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ヒラスズキについて(入門編

  • ジャンル:日記/一般
※ここで私が書く内容は、特定の企業や個人を誹謗中傷するものではなく、初心者が「磯で死なない」ためのものであることを理解した上で、読まれる方は読んで欲しい。


最近職場で…

「ヒラスズキ面白そう!今度連れてって!」や、「シーバスのオフシーズンにできるならやってみたい!」、「磯で青物釣りたい!」と言って来る部員の方々がいる。

そう言われると、私は必ず「5万〜10万するリールと、10万前後する13ft以上のロッド持ってる?もしくは買える?」と聞き返す。

正直、ここで諦めてくれるなら今度シーバスタックルで出来るヒラスズキの勧めを教えようという気になれるが、買うと言った場合、今度は「その道具をどれだけ大切にしてても6年程しか使えないし、そもそも10回行って1匹釣れるか否か、その度に高速、ガソリン代かかるよ。」と諭す。

ここまでで大体9割が諦めてくれるが、中には「道具貸してよ!」とか「場所だけ教えて!」と言ってくる無作法者までいる。

そんな方々には「また時間とお財布の都合が付くときに…。」と逃げる事にしてはいるが、正直この1割が、ゆくゆくは「磯で行方不明になる候補生」であると踏んでいる。

ここまで読んでくれた人の中には、首を縦に振る人と、横に振る人、「プロでもないのに、上から目線で鬱陶しい!」と思う人が居るだろう。

首を横に振る人→私のホームは南紀で足場が高く、ウネリが入ると5メートルの波が出るような海だから、環境が違います。

怒る人→これは個人のブログであり、私が思う事を書き連ねているだけのものだから、ここでイラ付くなら何も私から学ぶ事は無いだろうし、どうぞブラウザバックして下さい。


話が逸れました。

ようは、何が言いたいかと言うと、ヒラスズキや磯の青物を始めるにあたって、大切なのは「釣るための情報」ではなく、「如何にして自身の安全を確保できるか」、「有事の際は、助かるだけのスキルが身についているか」に限るという事である。

先述したが、道具は無い、経験も無い、やる気や興味だけで突っ走った先にあるのは「磯での行方不明」という結果だけである。

道具や装備にお金をかけられないなら、磯のヒラスズキはやってはいけない。
また、揃えたとしても、磯の経験が無ければ意味がない。
揃える前に、渡船で安全な離れ磯で経験値を是非積んで欲しい。

私はヒラスズキを専門に狙い始めて10数年だが、その前に磯の上物、底物を10年やってきている。
荒磯が遊び場だったというなら話は別だか、ほとんどの人が安全度の高い釣りからシフトしてくるだろう。


磯は怖い。


どれだけ安全マージンを取ろうとしても、牙を剥いてアングラーに襲いかかる。

YouTubeやSNSで頭から波飛沫、膝まで波に洗われている動画を見るが、あの人達は果たして怖さを分かっているのだろうかと疑問に思う。


もし、経験もない、タックルや身辺装備もおぼつかない初心者が見よう見まねだけで同じポイントに入ったら。


それを考えると、私は絶対にポイントが分かるような写真は上げられないと言える。

そんなに怖いならやめりゃいいと言われるかもしれない。

だけど、やめられないのが磯ヒラゲームの面白さ、そして、荒れる磯に立つ恐怖が薄れ、ワクワクしてくる、これこそが一番の「本当の恐ろしさ」なのかもしれない。




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