プロフィール

関根崇暁

福岡県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:285
  • 昨日のアクセス:179
  • 総アクセス数:1093446

QRコード

BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

清流鱸考察 続、現場百回

夏が終わり、秋、季節は一雨毎に冬へ向かう。

現場百回主義で、何度でもフィールドを見に行く。

少しづつフィールドは変化して行く。
nnzgtfka285369mbhsuw_480_480-b0f14172.jpg
秋の空は何処までも高く青い、川面はそれを映し青く輝く。

夏の煩いくらいの緑は少し落ち着き、河川敷が秋色になってきた。

本当に秋なんだ、すぐに冬がきてしまう。



清流鱸のシーズンは稚鮎に始まり落ち鮎に終わる。



終わりまで、もう時間はそんなに沢山あるわけでは無い。



一人の釣師が、一人の釣りで、一つの答えを求める。



夜を越える度に、一つ、また一つ。



パズルのピースは増えて行くけど、全体像は、まだ見えそうに無い。

此処には、過去のデータも実績も何も無い。

自らの努力で勝ち取る意外に方法は無いのである。



確かに釣れたという結果は大切だけど、釣ることが全てではない。



過去に釣れない時間を無限に過ごした人は、そう簡単には折れない。


フィールドに通い続けた先に用意された「答え」がどんなに素晴らしいものか知っているからだと、僕は思う。

まだ終わってないけど、今年は良いシーズンだった。

オヤニラミ、清流鱸、どちらも釣ることが出来た。

それらが、偶然ではなく、必然的に釣るための道筋が今の僕には見えている。

未だ見えないのは「有明海のサクラマス」だけである。

どれだけ聞き込みをしても、その存在を知る者に、沢山は出逢えていない、北関東にある、故郷の大河であれば、見えるものも、処変われば見えなくなる。

というより、一度、感覚に染み渡り、記憶に植え付いてしまった観念を、白紙に戻す、過去の良い思い、過去のダメだった記憶を払拭して0から釣りを組み立てるのは、容易じゃないという事。


勿論、釣場は誰のものでもない。



これは、釣師としての精神で言う処の話で。

自分のフィールドは何処にあるか?

そこは自分のフィールドであるか?


とても、それが大事な部分である。


そして僕は筑後川のフィールドが心底、好きである。
uzf7aa6ern5o6wcdnt6m_480_480-2905afaf.jpg
今回はハヤ釣りの地元釣師達に遭遇、少し話を伺う事に。

この人達も、やはり清流鱸の存在を知っていた。


「前に、朝、釣った人がおったけど、それっきり見かけないもんね」


やはり、釣った人が居るというのは驚きだけど、少し前に逢ったことのあるバスマン?の話と似ている、場所と時期は同じ。


もしかすると、釣ったのは、あの彼で、それをこのおじさんは目撃したのかもしれない。その時期が、何時かはまだ言えないけど、ある時期にどうも好条件になるタイミングがあるみたいだ。


それは、来シーズンの検証課題の一つになった。


もっと、この筑後川の事、鱸の事が知りたい。

完全な淡水域でバスやナマズと共存している鱸がいる。

それは紛れも無い事実。



本当を知らないのは、僕等だけなのかもしれない。

だからこそ、次の一本を求めて、百回でも二百回でも、見て歩く。




それを忘れないように。



必ず求めた「答え」があると信じる事、それはそういう事なのかもしれない。





■何時も釣れない釣師のログをご覧頂きありがとうございます。


■皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。


■もっと書いてくれと思っていただける方、遠慮なく、ソル友、ファン登録、fimo会員登録をお願い致します、お気軽にどうぞ。

コメントを見る

関根崇暁 さんのあわせて読みたい関連釣りログ