【ルアー追想記】デュオ：ビーチウォーカー・ファルクラムのコピー品

９５ｍｍ　３０ｇぐらい　シンキング

　前回、デュオルアーのコピー品を誤って掴んでしまった話を書きましたが、写真のものも同じくデュオのコピー品です。
　これは、水中に放置されていたのを拾ったものなのですが、本物と違う点として、腹もしくは背中のネームがないこと、正規品のカラーラインナップにない配色であること、そして目玉の白目部分が本物よりも面積が広いことで区別できました。そして、近年ア〇ゾン等で出回っている数個セットの製品であることが分かりました。
　この手の海外の業者は、オリジナルを完全にトレースして安価に製造できる技術を持っています。20世紀の昔、ケ〇クラフトという量販店のプライベートブランドが、人気ルアーを丸ごと模った製品を販売して訴えられていましたが（当然の報いです）、その当時に比べてはるかにコピー技術は向上してしまいました。
　当然ながら開発コストは０ですから、今後もコピー品はどんどん出回ってしまう恐れがあります。コピー品を使うのは自由ですが、これで釣ってネットを使って堂々と自慢するのはちょっと引いてしまうかもしれませんね（笑）

2023年1月18日
コメント(2)

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コメント失礼いたします。

模造品の是非については極めてデリケートな問題なのでこの場では言及致しませんが

ジェネリックという言葉の使用については、意図しない誤解を招く恐れがあるとおもいますので一言申し上げたいと思います。

ジェネリック薬品という言葉が前提になっていると思われますが、あれはあくまで特許（独占販売期間）が終了した薬品を他社でも製造販売して良いという制度に則った合法の製品です。

また、医療費という公的な社会資源の節約という極めて公共性の高い事業であり、本件のようなルアーの模造品販売を準えるのはやや不適切に感じます。

少なくとも模造品の販売は、明確に違法でなくとも公許良俗に反するケースが多いと感じざるを得ません。

2024年2月4日

泣き虫土龍@ビルダー

大阪府

ichi-go

兵庫県

>貧乏ロッドビルダーさん
ご指摘ありがとうございます。ジェネリック・・・オリジナルに準じた格安製品という意味でとらえがちですが、ジェネリック薬品についてはそういう説明も病院では必ず受けますね。コピー品を使うかどうかはあくまでも個人の自由ですが、私としては企画から発売まで気持ちのこもった製品を使いたいです。