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堤防イソマグロ 2020

直近の海の状況と過去の実績から4月の第二週が飛魚とそれに付く回遊魚の接岸時期だと目星をつけていた。

このような蓋然的判断は様々な海洋事象が複雑に絡み合うため数量化、法則化が不可能である釣りというの遊びにはあまり意味がないように感じるが、さりとて何も考えずに釣りをすることもこれが意外と難しい。

今になって冷静に考えてみると、海況の予想など釣りに出かけるための口実にすぎないのかもかもしれない。
何せほぼ毎日釣りに繰り出すのだから、予想なんぞしたところでまるで詮のないことなのだから…。



4/6
夜明け前に堤防へ。
シーズン初期は日が昇ってからあたりだすことが多いが、様々な可能性を探るために少し早めに現場に向かった。

海面は穏やかな凪で風は若干の追い風。
満月のはずだが空に雲が多いのか、思いの外堤防の雰囲気は暗然と沈んでいる。

まずは最近手にいれた195mmの大型ミノー「ボアーss」を使用してみる。

これまで大物釣に使えるミノーといえばマグナムミノー一択だったがボアーの登場により選択肢が広がった。

ボアーの開発には先発のマグナムミノーの弱点克服を強く意識しているらしい(噂で聞いた程度で信憑性はない)のでマグナムミノーと比較して飛行時のバランスや、巻きの軽快さなどは大幅に勝っている印象をうけた。

とはいえマグナムミノーの実績が霞むわけではないし、なによりマグナムミノーは島内で購入できるという(個人的な)アドバンテージがある。

現在私がルアーで大物を狙う場合、ルアーのアクションや泳層による使い分けを行うことはまずないが、上記のことを踏まえてこの2種のミノーの運用に関しては長丁場になる沖磯では巻きが軽く飛行姿勢も安定しており使用時のストレスが少ないボアーを、地磯や堤防など短時間だけど頻度の高い釣りではもし無くなってもすぐに補充できるマグナムミノー、というような使い分けをすると良いのかもしれない。



釣り開始から30分ほど経過し、周囲が明るんできたころ沖でミノーにヒット。
重量感から魚は5kgくらいのサイズだと推測される。
しかし、この魚は半分くらいラインを回収したところでフックアウト。

しかしまだこれでは終わらない。
フックアウト直後、体勢を立て直してリールのハンドルを少し巻くと今度は強いあたり。

ラインが引き出され、リールが唸る。
これは良型だ!

魚はファイト中、こちらがラインを回収すればするほど徐々に左方向のテトラへ近づいていってしまう。

魚との距離が詰まった。ラインは今にも海上に頭を出しているテトラに触れそうだ。

出すか、巻くか。
一瞬の判断で出した答えは巻くことだった。

それほど重くないので、テトラにラインが触れる前に速攻で回収出来そうだったのと、最悪切られてもそれほど痛くないサイズの魚だと予想されたのがこの判断に踏み切った決め手だった。

結果的に成功。
足下に1m超の黒い砲弾のような魚影が姿を現した。イソマグロだ。

ランディングポイントまで誘導し、下顎にギャフを引っ掛けて取り込み。

堤防上に横たわったイソマグロは目測15kgほど。
シーズン初期のならしにはちょうど良いサイズの魚だった。

その後すぐまたミノーに水面を割ったバイトがあるが、ミスバイト。

5:30~6:00くらいにかけて200~300mほど沖合いで鳥山がたち、その下では大型魚のボイルが発生。

この鳥山とボイルは2度ほど近づいてきたが、その都度漁船の出港とタイミングが重なり、鳥山は霧散してしまった。


堤防のイソマグロは一度釣れ出すとしばらくは続くので今週いっぱいくらいは堤防に通って、秋冬に釣れていなかった鬱憤を晴らしたい。




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