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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

軽量化を要求した時代の忘れ物(リール)

リールは、徐々に軽さを要求され製作されるようになった。

アルミやチタン、マグネシウムなどの軽金属、カーボン素材、軽量樹脂などで、どんどん軽くなって行く。それは留まる事無く、次々に進化して行く。

実感として、そこまで軽さが必要か?と問われれば、僕の釣行時間はせいぜい長くても5~6時間、ぶっ通しで24時間釣りを続けるわけでは無いから、そこそこ軽ければ問題は無いと思う。

昔のリールだって十分軽かったと思う。
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ABU Ambassadeur 2500C 1980年製(エビス正規品)
僕の知る限りでは、小型ベイトキャスティングリールの傑作。
現代までパーミングに変わる事無く作られ続けたリール、正確には、3500Cがこのリールのパーミングカップモデルが存在する。
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ABU Ambassadeur 5500C 1982年製(エビス正規品)
山形からパーミングに変わった時代のリール。
所謂、ダメになった、終わったと言われ始めた頃のAmbassadeur だが、耐久性も、操作性も高く、シンプルで気に入っている。
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ABU LITE PLUS SPRINT   1989年製(並行輸入品)
日本でもバストーナメントが盛んになり、リールに必要以上の軽量化が求められた時代が始まり、この不思議な形のロープロファイルというリールが生まれた、丁度、日本の正規代理店が、EF(エビス)からOA (オリム)に変わる前のリールである。

※現在のアブの取り扱いは、ピュア・フィッシング・ジャパンさん。

リールが軽くなって、竿の感度が上がって、長時間釣りをしても疲労を低減してくれる、それは素晴らしい事だけど。

昔の「重い」リールには、使い心地、その巻いたとき、投げた時の心地よさ。

カタログスペックでは表記されない、見えない性能がある。
そして、20年、30年経過しても、色褪せる事無く、輝き続ける。

気に入った道具を、大事に、大事に使い続ける事、手に馴染み、身体の一部と化すまで。

今、流行りのエコってそういう事なのではないだろうか?

もちろん、現代のリールは素晴らしい、一度は最高峰のリールを手にしたいという方も多いと思うし、それはそれで正しい方向。

急かされた日常生活、その合間の釣りでは、少し「心地よさ」を求めてる人も居るってこと。

カチッ!ブンッ!シューゥゥゥゥ~、カッチン!ゴリゴリ、ゴリゴリ。

今では嫌われものになった、そのメカニカルノイズも、関節の調子が悪くなった僕の身体に似ていて、愛着が涌く。

Daiwaの次は、コレで、昭和フィネスしますカナ♪






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