れも無さそうな、地図で見た限りでは正直全く釣れる気になれないような場所です。
全く期待しておらず、様子だけでも見れたらと思いながら夕まづめに現地に到着。
するとそこは凄まじい人の数。すごいなー・・東京の運河のバチ抜けみたいな混み具合だな・・と圧倒されながら水辺に近づくと、そこは想像を絶する光景が広がっていました。
相模湾のキハダのナブラ?と思いたくなるような密度にまで追いたてられたマイワシの群れ。
そこにシーバスが突っ込み、逃げるマイワシの多さのあまり天ぷらを揚げているような水面の泡立ちが時折起きています。
勢い余ったシーバスがたまに全身を出してジャンプしています。
これはすごい・・
急いで準備して、空いてるところでキャストを開始しました。
ルアーはショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR。
神戸港マイワシパターンでは超定番ルアーらしく、これ投げとけば間違いないと友人も太鼓判のルアーです。
目の前で繰り広げられる大ボイル大会に、爆釣間違いなしのような気分でとりあえず投げてみるものの、意外と当たらない。。
マイワシのスレがかりはそれはもう凄まじいです。
適当に投げるとすぐマイワシの群れにルアーが飲み込まれてしまい、ルアーが着水してから回収までずっとゴンゴンゴンとマイワシに当たり続けることも珍しくない感じ。笑
そして大ボイル大会が開催されているわりに、周りの人にもほとんどヒットがありません。
むむむ。。
こういう時は観察に限る。ということで、とりあえず投げ続けながらもマイワシの動向をじっくりと観察。
すると、ポイント全体にマイワシは入っているが、シーバスが一番多くついて追い立てている群れがあることがまず分かりました。
その群れだけは明らかにマイワシの密度が高く、ボイルの数も多いんです。
そしてそのマイワシの一級の群れは目の前を時計回りに回遊しながらシーバスに食われているっぽいことも判明。
流れが皆無なのでこのようなことになっているのでしょう。
ここで頭をよぎったのは、山口県下関市や福岡県北九州市でやったことのあるコノシロパターン。
今でこそ見る影もないものの、5~6年前までは「関門コノシロパターン」として名高いご当地パターンでした。
このパターンも、港湾部の流れの緩いところに大きなベイトがぎっちり溜まって食われているという部分では今回のマイワシパターンと共通しています。
そしてこの関門コノシロパターンで見出だしていたのが、群れの下の端を攻めるという攻略法。
群れのどこの端についているのか?は、シーバスの頭の向きが何によって決まっているかで決められます。
関門コノシロパターンの場合は、沖から入ってくる流れでした。
流れが入ってくるとコノシロが浮き上がり、そしてその群れの下流側の端を攻めると効率良くシーバスをゲットできたものです。
図にするとこんな感じ。
それを今回のマイワシパターンに当てはめると、群れの進行方向を見てタイミングを見計らってルアーをキャスト、トレースラインに群れの本隊が来るまでに目的のレンジまでルアーを潜らせて待機させる、という流れになります。
というわけでそれを早速実践。
群れが来るちょい前を見計らって、群れが来るであろう場所の奥にキャスト!
コツンコツンとマイワシに当たりつつもルアーは目的の深度と場所まで到達。
すると本隊が到着し、ラインに凄まじい数のマイワシが当たり始めるのを感じます。
ルアーはすでに群れの下にいるはず。
イメージはこんな感じ。
程無くあっさりとヒット!
77cm。正確に量ってはいないですが、ウエイトはおそらく4kg超。マイワシをたらふく食べた、プリプリのシーバスです。
同じパターンで連発。
60無いくらい?
78cm。
ここでマイワシが沈み、時合終了。
それからしばらくして友人とは別のエキスパートな知人が合流してくれ、そんな状況でも絞り出せる方法を教えていただき二人で連発。
イナダ。
シーバスも釣りましたが、タモから落っこちてしまい写真無し。
ここでタイムアップで終了。
良い日に当たったようで、とても楽しい釣りをすることができました。
この釣りで大事なのは、完全にレンジとトレースコースだと思います。
今回分かった事、そして新たにできた試したい事を試しにまた来年神戸に来てみたいですね。
各地でこうして色んな経験をして、更に高みを目指したい・・と思います。
興奮して釣り続けた代償として、そのあと千葉の館山までの帰りの運転がとてもしんどかったのは言うまでもありません。笑
タックル
ロッド・エクスセンスS903MLMH
リール・ツインパワーXD 4000XG
ライン・よつあみX8 1.2号+リーダー20lb
ルアー・ショアラインシャイナーZ セットアッパー125S-DR
- 2017年11月14日
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