まさか自分に起こるとは

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こんにちは。


突然の不慮の事故、迫る病魔の発覚などのアクシデントは誰の身にも起こりうることです。

ただ、実際にそんな場面に遭遇するまでに自分にそんなことが起こるとイメージしている方は多くはないでしょう。

当の私もそんなことが起こるとは露知らず。




ある冬の日、大学に行こうと家のドアを開けました。

空いたドアは閉まるわけですがその時、ドアの向こう側から聞きなれない「ベキンッ」という音が。

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恐る恐るドアを開けるとポロリとティップにぶら下がるガイド。

ハイライトが消える瞳。


我が家では洗った後の竿をドアに張り付けた傘置きに入れて乾かしているんですがドアを開閉した拍子に傘置きから抜けてそのまま首チョンパ。


以前から家のドアや車のドアに挟んでティップを折るという不慮の事故が釣り人界隈には存在すると聞いてはいましたが、正直なぜ起こるのか意味が分かりませんでした。

閉める前にそんなことわかるでしょうに、と。

今ならわかります。意識の外でこういう事故は起こるんです。




修復の選択肢としては


①メーカーに出す
②中古を探してメス側を取り換える
③知り合いに直してもらう
④自分で治す


私が取ったのは④の自分で治す。

上の二択は金銭的にも現実的にもナシ。

③は郵送代だとか郵送のための梱包だとかが億劫でナシより。

何よりも今までの感謝の気持ちを込めながら治したかった。
スレッド巻きやエポキシコーティングなんかやったこともないし不安だけど、他人に任せるより自分で治した方が納得できる気がした。



必要なものをネットで調べたり知り合いに聞いたりして次の日ホームセンターに行ってそろえてから治しに掛かります。

手順はネットで調べたらわかりますし、自分が語るほどのものでもないと思いますんでここでは割愛します。


結果がこれ。

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どちらかというと自分の手先は器用よりだと思っていますが初めてにしてはまぁまぁ上手く行ったのではないでしょうか。

しいて言えば赤のスレッドが本来メタリックだったのが普通の物しかなかったことが心残りです。
あとエポキシの気泡がどうしても抜けきらなかったことも少し気にはなるかなと。

使用感としてはキャストの際、若干タメが効きにくくなったなぁという感じです。
プラシーボと言われればそれまで程度のわずかな差ですが。



皆さんもほんとに気を付けてください。
使用感云々ではなく大切な道具を壊したという事実で単純に萎えますので。

愛竿へ、ごめんなさい。これからもよろしくお願いします。




それでは

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