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▼ 5年間使いっぱなしの17ツインパワーXDを分解整備してみた!
ちゃんちゃかちゃんちゃん、ちゃちゃんちゃちゃんちゃん♪
ちゃんちゃかちゃんちゃん、ちゃちゃんちゃちゃんちゃん♪
スズーキー♪狙って〜ハゼのマネしてたら〜♪
ハゼが釣ーれましーたーー〜〜♪
チッ●ショーーー!!!
どうも、相変わらずシーバス絶不調の中年のネコです。
今回は沖堤青物や磯ヒラで5年間使用し、ラインローラー部以外の分解整備を水洗い以外全くしてこなかった17ツインパワーXDの分解整備をしましたため、それをレポートします。
ある意味シマノ最強!?
5年間使いっぱなしの17ツインパワーXDの中身をチェック!
本文に入る前に予め記載しておくと、私自身メンテナンスは定期的に行うクチで、今回のように5年間もノーメンテで使用する事は本来ありません。
しかし、過去に13ステラSWを購入し、1年半程使用した後、少し調子が悪くなったかな?というタイミングで分解整備したところ、余計に調子が悪くなり、結果、シマノにオーバーホール依頼をし、ツインパワーSWが1台買える程かかったという経過があり、ツインパワー以上の機種の分解整備をためらっていたのと、あたり個体だったのか5年間で小型含め青物を100匹近く釣っても(おヒラ様は不在でした)異音どころか違和感が全く無かったため、敢えて様子見をしていたというところです。
それでは分解開始!!
ハンドルを取り外し、スプールも取り外します。
スプールを取り外すと、高さ調整のシムとベアリングが着いたスプール受けが出てきます。
シムを取り外すとイモネジが出てきますが、
これは0.89の6角レンチで外れます。
外したなら裏にC型のバネでベアリングが留められているので、これも同時に外します。
シャフト上部が外れたら、ローターに付いたリテーナ(灰色パーツ)を外し、下にあるローターナットを外します。
ローターナットは逆ネジで留められております。
力任せに正ネジで回すと…。
ローターナットを外すとローターが外れ、下から銀色の蓋(ローターカラー)が見えます。
これは撥水コートがされているパーツのため、極力素手で触れず、ゴミなども付着させないように本体から取り外します。
蓋を外すとローラクラッチ組が出てきますが、
分解方法をネットで調べている方には分解をオススメしません!!(バラシたら組み戻すのが大変)
クラッチ組みのネジを外し、本体から外したら…
決して本体を振ったり、スプール軸を下に向けないで下さい。
中間ギア軸がスッポ抜けて、中でギアが外れて本体蓋の開封時に難が出ます。
同時に、クラッチ組みを取り外した際、本体接合部にOリングがありますが、こちらも撥水コートされているので、可能であれば分解整備するタイミングで交換が望ましいでしょう。
そんなこんなでやっと本体。
(※写真は組上げ時のため、グリスが塗付済です)
因みに、写真左下に映る銀色のパーツが中間ギア軸です。
本来なら横のネジ、ボディーガードを外せば本体蓋は空きますが、ここで再び難が…。
まず、ボディーガードがトルクネジで留められていますが、このサイズがT4というサイズで100均やホームセンターでは売られていません!
で、それが解決しても今度は本体側にも隠しネジがあり、フリクションリングとスペーサーの下と、
やっとの事でご開帳!!
ギアを取り外して欠けやキズが無いか見ますが全くありません。
ただ5年間使用してきた事もあり、グリスが切れかけていたり、オシュレートカムは真っ黒でした。
ギアとベアリングは纏めてパーツクリーナー(瓶の中に吹き出した液体)の中に10分程漬け込み、
一晩置いて乾燥させ、翌日に作業を再開します。
というのも、ベアリングの中の溶剤が乾き切らないまま行うと、新しいグリスを封入しても変質してしまう可能性があります。
また、内部の鋼球が変形していたりすると、グリスが抜けて乾燥していれば上記写真のように転がす事で僅かな変化に気付けますが、グリスが残っていたり、内部に溶剤が残っていると潤滑剤の役割を果たし、気づくことができません。
脱脂したベアリングは、専用の器具があれば良いのですが、無い人は
アルミ箔等にスプレー系のグリスを盛り付け、それに押し当てて封入します。
今回ギア、ベアリング共に異常が見られなかったため、グリスを塗り付け、分解の逆の手順で組上げていきます。
因みに、パーツリストに記載されていない凹の字に似た乳白色のパーツがありますが、これは組上げ時に蓋側の横内部に貼り付けます。
(写真撮影忘れました)
そんなこんなで組上げ完了!!
試し巻きをすると…。
コロコロコロ……。
????
もっかい組み直し決定です。(涙目
- 2023年1月31日
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