プロフィール

鎌田智輝

秋田県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

タグ

ジャンル

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:23
  • 昨日のアクセス:51
  • 総アクセス数:182964

QRコード

きっかけの一匹

今年の磯シーズン開幕一発目からいきなりのバラシスタートとなった訳ですが、魚からの反応があるだけでモチベーションというか、気持ちの入り方も違うわけで。


とりあえずその日の雰囲気、潮目の位置と入り方なんかを思い出しつつ準備を進めていきます…。


振り返ると、
昨年の同時期も釣れずに終わった落ち鮎シーズンを引きずりつつ、しれ~っと磯シーズンに突入。


休みの度にサラシを打ちに行き、かけてはバラシ、かけてはバラシ。

やっとフッキングが決まったと思ったら恒例のクロダイ…


そうこうしているうちにハタハタ接岸のニュースが聞こえ始めて、それにつられるように気持ちもサラシ打ち→ハタハタパターンへと移行。
そんな動きをしていました。

昨年のハタハタパターンはどちらかというと「ディープの絡むエリア」をメインに探ってみた訳ですが、正直釣れるイメージもわかず頭の中は「この釣り方であってる、のか???」の連続。


ですが、このパターンの本場新潟県~山形県は別として、秋田県の話を聞くと割と水深のある場所の方が実績は高いようで…


それにつられてディープをまわった訳ですが、私にはいまいちしっくりくる感じがなく。


ほぼ諦め状態の12月頃、ダメ元で入ってみたシャローで、連続のバイト。

ランディングできた魚を家で捌くと、胃の中からハタハタが出てきてなおかつ抱卵した個体だった…


こっちに溜まるのか…。
ハタハタ絡まなくても、プリ狙いって手もあったか!!


そんな昨年の経験をもとに、夜の磯で産卵期の群れを探す「プリのメス狙い」というテーマができあがった訳です。


46rxvuwvky36kby2n83y_480_361-52d31990.jpg

いつ魚が来てもいいようにフックを新品に交換し、リーダーは毎回組み換えるようになりました。

ロッドは「風神ADバンカー111mx」
軽いのにパワーがある…

そんなありきたりな言葉は使いたくありませんが、振るだけでテンションの上がるロッドです✌︎


今年もバラシたくない魚ほど、
デカイやつほどバラシ続けてすでに11月。

時間と気持ちに余裕がありません笑
そろそろマジで釣らないと今年が終わる!笑


ってことで平日も強行モード突入。
この日は仕事終わりで男鹿に直行し、磯に入ったタイミングは若潮の上げ始め。

前日までかなり時化ていたうねりがようやく収まったかどうか、といったタイミングだったので、水色は濁り気味。


元々シャロー絡みのポイントですが、手前を走る潮目は切れ藻まみれ。

ただ16~17度前後をウロウロしていた水温が、14度台まで低下。

あくまで「産卵期」を意識してポイント選択を選んでいるので、水温低下がいいきっかけになりそうな雰囲気。

釣りの組み立て方のベースは「回遊待ち」に近い感じ。

潮位、その日の風向きによって潮が走るラインがあるのですが、日によって、時間帯によって動くそのラインを追う釣りになります。

あとは魚の口の前にルアーを持っていくだけ。


翌日も普通に仕事のため、やれても2時間。


釣り開始から無反応の時間が続きますが、潮の走り方的にこの潮目に必ず魚が入っているはず…。



フルキャストして、若干レンジを入れる。



潮の圧が一番強い箇所からルアーが外れないように極力ルアーを流す。



「気づかせる→食わせる」

の意識で軽いトゥイッチから長めのポーズ




ラインに流れが当たり、横にずれたルアーのリップに水が噛み始めタイミング。


ジワーー


フラフラー


…ドン!!!




食った!!
やっぱり居た!!





あとは足元にびっしり生えているウィードのジャングルを抜けるのみ。





巻かれないように思いっきりリフト!!!





たのむ浮いてこい!!!!






 
d4fzogb8hesn5vv8oc7b_480_362-5c1a212a.jpg
 

ようやく…ここまで長かった…



不発の落ち鮎から数えてかなり久しぶりの一匹。



嬉しいより先に、やっと一安心…

みたいな気持ちになるのは、釣り人にしか分からない感覚なはず笑




これでようやく肩の力が抜けたのは間違いありません。


 
 
6rxjscco7sktsvanw7od_480_362-3a1db0b6.jpg

「お腹がパンパンに膨らんだプリの個体!!」



といった感じではないものの、コンディションのいい一匹。





この時期のシーバスは脂も乗って美味しいのでキープ。





お腹を開けてみるとガッツリ抱卵している個体でした。






この日はこの一匹で終了。
翌日も仕事のため即撤収。

 
t8my52grko3juwawb89g_480_361-902486fe.jpg

帰って速攻で風呂場に直行。



針変えといてよかったぁ…




イメージよりかなり早い段階でプリの魚が入っていることにちょっとビックリ。


この段階で抱卵しているということは、もう少し早い時期から磯に入るのもありだなと。
いい勉強になる一匹でした。



ってことは、産卵で深場に落ちるとしたら次の潮周り。
そのタイミングでもうひと回り魚がデカくなるはず。




潮の流れ方、地形的に魚が移動するルートは…


そんなことをイメージしながら、
「プリのメス狙い」を検証していきたいと思います♪




続く!!






 

コメントを見る