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▼ 雄物川は難しい
- ジャンル:釣行記
- (雄物川シーバス)
大潮の日、雄物川河口に行ってきました
前は河口から橋ふたつ上のとこで、今年初めてのが釣れました
今度は、グーグルMAPで沈み根があるように見えて気になった、
海のすぐそばの河口に行ってみました
現地に着くと、平日なのに車が何台も停まっています
海に出るところの川幅が狭まっているあたりが人気らしく、
そこで幾人ものアングラーがロッドを振っています
しかし、今回の目標の場所はもうちょっと上流側です
そこに歩いていく途中、前からきた車をよけました
運転手のかたが視線を向けてきたので、軽く会釈しました。
すると、
(・・)「・・・あんた、この上で釣るの?」
(^^)「あっ、はい、そうです」
(・・)「この上はな、引っかかるぞ。浅い、すごく浅いんだ」
(==)「えっ」
(・・)「引っかかるんだよ。浅いから。浅いんだぞ・・・」
最後まで「浅い…浅いぞ…」と言い残し、去っていかれました
それを聞いた私は、
(^^)(浅い!? 引っかかる!? やった!)
と、内心喜んでしまいました
シャロー帯なら、夜にかっこうの捕食場所になりそうです
そして、そんなに根掛かりするというなら、皆が敬遠して、
穴場になっているかもしれません
そして、ついた釣り場
知ってる人は知ってると思うんですが、沈んだ木が見える所
このあたりの水中には石のブロックやら蛇篭が沈んでいて、
そこに大水で流されてきた木やら何やらが堆積しているようです
しかし私は、根掛かりが酷いので有名な千葉の川(一宮川)
で苦闘した経験があります
根掛かり対策には自信アリ(^^)b
k-ten90Fに、『オッタークラフト』社の改造リップをとりつけ
てディープダイバー風にしたものに、フックはWをリアだけ
フロントにはフックをつけません
これを丁寧に引けば、そうそう根掛かりしないはずです
(^^)「よーし、あの倒木のそばを狙うぞ!」
ぴょ~い(投げた音) ぐりぐりぐり・・(巻く音)
*ガシッ!*
Σ(°Д°;「え!? あれ!? ビクともしない!」
プツッ・・・
(°Д°; 「・・・」
あ~~~ そういう系ね?
倒木の枝とか複雑に絡んで、それにカキ殻とかついて、
刃物みたくなってる系ね?
OKOK
そういうの経験済みですから、千葉でやられてますから・・・
だったら、コレならいいでしょ?
「キッカーイーター」というディープダイバーに、
リアに小さなシングルフックだけを装着
やっぱり、これぐらい本格的なロングビルじゃないとね
障害物回避能力はこっちのが上だからね・・・
ぴゅーん ぐるぐるぐる・・・
コツッ
(・・; 「おっと、テンション抜いて・・セーフ」
ガツッ!
(・・ 「はいはい、テンション抜いて・・・あ、あれ?」
微動だにしなくなったキッカーイーター・・・ロスト・・・
・・・・・・あ・・・あ~・・・
あ、ああ、そ、そういう系ね?
うん、複雑な構造にルアーが挟まったり、ラインが絡む系ね?
フックがどうとかじゃなくて、ルアー通した時点でアウト系ね?
だだ、大丈夫、それなら・・・!
水面下を引けるCooちゃん!
さらに、ベリーフックは下に向く針を折りました
(曲げてバンパーにするつもりが折れちゃった)
リアもシングルフックに
これなら・・・
・・・・
*ガツッ!*
Σ(°Д°; 「これもダメなのかよおおおおおおお!」
さすがにCooはなかなか引っかからなかったのですが、
一番最初の写真の倒木の周辺を引いたら、助かりませんでした
つまり、ここを攻めるなら、倒木周辺の、本当にやばいゾーンを
さけて水面直下ルアーを引くか、
トップウォーターが一番だと思います
「リップルマニア」様というサイトで見た記事←リンク
に影響を受けて、ウェイト調整したリップル・ポッパーを
投げたところ、これならどこも根掛かりせずOKでした
(いちおう、フックは下に向く一本を曲げてバンパーに)
他に、ポップクイーンも大丈夫でした
ポップクイーンは遠投が効くのが良いですね
ここまで書くと、他のブログならばおそらく、
苦労の末、ランカー釣れました! とかいう記事に
つながるのでしょうが・・・
残念ながら、ココは(°Д°; ブログなのです!
午後4時から8時まで、途中、雨に降られながら4時間粘り
ましたが、まったくアタリも何もなし!(°Д°;
そして、もう帰ろうと川沿いに戻ると・・・
なんと、夜闇の中、海に出る河口のところではまだ、
アングラー達が一心にロッドを振り続けているではありませんか
そのロッドの風切り音だけで、ベテランと分かります
時折降りつける雨など、彼らは気にする素振りもありません
こういう人たちが、でかいシーバスを釣り上げるのか・・・!?
私も、まだだ、まだ、終わらんよ! と、彼らの横で
TKLM140Gやらサイレントアサシン140やらを投げ始めました
どうも、海のすぐそばの場所では根掛かりがないようです
ここらが人気な理由は、そのせいかもと思いました
そして、一心不乱に竿を振り続け、2時間経過したとき・・!!
自分も含め、他の3人ほど、まだ誰も釣れていません
私は車に戻り、しかし、このまえ釣れた橋のそばなら・・・
と思い、そこへ移動しました
そこで1時間ほど投げて、やはりダメでした
コンビニの駐車場で休憩してたらなぜか職質され、
少し休んでから早朝2時から4時の朝マズメもやって、
結局、なんのアタリもないまま、明るくなった空を仰ぎました
Fimoのブログを見ると、みなさん釣果報告を当たり前のように
報告されているのですが、
私から見れば、「バケモノかな?」としか思えません
私にとってはシーバスの一匹が、とても遠いです
- 2021年6月25日
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