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関根崇暁
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▼ 夏の匂いを探して
蝉の声、青と緑のコントラストの世界白い雲が浮ぶ季節が来た。

待ちに待った夏だ。
僕は少年時代や幼少期、その時代に見たものと匂いを強烈に覚えている。原体験は誰でも覚えている様なつもりで居たけれど、多くの人々は子供の頃の記憶など事細かくは覚えていない様である。
夏の記憶、情景などは時間と共に美化されて、都合の良い記憶に塗り替えられてしまう事も多いものだが、匂いの記憶に関しては、記憶の中で風化せずに何時までも思い出すことが出来るもの。
朝霧の立ち込める川の匂い。
昆虫を捕まえに行くときに感じる樹液の匂いや土の匂い。
草むらを歩くときの甘い草木の匂い。
焼けたアスファルトの匂い。
工場の酸化鉄や薬品や塗料の匂い。
釣具屋の匂い、駄菓子屋の匂い、酒屋のアイスの冷蔵庫を空けた匂い。
色々な夏の匂いは、僕の記憶を支配している。
ただ単純に「○○の匂い」という記憶を何十年も持ち続ける事で、複雑な多感期の記憶を整理して行くのかもしれない。
そんな夏の匂いを一言の言葉にするのは難しいが、僕と同じように記憶に刻んで貰いたい。
そう、それは我が子に対しての想いである。
夏休みになったというのに、TVアニメにyoutube、TVゲームに夢中になって家から出ない子供達。
我が子に対して、残念でなら無い事が一つある。
僕の時代との大きな違いでもあるのだけど、大人が何かを与えないと遊べないってこと。
もちろん、この時代に昔の理屈を押し付ける気はしないけど、遊びは「何が面白いか?」自分で考えるものである。
大人の言う仕事はそれが面白いか?ではなく、「結果・利益を生む事になるか?」である。
つまり遊びには、結果も利益も要らない。
素敵な匂いの記憶を残せたかどうか?が親として与えたいものなのだから。
そんな想いもあり、小学生低学年の息子を二人連れて釣りをした。

子供が扱うと道具箱もグチャグチャになるけど、気にしないw

万能餌は紅サシ(鯖虫)を使う。

ショートロッド(短竿)の基本姿勢、水面に自分の影を落とさない。

ハヤを自分で釣りました。この笑顔に逢いたかった。
僕も親父の威厳を守るため、例の魚を狙う。

そう、子供にも人気のオヤニラミ。そして見事なまでの保護色。
それでも、自分で探してもらうために、釣り方は教えない。
夏の日差しは強いので2時間くらいで切り上げる。
遊び飽きたら帰る。
子供の釣りの鉄則である。
そこに大人の都合は要らない。
釣りの帰りに末っ子を保育園に向かえに行き
その足で向かった先はココ。
山を目差す。

道路脇の山道を降りて行くと

小さな沢へ出る事が出来る。
落ち葉を歩く音、木漏れ日、ひんやりとした空気、冷たい水。
それらがどこか懐かしく心地良い。
狙いはもちろん。

沢蟹。

遠くで雷鳴が聞こえたので急いで撤収。

温度変化に弱い課になので直ぐに死んでしまうだろうけど、バケツの中で暫く飼育することに。

僕が家族と暮らす筑後平野。
この豊かな自然が何時までも残りますように。
何十年か先も子供達に夏の匂いが残りますように。
- 2014年7月20日
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