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▼ 昼も夜も楽しいアジング。
皆様こんにちは。
ライトゲームプロスタッフ献上 真也です。
今回のログは、アジング編です。
メバルと並び、ライトゲームの二大巨頭とも言える大人気ターゲットですね。
瀬戸内エリアに居を置く私が“アジング”という言葉を初めて聞いたのは、恐らく15年程前でしょうか?親しい釣り仲間達の間で、
「アジングが無茶苦茶面白い!」
と話題に挙がり、何度かお誘いを受けていたのですが、当時、シーバスや青物などの大物釣りに傾倒していた私の琴線になかなか触れることのないゲストフィッシュ扱いだったのを記憶しています。(非常に勿体なかった・・・。)
私の中で、「当時のアジ釣り」と言えば堤防の足元や遠投サビキ釣りが王道で、チヌ竿を流用した浮きフカセ釣りやノベ竿を使った探り釣りでは小気味良い釣趣を最大限に愉しみながら同時に食材確保に励む。という位置付けであり、小学生の頃から既に手を染めていた事から【アジをルアーで狙って釣る】という事に少なからず違和感がありました。
勿論、それまでもジグヘッドリグでメバルを釣っている最中に良型アジの群れに遭遇した経験も数多く有り、シーバスや青物狙いのメタルジグやテールスピンジグ等でベイトフィッシュに付いた大型のマアジやマルアジが驚く程釣れた事もありました。
ROD:Legacy'SC AIR STINGER Ⅱ 63ULS
LURE:PRONT ピンク
そんな中、ひょんな事からそれまで美味しいゲストとして楽しんでいたアジのルアー釣りから所謂“アジング”にどっぷりハマり込むキッカケが訪れたのです。
「“アジング”をやってみたい。」という親しい釣り仲間に誘われて激流エリアに隣接する堤防に車を走らせたのですが、見渡す限りエサ釣りのアジ釣り師。
目的のアジは25cmクラスがポツポツ釣れており、回遊があるのはどう見積もっても確実な状況です。
当時、仲間内のアジングと言えば、ステンボーという簡易脱着式シンカーを使ったジグヘッドスプリットリグや硬質中空パイプと中通しオモリで自作したライトキャロライナリグを組んでボトムを取ったらシャクってカーブフォールの繰り返し。
実釣当日も釣れるには釣れました。3時間程ロッドを振って仲間と2尾ずつ程でしたが・・・。
馴れない釣りの中、流石に疑心暗鬼に陥り、集中力が低下して来た頃に堤防の奥に歩いて行った若者アングラーの釣果が徐々に気になりはじめたので、仲間と休憩がてら偵察に向かった先で俄かには信じられない光景を目にしたのです。
それはもう、爆釣でした。活かしバッカンがアジだらけ。少なく見積もっても50尾以上は軽く釣れている様子で、しかも尺を優に超えたサイズがチラホラ見えます。
とにかくショックが大き過ぎて仲間と二人して膝から崩れ落ちそうになりました・・・。
魚が良く釣れるピンポイントやタイミングは確実に存在します。しかし、その時、私達と爆釣した彼らとの違いは一体何処にあったのでしょうか?
経験値、立ち位置、アプローチ。それらを全て考察した上でも、
その時、明確な答えを見付ける事が出来ませんでした。
とにかく悔しくて「明日からアジングを本気でやろう!」と仲間と誓った瞬間には既にアジングの奥深き魅力にどっぷりハマっていたのです。
ROD:Legacy'SC AIR STINGER Ⅱ 60L
LURE:PRONT グローホワイト
◆惨敗の要因を振り返る。
それからアジングの経験を積み重ねるうちに色々な事を学びました。そして惨敗に泣いたあの日。何故あのような事が起こったのか?考察や経験を重ねる毎に少しずつ自分自身で納得出来るようになりました。
僅かな立ち位置の違いで釣果が大きく分かれる事は勿論ありますが、それ以前に釣り方がその時のアジの状態に全く合致していませんでした。ボトムを取るまでは双方同じスタートラインだったのですが、その後のコントロール不足で釣れるレンジを長時間外していた事が最大の要因だったのではないか?と後に気付いたのです。
◆アジの遊泳層
アジが泳ぐ水深は表層から低層まで様々です。そして常に一定の層を泳いでいるのではなく、上下の変動も有り、幾つかの群れが異なる深度を回遊しているケースもあります。これらは海中の溶存酸素量や海水温そして、よりベイトが濃く流下する層を効率良くセレクトしているのではないか?と解釈しています。惨敗した日に釣れた状況をひとつの例に挙げるとほぼ全てのアジがボトムから1m以内のレンジで極めてスローなアプローチにバイトが集中していました。タイミングは干潮の潮止まり迄の時間で流れも弛み、アジの活性は決して高くなく、目の前にエサがゆっくり流れて来るからついでに口を使うといった感じです。
◆定番であるシャクってカーブフォールの落とし穴
色々な釣り場でアングラーを観察するとアジングで最も主流なロッドアクションからの誘いがこれではないでしょうか?私も最初の頃はあまり深く考えずにこればかり多用していました。アクションを付ける理由はワームに魅力的な動きを与えてアジを誘ってフォールで食わせる。動作としては決して大きな間違いではないのですが、この釣り方はレンジコントロールに繊細な技術を要し、使い方を誤ると非常に棚ボケし易くなります。十分気を付けていても漠然とアクションを加えてしまうと気付かぬ内に狙っているアジの泳層を大きく外してしまう現象が起こり易くなるという落とし穴があります。
LURE:PRONT クリアレッドフレーク
◆ルアー釣りという先入観の落とし穴
これは私の中にも長年居座っていた先入観なのですが、エサ釣りと違ってルアーは偽物であるから常にアクションを加えたり、巻いて泳がせてやらなくては魚が食べてくれないのではないか?という意識が働きがちです。アジングにおいても同様であり、ワームは偽物であるから必ず動かさなくてはいけないという心理が自然と起きてしまいます。これも決して間違いではないのですが、特にアジングに出掛ける頻度の高いナイトゲームにおいては逆に動かし過ぎていることが仇となるケースが非常に多いのです。詳しくは後述しますが、ケースバイケースの重要性を知っておく事で釣りの幅が更に大きく広がります。
◆エサ釣りとルアー釣りの違いとは?
アジのエサ釣りとの違いを振り返ってみるとどうでしょうか?ゴカイ等の虫エサを中心に活きエビ、イカナゴ、カタクチイワシなどのライブベイトを使用する方もおられますが、多くの釣り人がデッドベイトであるアミエビを使ったコマセ釣り(サビキ釣り)を楽しまれています。
釣り方は海中に撒いた帯状のアミエビの煙幕にサビキ針や刺しエサを同調させて待つ。後は流下、沈降するアミエビの匂いと視覚的な効果で活性の上がったアジが集まり、放っておいても疑似餌針であるサビキ仕掛けに次々とヒットします。
この事を簡単に集約すると、多くの時間を海中に放置する。という静のアクション、即ち自然の流れに乗ったアミエビと刺しエサや疑似針が上手く同調することで双方の境界線が狭まり、激しく仕掛けを動かさないことでエサを手当たり次第食べたい興奮したアジがアミエビの煙幕に紛れ込む針の付いた仕掛けに気付かず口にするのです。
一方、話をルアー釣りに変えるとどうでしょうか?
ルアー釣りは基本的にマキエをしないと思います。お気に入りのタックルとルアーひとつで釣りをしていくスタイルです。エサは自然界に存在するベイトに合わせる必要があります。ベイトが小魚なのか?プランクトンなのか?どの水深に居るのか?その判断が難しい事が多いと思います。
ルアーは種類が豊富にあり、その特性を生かせば、小魚のようなアクションやプランクトンが自然に流下する様をアングラーの操作で演出できます。しかし、マッチザベイトの範疇を大きく超えた使い方をしてしまうと、いくら高性能なルアーでも思うような釣果には恵まれません。
ROD:Legacy'SC AIR STINGERⅡ 60L
LURE:PRONT グローホワイト
◆ルアー釣りの特性を生かしたデイゲーム
ナイトゲームのアジングに馴れてそれなりに満足していた頃の話ですが、ボートを所有する同級生からマズメを絡めたデイゲームに誘われました。当時、私の頭の中はナイトゲームのアジング思考に支配されており、案内されたポイントの水深が3m前後であった為、セレクトしたジグヘッドのウェイトは1gを中心に0.6g~1.5gでした。一方、パターンを既に掌握していた仲間達がセレクトしたジグヘッドは2g~3.5g。使用しているジグヘッドのウェイトを聞いた時には、何かの冗談ではないか?と。私の経験したアジングとは全く違うセレクトに動揺しました。しかし、アジの時合いが訪れると釣果に驚くべき差が出ました。いつものアジングを通す私のリグには極たまに偶然釣れたといったペースなのですが、重いジグヘッドを使用する仲間達は入れ食い状態です。最初はワームの形状やカラーの差なのか?と思ってマネをしたり拝借したりしましたが、その答えは全く違うものでした。友人達が扱うリグは重い分動きが速く、中にはロッドアクションを加えるとブルブルと震えるタイプのジグヘットを使用して、アジに強い視覚的アピールを発して次々にバイトさせていたのです。こういった現象はメタルジグを使用したアジングでも同様に発生します。つまり光量がある明るい時間帯に活性が上がれば、アジは目立つ物に目が向き、アピール力の強いルアーにバイトが集中するということです。アジング=ワンパターンではないという大きな発見であり、とても貴重な経験になりました。
◆デイとナイトのアジングを分けて考える
昼と夜のアジングを沢山経験して、魚種は同じであっても別物と整理してアプローチする癖を付けました。簡単に説明すると、アジの目が遠くまでしっかり見えているか、そうでないかです。目がしっかり見えていると感じればキビキビと早めのアクションで誘い、見えづらいと感じればスローにシフトダウンし、静の釣りに寄せていきます。その時の潮流やベイトの種類、水深によって調整する必要がありますが、基本的にはこの二つのアプローチに分けています。スローにアプローチする背景としては、ナイトゲームの水深の深い暗いボトムでメタルジグや重いジグヘッド等でキビキビとアクションを加えてしまうとミスバイトが多発することです。これが「魚からルアーがしっかり見えていないのではないか?」と感じた理由であり、それからは重く早く沈むリグでもナイトのアプローチは魚から見え易いようにゆっくり、しっかり見える様にすることを強く意識しています。
◆重いルアーをスローにアプローチする
重いルアーと言っては語弊がありますが、比重が高く早く沈んでしまうタイプのルアーやリグのことです。アジングではメタル系ルアーやジグヘッドがそれに当たりますが、フリーフォールさせてしまうと素早く沈降していきます。しかし、この重さを生かして遠投したり、水深の深いボトムに素早く到達させたり、速い潮流の中に長く留めておける利点があります。この利点を生かした上でスローにアプローチする方法はじつに単純で、ラインを張ってゆっくり沈むようにブレーキをかけてやることです。ブレーキの掛け方としてはただ巻きもありますが、これでは移動速度が速くなりがちです。一番簡単なのは糸フケを取ってロッドをぴたっと止めて固定する方法です。応用としてはロッドをさびいて更にゆっくり沈むようにブレーキを掛けてやります。これらは過去に経験したのべ竿を使った探り釣りや、チヌの落とし込み釣り、エギングで覚えた操作方法がルーツになっていますが、この状態で潮流や風を利用すれば3gや5gのジグヘッドや10g以上のメタルジグであったとしてもナイトゲームに有効であるスローなアプローチが可能になります。
◆ナイトゲームではアジの目が見えづらい事を逆に利用する
アジの目が昼間に比べて夜は見えづらいと感じるのは、あくまでも私個人の経験からきた解釈ですが、ナイトゲームではレンジコントロールやアプローチスピードが非常にシビアな展開が多いです。これはアジの遊泳層と群れの規模によるものだと思っていますが、回遊深度を外れていくにつれバイトが激減するのは想像できると思います。どんなに丁寧にアプローチしてもアジが居ない場所では釣ることができませんし、もし、ルアーが見えていなければバイトチャンスはありません。夜間は群れからリグが認識できる距離が短い傾向が強く、出来るだけ直撃もしくは、やや上層からラインを適度に張った状態で群れに近付けていくイメージでゆっくり送り込んでいます。
このゆっくり送り込んでいく操作は潮流とリグを同調させることができ、多くのアジが常食しているプランクトン類にリグを紛れ込ませる。という点と下手に動かし過ぎないことでレンジを大きく外さずにアジの目の前でしっかり認識させ易くする目的があります。ですからホワイトやチャート、グローカラーをメインにセレクトし、群れの規模が薄い時などはあえてボリュームの大きなルアーで、より目立たせるようにしています。アジが離れた距離でルアーを目で認識する効果が昼間より薄れているからこそ、ナイトゲームではナチュラル系カラーや小さなルアーよりも、アピール重視のセレクトが効果的であり、見えづらいからこそ本物のベイトとかけ離れた形状や色であっても基本に沿ったアプローチでアジの目の前へ送り込めば見破られずに釣れるのです。
ROD:Legacy'SC AIR STINGER Ⅱ 60L & 63ULS
◆おわりに
最後のまとめとなりますが、今回は色々と幅広く書かせて頂きました。皆様はどう感じたでしょうか?もっと細かく説明が必要な部分も沢山あるのですが、ルアー釣りとエサ釣りの違いや、共通する部分が沢山あること、アジングであっても様々なルアーやアプローチが有効であることを概ね理解して貰えたでしょうか?私はエサ釣りスタートで土台を築き、その後ルアー釣りにのめり込んでいきました。光栄にも監修させて頂いたルアーやロッドもあり、そこには双方の釣りで培った多くの経験を詰め込ませてもらっています。アジングだけにおいてもハードルアーからソフトルアーまで遊び方は多岐に渡り、動かすアジングもあれば、動かさないアジングも存在します。皆様のフィールド背景や趣味趣向に合った楽しみ方を見付けて頂く何かのきっかけになれば大変嬉しいです。
アピア公式ブログより転載
- 2019年8月28日
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