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ヒラスズキについて(入門編2

※このブログは、特定の個人や企業をバッシングするものではなく、あくまで個人の思うところを書いているものです。
釣果情報や、ポイント情報は一切載せないので、興味が無い方はスルー願います。


心得は昨日書いた通りだが、では、具体的にどうしたらヒラスズキ初心者はヒラスズキを釣る事ができるのか?

本日はそれについて述べたい。

まず、ヒラスズキと聞くと、主なフィールドは白波打ち付ける荒磯のサラシに居るイメージが強い。
これは恐らく、メディアやネットでの情報から来るイメージが定着している事にあると考えられる。

確かに、磯でヒラスズキが口を使うのは、サラシというテーブルがあって成り立つ。
しかしながら、私の経験では釣果としては太平洋への流入河川や近傍の漁港が圧倒的に多い。

こんな事を書いてしまうと、ヒラスズキをメインターゲットにしているメーカーさんに怒られてしまうかもしれないが…。


磯より河口、漁港の方がイージーに釣れ、サイズも大きい。(実際、私が釣り上げた最大サイズも漁港で釣ったものである。)

つまり、私が考えるに、荒磯のヒラスズキ釣りとは「イメージによって作られた〝カッコよさだけを追求した〟Mな釣りである。

ましてや、磯でのノウハウもなく、回遊魚である青物なんて釣ろうという人は「夢追い人」である!

言い過ぎに聞こえるかもしれないが、実際南紀での有名ポイントで青物が釣れるというのは、たまたまベイトが接岸して、たまたま回遊してきた魚が釣れた、というのが大半だからである。

ブリの居着き?
そんなものは存在しません!

居着くのはヒラマサとヒラスズキという、獰猛でありながら物凄く臆病な、よほどタイミングが合わないと口を使わない魚種のみである。
また、居着きと言われるが生活圏が広く、毎日渡礁しても出会える確率がかなり低い。


南紀で梅農家をしている知人は、年間200日以上釣行し、青物を70本程釣っているがそのような情報は各種釣果情報に一切出さない。
つまり、本当に釣る人間は、釣れるタイミングを掌握しているだけではなく、回遊情報は一部の仲間内だけで共有し、ポイントを守ることを徹底しているからである。

青物もヒラスズキも共通して言える事は、メディアや動画で出る場所(磯)に出向いても、一見さんや初心者には釣れる程甘く無い。

更に言えば、磯歩きになれていなければ足元もおぼつかず、不安定な足場でキャストも決まらず、攻めるトレースラインも攻めきれなければボウズは必然で、行くだけ徒労にしかならないと言う事である。

ヒラスズキルアーは一個平均2000円程する。
平均1.5個、酷い時には5、6個ロストする。
こんなコストパフォーマンスの悪すぎる釣りは、はっきり言って私みたいな磯キチ●イかMでもなければやってられない。

これを見る初心者のほとんどが、ヒラスズキをキャッチしたい一心でたどり着いただろう。

もし、本当にキャッチしたいなら、身近なターゲットであるシーバスを極めて、どんな状況でも一本釣れるようになるべきだ。
ヒラスズキも同じスズキ科、生態はよく似ているからだ。

他者の情報ばかりに頼っていたら、ヒラスズキはキャッチできない。

シーバスを飽きるほど釣ってきたアングラーには分かるだろうが、ヒラスズキも「シーバス」である。

つまり、シーバスを「普通に釣る事が出来る」アングラーには、磯に上がるコストやリスクを考えると、磯以外の攻める場所、タイミングが見えてくるはずだ。

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