今シーズンのエギングは堤防、夜～朝方を中心にやりました。
去年は主にサーフで朝～昼、夕方で夜はやらなかったです。
タックルについては、
去年は、シングルハンドルのヴァンキッシュ、ロッドはセフィアの89ML、86Mを使った。今シーズンはダブルハンドルのヴァンキッシュに、シーズン途中に発売されたカリスタの82MLを中心に使っていきました。

カリスタを使ってみた感想としては、まずセフィアに比べて感度がよいです。着底やイカが触ったときに手に伝わってくる感覚が全然違います。また、セフィアと比べてキャストしたときの反発感が明らかに高く、セフィアがだるく感じるほどです。これは89と82の差があるのかなと思うので直接比較するには90LMLあたりではないのかなと思いますが、後述する硬さの面ではバット回りではさほど変わらないかもしれません。
ただ一方で、竿が意外と堅かったです。感覚的にMLがM-くらいの感じで、2.5～3.0を中心に3.5も使おうという感じで買ったものの少し用途に合わなかったです。また、実釣面についても、セフィアがシャクリのドラグ設定でそのままある程度寄せてこられる感じに対して、カリスタはシャクリのドラグ設定のままだと、イカが掛かった後にそれほどバットが曲がらない感じで、イカが掛かったらすぐにドラグを強くしないと竿先が跳ねてばらしてしまう感覚があります。実際に最初は数匹ばらしてしまいました。
感度とキャストでカリスタを選ぶか、トータル的にばらしも少ないセフィアリミテッドを選ぶか、悩ましいところですが全体的なバランスとしてはセフィアに軍配が上がるかなと思います。

86Lが今回ラインナップになかったので、本来はそれがあれば欲しかったところでした。2.5号中心に3.0号の場合、ブルーカレント85オールレンジが今の手持ちの竿の中では一番ちょうどよいです。キャストについても軽いものから重いものまでしゃっきり感が高く、実際にセフィアより飛んでいると思います。竿自体の軽さもあり、2.5号～3.0号メインであればこれを選らんで使っています。ドラグが弱くてもしっかり竿も入りますし、ヤマガはこのロッドを世に出したことでライトゲームロッドのかなりのカテゴリを機会損失しているんじゃないかと思うくらいの性能です。まだ転勤前の近くの釣り具屋に新品があるので、デッドストックで買っておこうかなと悩んでいる次第です。

また、今回ダブルハンドルを使うようになりました。物は試しということで使ってみましたが、結論から言うとエギングはダブルハンドル一択かなと思っています。
3㎏～を釣るような船や磯ではまた違うのかもしれませんが、ショアから~1㎏程度の秋イカを狙う分には特に巻きにパワーは必要ありませんので、しゃくったときの使いやすさが争点になります。
ずっとライトショアジギングでベイトリールなどのダブルハンドルが使いづらく、アクションして早く巻くという行為にはシングルハンドルと思っていてダブルハンドルに見向きもしませんでしたが、やはり糸ふけの量を適量に調整した状態を保ったままフォールさせるということが非常にやり易く、今まではスプールやハンドルに手を添えたりしながらやってましたが、ダブルハンドルではその必要がない。勝手にハンドルが回ってしまうということがエギングにとって非常に不便だったと使ってみて実感しました。ただダブルハンドルはどうしても重量がかさんでしまうので、ヴァンキッシュやヴァンフォードのCI4ハンドルを使うのがいいんじゃないかと思います。

タックル選びとして得た結論としては、竿はセフィアリミテッド、リールはダブルハンドルでということなんですが、
竿についてはセフィアとカリスタではどの性能を重視するかのふり幅で選べばよく、総合点ではどちらも変わらないと思います。他ダイワや宇崎日新の竿などもありますが、基本的には好みの範疇になるんじゃないかという感じです。もしかしたら15万近くするオリムピックあたりの竿は別格なのかもしれませんが、そもそも手に入らないものなので考えないことにします。

春から夏は主に河川の釣りに行くので基本的にエギングは秋のシーズンしかしませんが、来年は磯回りに手を出せたらいいなと思います。