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東レ シーバスPE パワーゲーム

シーバスPE パワーゲーム。
このラインに初めて触れたのは2010年2月、凍える大阪の猪名川だった。
今でも良くして貰っているyasさんがたまたま巻いていたラインがそれで、触った瞬間にモノフィラメントかと思うほどの滑らかさと、18lbを保証しているとは思えない程の細さに受けた衝撃は今でも覚えている。
当時1号を名乗りながら現在で言う1.5号の太さのラインが平然と売られていたあの時代にだ。


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この度FimoのシーバスPE パワーゲーム 10th anniversary企画で選考され、商品を頂いた。
まぁ、たまたま在庫があったので来る前に事前に巻いてみたのだが(笑)
やはり現行製品と遜色無い太さであり、滑らかさだなと改めて感じた。(ダイワやシマノ、よつあみ製と比較すると若干の太さを感じる)

僕が思うに釣糸に求められる機能は唯一であって、掛けた魚を引き寄せるということ。
それだけを考慮すると単に強い方がいいということになる。
ルアーをアクションさせるとか、バイトを伝えるとかいう機能は副次的であり、別に弱くても成立している。
そこで問題なのは「強くすると太くなる」ということ。
太くなると当然扱いが難しくなり、ライントラブルは増えるし飛距離が落ちる。
現在のソルトシーンでPEラインの使用が標準的な位置付けになっているのは、細くて強いからにほかならないのだ。
この10年、最も進化したのはロッドやルアーではなくラインだと考えているし、各社PEラインの品質向上にしのぎを削り、今でこそ8本撚りは横並びな品質となっているが、そこにあって10年選手として未だに戦えるレベルの製品であるのは驚嘆に値すると思っている。
確かにこのラインよりも細くて強いラインは出始めては居るが、未だに同号数としては強力はトップクラスだし、4本撚りと比較すると明らかに細く仕上がっている。

ちなみに、このラインとして最も特徴的なのがコーティングが無いということ。
コーティングの意味は編み込んだ糸がバラけないようにしたり、適度な張りを持たせることや表面の抵抗を減らしたりする目的がある。
つまり、中には編み込んだ糸の粗をコーティングで誤魔化したりすることもできるということ。
大概こういうラインは使い込んでくると高切れに(高城れにって出てきたのに笑った)なったりする。
このラインは編み込みを線方向になるべく角度を付けないように編まれているのだと思うが、それが表面の平滑を産み、なおかつ繊維の絶対数を増やして居るのではないだろうか?
故にしごかれても編み込みのバランスが保たれ、応力の集中が発生しづらく、品質が変わらない。
無意識に、経験的に未だに「ここ一番」で使用したくなることに繋がるのはこう言うことが起因しているのかもしれない。
もちろんノットを組み直す度に何mかはカットしている。
交換の頻度は変わらないが、予想外のブレイクが無いという意味だ。

良いことばっかり書いているようだが、敢えて一つ問題を挙げるとするならば価格か。今どき8本撚り150mで3,000円超というかなりのお値付け。もし、モデルチェンジするのであれば価格を下げる方向だと面白くないので、更なる性能のブラッシュアップの方向を期待したい。

一応最後まで使いきるためのコツを一つ。
どんな糸でも言えるが、僕はリールに巻く際、下巻きをPEにし、巻く糸、下巻き両方にビミニツイストを作って繋げている。

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こんな感じ。
一枚目の写真を見ればわかるが、最近の0.8号同士と比較させても若干太いかなのレベルに仕上がっている。
これを輪に3回ほど通して、ツバで濡らして締め込む。
一応、ビミニの強度までは持つので、下巻きが出たとしてもしばらくは使える。
最後の最後までラインを使いきることが出来る。


◆まとめ
時は経ったが未だに戦えるレベルのライン。
価格の面で若干の弱味はあるが、金に糸目を付けず、ここ一番での後悔を無くすためにはアリ。
これからの季節、巻いてみてはいかがだろうか?


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