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南国宮崎の初秋パターン

  • ジャンル:日記/一般
 ご無沙汰してます。 宮崎在住の高倉祐一(ヌタイ)です。  
今回は私のホームである宮崎県を流れる一級河川大淀川における私なりの初秋の『シーズナルパターン』をご紹介させていただきます。  余談ですが、この大淀川。最近のニュース等でちょっとした話題となりご存知の方もいらっしゃるかと思います。餌釣りでチョウザメが数多く釣れており、私自身も7〜8年前実際にチョウザメを目撃した経験があります。捕獲された個体の多くはシベリアチョウザメという種で他のチョウザメより大型化しやすいとのことで生態系への影響が心配されます。  では本題へ 
 
○ヌタイ的上流域の初秋パターン
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 私が足を運ぶのは大淀川の河口から距離にして25km〜30km付近。周囲を山々に囲まれていることから、まるで渓流のような雰囲気の中でシーバスを狙う事が出来ます。ここは完全な淡水エリアとなり、仲間うちでは『山鱸』と呼んでいます。メインベイトは鮎。その鮎の成長に合わせてルアーサイズや狙い方を変えていきます。  
初秋といっても宮崎では9月中旬頃まで日中気温が30°近くまで上がります。まだまだ河川の水温も高い為、涼を求めるシーバスが好むであろう瀬の絡んだ酸素濃度の高いポイントをテンポよくランガンしていくスタイルは限られた時間を有効活用し釣果に繋げていくには1番効率の良い立ち回りとなります。  
狙い方はトップウォーターやサブサーフェイスを中心にローテ。同じポイントでも立ち位置を変え、ストラクチャー位置を考慮しながらトレースコースを刻んで攻めていきます。春、夏と比較すると初秋以降は魚のポジショニングが移行します。瀬頭→瀬尻に良型が付くようになり、アクションの質もキビキビとしたものよりも、弱々しくスローに演出した方が魚からの反応を得られ易くなります。ルアーサイズも10センチ未満のモノから15センチ、20センチ近いものに変化していきます。
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《オススメルアーはARGO105》  トップウォータープラグでありますが、水絡みの良さを生かしサブサーフェイスとなる水面1枚下のレンジもロッドワークとリトリーブ操作で可能。ツインカップ部から生じるV波紋と織り交ぜるればゆったりとしたリズムで魚へアプローチ出来ます。
 
 ○ヌタイ的中流域〜下流域の初秋パターン  大淀川には河口から約15km地点までに11もの橋があります。それぞれに明暗となる常夜灯が付き、どの橋にも魚が付くタイミングがあります。初秋の狙い方としては潮の動くタイミングで上流側、下流側の立ち位置からルアーを流し込みドリフトメインで魚の着き場にアプローチしていく。明暗での釣果がより多くの魚からの反応を得やすく感じてます。また通常暗部にタイトに付いているシーバスもこの時期は明るい側へもアグレッシブにベイトを追い回す様子が多々見受けられます。そのため明暗境目からさらに離れた位置にうっすら見える第二の明暗から丁寧にアプローチしていく事でより多くの魚とコンタクトが取れ高釣果を得れます。
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《オススメルアーはパンチラインシリーズ》 パンチライン95は程よいサイズ感で水中の存在感を感じながらもバタつき過ぎないS字アクションでプレッシャーの掛かるエリアでも口を使わせやすく感じてます。 
 
○ヌタイ的河口域〜サーフの初秋パターン  初秋と呼ばれる9月、宮崎県では台風が多く発生する時期です。大淀川は増水の度にダムが開放され河川敷まで水に浸るほど水量が一気に増します。この現象により河口部は大きな地形変化が起こります。外海の荒れ具合と増水の程度によって様々ですが、河川幅の狭窄を形成し、流れが絞られることで太く強いカレントが発生し河口域での釣りは時としてパラダイス状態になります。勿論投げれば釣れるというほどイージーなものではありませんが、きちんと地形を把握し、状況にあったルアーを使う事で高釣果を得る事が出来ます。大きな群で回遊してくるヒラスズキや大型のシーバスや時にはオオニベとの遭遇率も格段に上がる時期です。
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《オススメルアーはDOVER120Friva》 120ミリサイズで飛距離も安定しており、流れに対するアクションも破綻することなくしっかり泳ぎきってくれる部分はオープンエリアでも信じて投げ切れる事が釣果へと繋がってくれます。    
中流域から下流域、河口域からサーフでは 鮎、ボラ、サッパ、コノシロと多種多様なベイトが混在しています。
 
1年を通して良型も狙いやすい初秋、この時期はアングラーも増えてきます。釣り場でのトラブルも多くなります。釣り人同士の挨拶や基本的なルールの尊守、個人レベルのゴミ拾い等行う事でトラブルも未然に防げお互いが気持ちよく釣り出来る環境を作りましょう! ※写真  繰り返しになりますが、宮崎県の初秋9月は台風シーズンです。過度な増水により危険を感じるケースも多々あります。無茶をせず諦める勇気も時には大切です。状況次第では釣りにならない事も多いですが、この台風が過ぎて水量が落ち着けば河川はリセットされ地形、魚の着き場、群の位置も様変わりし、また1から調査できるもの楽しみの一つです。

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