プロフィール

wnwny

静岡県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/5 >>

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索

:

ジャンル

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:1029
  • 昨日のアクセス:52
  • 総アクセス数:112966

QRコード

対象魚

ジャパントラウトGJTVS-G410ULLT感想

今期はやわらかいロッドを試そうということで、渓流用に3本のロッドを調達しました。ジャパントラウト410スピニング、パームス シルファー411XULベイト、マノマ ラフター切口39UL。ついでに本流用はマノマ ランディーシャフト72MLを調達したが、本流はGW以降に行くつもりなのでまだ試し投げ&ニゴイの釣果しかありません。
ジャパントラウトとシルファーは釣行&入魂済みなのでまずはジャパントラウトの使用感から書いていきます。

リールはイグジストLT2000SHにPE0.6号をセット。
源流に行くわけではないけど、410の長さがちょうどよいのでこれを購入しました。
グラスロッドということで、一応最前線のロッドとして使えるという触れ込みはあるものの少し不安を感じつつ、かつ値段もそれなりにしてしまうので少し勇気のいる選択だった。
実際に使ってみると、いわゆるベナンベナンのグラスロッドではなく、何も知らなければカーボンロッドだと言われても騙されるだろうくらいに”Theグラス”という使用感ではないので安心してよいと思います。そのほかカーボンロッドと同列に比較して選択すればよいと思います。

まず見た目ですが、バット回りがかなり太いです。MLクラスのロッドと大差ないくらいに太いです。ただ重量はすごく軽いです。86gなのでカーディフストリームリミテッドやテンリュウレイズの渓流竿と同等ですし、見た目の大きさも相まって逆に軽く感じてしまいます。

次にキャスティングですが、サイド・バックサイド・フリップを中心にキャストしますが、主に横からのキャストではすごくよく決まります。振ってテイクバックするというより自分の真横にルアーを置く感覚でテイクバックして親指の押しで曲げて放してやるとしっかり曲がりこんで小さなモーションでキャストが決まります。飛距離も同様に通常のカーボンロッドよりほんのわずかに劣るかなと思いつつ十分な飛距離を出してくれます。
フリップキャストはまだ完全には感覚がつかめないのですが、思いっきり曲げこんだり飛ばしてやろうとため込んだりしたときに弾道が浮き上がる傾向があり、このあたりはカーボンロッドとの感覚の違いが少しあるように感じる。実際にはティップ周りが自分の方に向く感覚でまげ込めるとしっかり低弾道で飛んでくれるんですが、少しテイクバックの入力に癖を感じます。
これは昨シーズンでタクティスト、ラグレスボロン、カーディフといった張りのある竿ばかり使っているのでまだもう少し慣らしていかないといけない。いずれにせよ、ラフターでも感じましたが、やわらかい竿は曲げこんでスローに戻りそうな感覚に反してリリースポイントはしっかりいいポイントで放してやらないといけない一方、しっかり飛びはするので弾道のコントロールが難しく感じるだけで、これが硬い竿なら”ただ投げられない”というミスキャストになる。投げられさえすれば、硬い竿の方がアキュラシーが出やすいということだと思います。
そしてキャスティングで一番驚きはガイドがらみの無さです。
ノットはバッドガイドよりリール側にありますが、4日くらい使っていて一度もガイドがらみがありません。カーディフやラグレスボロンあたりだとその日の調子によってガイドがらみが頻発したりして、”あとガイド1~2個分リーダー詰めようか…”となったりしますが、それが1回もない。ただの一度も。このあたりは研究しつくしたガイドセッティングだとのメーカーのアナウンスがあるが、本当にそういうことなのかもしれない。フェザーリングも含めてとにかくコントロールがしやすい。こういったメーカーのうたい文句を真に受けたことは1度もないが、今回ばかりは流石に信用してもいいかもしれません。

魚をかけた後でばらしやすいかどうか?については正直まだ良く分らない部分があります。普通にランディングで抜き上げようとした際にばらしたので。ただこの時はあまりに雑に抜こうとしたので、さすがにそれは…ということかも知れないですが、実際にカーディフあたりでもばらしはほとんどないので、どういうところでグラス特有の曲がりの限界の高さが効いてくるかということについてはもっと魚を掛けなければわからないかもしれません。

総じて、使いやすく良い竿であることは間違いないです。
ただ税込み70000円以上しますので、一般的なメーカーのハイエンドである40000円程度と比較するとだいぶ高額な部類に入りますので、本当にこの特性が欲しい人が選ぶ竿だと思います。
やまけん氏も配信でおっしゃっていましたが、今までいろいろカーボン使ってきたけど代り映えしないし何か閉塞感を感じるとか何か違うものを使いたいと思う人は是非買ってみた方がよいと思います。

cfpudhnhx3fa53pu3orn_480_480-cdbb3829.jpg

コメントを見る