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▼ 【インプレ】ダイワ モアザンエキスパート AGS 87LML アーバンサイドカスタム(グローブライド)
正月の間はあちこち釣り以外で出歩いていたのでぼちぼち書き物が出来る時間があった。
まぁ、元旦から不吉なことが起こったってのもあってなんか「面倒くせぇ」って思い始めているのが一番なのだが。
そんなこんなで、昨シーズンに追加投入したモアザンエキスパート AGS 87LML アーバンサイドカスタムの話。
導入に当たっての経緯とか、なぜこのモデルをチョイスしたのかと言った所も含めてインプレッションしてみたいと思う。
◆スペック
8.7ft、最近グリップが短いロッドが増えているので、標準的な長さと言えば分かりやすい。

自重については120gで、新型AGSの搭載により、ブランジーノAGSの頃より軽快感が増したように思う。
キャストのウェイトは5g~30gとの事だか、下限はともかくとして上限は振りきらなければ別に40gを超えても問題なかった。
◆テーパーデザインについて
ブランジーノAGSの87LMLの頃からだが、初代ブランジーノの頃から比べてほんの少しだけ、#1の継ぎ目付近からバット迄のカーボンが多く巻かれている。
(故にパラボリック感は少な目になり、本当にレギュラーアクションに近付いた気がする)
これにより得られるものは、重量ルアーのキャスタビリティ、バイブなどのジャーク時の操作性、及び高負荷時に「引き剥がす力」となる。
反面、失ったものもある。
足元に魚が寄った際のストロークである。
これまで、このストロークの犠牲を理由に初代ブランジーノ以降の87LMLを敬遠してきたのだが、近年レギュラーサイズシーバスの大型化、及び魚のコンディションが年を追う毎に良くなって来ている事から、引き剥がす力の方を優先してみてはどうかなと思ったのが導入のきっかけとなる。

単に引き剥がす力だけを見ればブランジーノの94MLがあれば良いだけなのだが、特に春先や冬の終盤戦でローテンションの巻物をやるときなど、もう少しだけティップが入ったらな…とか思ったりすることも多く、かといって緩い竿だと市内河川で中重量のルアーのキャストが決まらなかったりするので、アキュラシーと乗りを天秤に掛けたときの妥協点が87LMLだなと。
なお、新しく出た94LMLでなく87LMLを選択した理由については、上述のアキュラシーに加え、単に好みによるもの。
ジャークなど小技を織り混ぜる事を考えていくと、どうしてもレングスは短い竿を選択しがちになる。
オープンウォーターでただ巻き主体の人であれば長い方が掛けるにしても寄せるにしても誤魔化しが効くだろう。
◆絶対的な感度
普段は竿の感度なんざ頼るに値しないとか、普段の使い込みをすることで感度は自分の中で作り上げるモノだとか言っているが、ことチヌ釣りに関してはその限りでない事が先シーズン良く分かった(笑)
おそらく、チヌゲーのプラッギング用としてはこれ以上にないロッドに仕上がっていると思う(笑)
僕がシーバス釣りをするなら充分だと感じるレベルの竿を試しに交換してみたところ、圧倒的なレベルの差が(笑)
こと、ボトムの釣りであるとか、シンペンを漂わせるとか、そう言った釣りの場合明らかにアドバンテージがあるよなぁと。
冬場、東レさんのキャンペーンで0.6号を頂いてからこの竿と組み合わせて使っているが、本当に着水した先での挙動が分かるのには驚いている。
もちろん、いつも、いつでもこの感度が釣果をもたらす訳ではないのだが、あるにこしたことはないなと思う時がままあるのだ。
◆引き剥がす
初代に比べて若干の張りを持たせた87LMLだが、その恩恵としてはやはり引き剥がす力が挙げられる。
単に耐えてタメるだけであれば近年の竿なら難なくこなしてくれるのだが、そこから「竿を起こす」事が出来る竿は限られてくる。
このエキスパート 87LMLは曲げた先から「戻ってくる」。

モンスターシーバスでなくてアレなのだが座布団級のツバクロエイを掛けたときに全く寄る素振りの無い魚をガチガチのドラグでGTみたいに腹にグリップエンドを当てながらポンピングで寄せた。
初代のブランジーノとかだと根元までひん曲がって寄らないのがある程度まで曲げ込んだ後、竿の反発で戻ってくる感覚があった。
もちろん、竿としてどちらが正しいかという考え方はナンセンスだが、少なくとも流れの中のレギュラーサイズ以上を寄せてくるという僕の中のニーズにはこちらの方が合っていると感じている。
(ゆったり魚を捌く際にはバットまで曲がる方が良い。)
◆リールとのバランス
正直旧規格の3012番クラスのリールを付けてもバランス的には全く問題はない。
LT規格の4000番イグジスト(205g)を装着しても重心点の違和感を感じることは無い。
しかし、欲を言えば180g台のリールを着けてやってみたいなと思うことも。
AGSのブランジーノ 87LMLで思ったが、タックル総重量で300g付近になると操作感は異次元なのだ。
◆ブランジーノ 94MLとの使い分け
現在ブランジーノ 94MLとエキスパート 87LMLの2本だてでメインロッドを使い分けているが、基本的にオープンウォーターで120mmのミノーをメインとするようなとき、あるいは鉄板、ブレードなどのメタル系を使うデイゲーム等では94MLを多用している。
また、ストラクチャーから引き剥がすような釣りの時も基本的には94MLを用いる。
小場所やバックスペースが無い場所、シンペンなどを使う場面、橋下に打ち込む釣りをするときは87LMLかなと。
また、ジャーキングを多用したり、ボトムを意識した釣りだと87LMLの出番が多い。
両者に言えるのは、一般的なウェイトのルアーであれば問題なくキャストできてしまうと言うところ。
ただし、120mmクラスのルアーで、変則キャストが要求される場合はバックスペースの有無にもよるが87LMLだとブレる事がある。(技量にも依存しているとは思うが)
◆総評
100mmまでのルアーのテクニカルな使用がメインとなるが、ちょっと無理してロング系のルアー、ヘビー系のルアーもこなすことが出来るオールラウンダー。
その軽量さからは計り知れないリフト力を秘めており、信じて曲げ込めば必ず応えてくれるはず。
厳冬~初夏のフィネスシーンに是非とも携行したい1本。
まぁ、元旦から不吉なことが起こったってのもあってなんか「面倒くせぇ」って思い始めているのが一番なのだが。
そんなこんなで、昨シーズンに追加投入したモアザンエキスパート AGS 87LML アーバンサイドカスタムの話。
導入に当たっての経緯とか、なぜこのモデルをチョイスしたのかと言った所も含めてインプレッションしてみたいと思う。
◆スペック
8.7ft、最近グリップが短いロッドが増えているので、標準的な長さと言えば分かりやすい。

自重については120gで、新型AGSの搭載により、ブランジーノAGSの頃より軽快感が増したように思う。
キャストのウェイトは5g~30gとの事だか、下限はともかくとして上限は振りきらなければ別に40gを超えても問題なかった。
◆テーパーデザインについて
ブランジーノAGSの87LMLの頃からだが、初代ブランジーノの頃から比べてほんの少しだけ、#1の継ぎ目付近からバット迄のカーボンが多く巻かれている。
(故にパラボリック感は少な目になり、本当にレギュラーアクションに近付いた気がする)
これにより得られるものは、重量ルアーのキャスタビリティ、バイブなどのジャーク時の操作性、及び高負荷時に「引き剥がす力」となる。
反面、失ったものもある。
足元に魚が寄った際のストロークである。
これまで、このストロークの犠牲を理由に初代ブランジーノ以降の87LMLを敬遠してきたのだが、近年レギュラーサイズシーバスの大型化、及び魚のコンディションが年を追う毎に良くなって来ている事から、引き剥がす力の方を優先してみてはどうかなと思ったのが導入のきっかけとなる。

単に引き剥がす力だけを見ればブランジーノの94MLがあれば良いだけなのだが、特に春先や冬の終盤戦でローテンションの巻物をやるときなど、もう少しだけティップが入ったらな…とか思ったりすることも多く、かといって緩い竿だと市内河川で中重量のルアーのキャストが決まらなかったりするので、アキュラシーと乗りを天秤に掛けたときの妥協点が87LMLだなと。
なお、新しく出た94LMLでなく87LMLを選択した理由については、上述のアキュラシーに加え、単に好みによるもの。
ジャークなど小技を織り混ぜる事を考えていくと、どうしてもレングスは短い竿を選択しがちになる。
オープンウォーターでただ巻き主体の人であれば長い方が掛けるにしても寄せるにしても誤魔化しが効くだろう。
◆絶対的な感度
普段は竿の感度なんざ頼るに値しないとか、普段の使い込みをすることで感度は自分の中で作り上げるモノだとか言っているが、ことチヌ釣りに関してはその限りでない事が先シーズン良く分かった(笑)
おそらく、チヌゲーのプラッギング用としてはこれ以上にないロッドに仕上がっていると思う(笑)
僕がシーバス釣りをするなら充分だと感じるレベルの竿を試しに交換してみたところ、圧倒的なレベルの差が(笑)
こと、ボトムの釣りであるとか、シンペンを漂わせるとか、そう言った釣りの場合明らかにアドバンテージがあるよなぁと。
冬場、東レさんのキャンペーンで0.6号を頂いてからこの竿と組み合わせて使っているが、本当に着水した先での挙動が分かるのには驚いている。
もちろん、いつも、いつでもこの感度が釣果をもたらす訳ではないのだが、あるにこしたことはないなと思う時がままあるのだ。
◆引き剥がす
初代に比べて若干の張りを持たせた87LMLだが、その恩恵としてはやはり引き剥がす力が挙げられる。
単に耐えてタメるだけであれば近年の竿なら難なくこなしてくれるのだが、そこから「竿を起こす」事が出来る竿は限られてくる。
このエキスパート 87LMLは曲げた先から「戻ってくる」。

モンスターシーバスでなくてアレなのだが座布団級のツバクロエイを掛けたときに全く寄る素振りの無い魚をガチガチのドラグでGTみたいに腹にグリップエンドを当てながらポンピングで寄せた。
初代のブランジーノとかだと根元までひん曲がって寄らないのがある程度まで曲げ込んだ後、竿の反発で戻ってくる感覚があった。
もちろん、竿としてどちらが正しいかという考え方はナンセンスだが、少なくとも流れの中のレギュラーサイズ以上を寄せてくるという僕の中のニーズにはこちらの方が合っていると感じている。
(ゆったり魚を捌く際にはバットまで曲がる方が良い。)
◆リールとのバランス
正直旧規格の3012番クラスのリールを付けてもバランス的には全く問題はない。
LT規格の4000番イグジスト(205g)を装着しても重心点の違和感を感じることは無い。
しかし、欲を言えば180g台のリールを着けてやってみたいなと思うことも。
AGSのブランジーノ 87LMLで思ったが、タックル総重量で300g付近になると操作感は異次元なのだ。
◆ブランジーノ 94MLとの使い分け
現在ブランジーノ 94MLとエキスパート 87LMLの2本だてでメインロッドを使い分けているが、基本的にオープンウォーターで120mmのミノーをメインとするようなとき、あるいは鉄板、ブレードなどのメタル系を使うデイゲーム等では94MLを多用している。
また、ストラクチャーから引き剥がすような釣りの時も基本的には94MLを用いる。
小場所やバックスペースが無い場所、シンペンなどを使う場面、橋下に打ち込む釣りをするときは87LMLかなと。
また、ジャーキングを多用したり、ボトムを意識した釣りだと87LMLの出番が多い。
両者に言えるのは、一般的なウェイトのルアーであれば問題なくキャストできてしまうと言うところ。
ただし、120mmクラスのルアーで、変則キャストが要求される場合はバックスペースの有無にもよるが87LMLだとブレる事がある。(技量にも依存しているとは思うが)
◆総評
100mmまでのルアーのテクニカルな使用がメインとなるが、ちょっと無理してロング系のルアー、ヘビー系のルアーもこなすことが出来るオールラウンダー。
その軽量さからは計り知れないリフト力を秘めており、信じて曲げ込めば必ず応えてくれるはず。
厳冬~初夏のフィネスシーンに是非とも携行したい1本。
- 2019年1月16日
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