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山で食う

  • ジャンル:日記/一般

週末の地元は、絶好の潮干狩り日和で天気も良かった、、ようだ。



僕は海には行かなかった。



金曜の残業明けに、用意しておいた寝袋とわずわかな調理器具、そしてヒラスズキのスモークハムをもって北に向かった。


途中、県内の某所でヒラスズキのエキスパート氏を一人乗せ、約5時間強の距離をひたすら飛ばす。

同時刻的に四国の愛媛からイワナを釣りたいというギラギラした魂が2つ、

そして、信州からもトラウトのエキスパートと最近新たな猟に目覚めた男が、
同じ点、
山上のとある湖を目指して北上していた。



深夜、そこに着いたのは、我々神奈川組が一番だった。

道中の国道の温度表示がマイナス気温に成るのを見て、ある程度覚悟はしてきたが、

山上の湖の畔では、春なんて未だ未だ向こう、野宿には、ちょっと宜しくない気温に成っていた。



ボク等は、大学を卒業して、かれこれ20年以上もこうしてたまに集結しては、釣りの真剣勝負を展開してきた。

いつからか芦ノ湖がそのフィールドとして定着し、手作りのタックルや、ハンドメイドのルアーでトラウトを追っている。

去年の大会が終わった時、誰かが言った。

『今度は、ネイティヴを狙ってみないか?』



うん、それもいいね!



地図を広げて見つけた湖で、一年後の再開を誓った。

具体的には誰もまともに考えていなかったと思う。





年が明け、春が迫り、いよいよ解禁の声も聞こえそうな頃になって誰かが気が付いた。


『で、ドコに泊まるんだい?』


しかし、その冷静かつ人として重要な質問は、静寂の湖にライズするネイティヴトラウトの妄想に侵されたメンバーの心には全く響かず、

『行けば、どーにかなるんぢゃね?』という学生ノリのまま深掘りされるコト無く、具体的には何も決まらず、


むしろボートの手配だとか、魚探の仕様だとか、ハンドメイドの話だとかそういう目先のワクワクした話に呑み込まれてしまっていた。



で、僕の車には2人のオッサンと4本の竿、ライジャケ、そして、“その辺で寝れば
いいべ?”的な寝袋が2つ、

ワイワイウキウキで酒を持って向かっていた。



ら、なんとこの時期にガッツリマイナス気温!





そっか、北は未だ春ぢゃないのか!(滝汗

しばらくすると愛媛ナンバーのハイエースから、半ズボンの男が現れ、久しぶりの再会とかナントカ全く関係無く、騒ぐ


『おいちゃり!ナンダコレ!??寒くてシャレにならんぞ!』


あ、 ああそうだね。



人間は、自分がちょっとピンチだと思ってても、

明らかにもっとダメな人を見るとものすごく安心することを知る(爆



ま、もうすぐ夜明けだ、


適当に呑んで仮眠したら準備しようぜ!




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そして迎えたウルサイ男たちの静寂の朝

6人の男は3つの小さなボートに分かれて思い思いの道具を片手に思い思いの勝負を
繰り広げた、
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それはそれは大層な準備と大掛かりな舞台設定、そして湖独り占め的な条件の割に、、、

数匹の銀色の魚がちょこっとかまってくれただけで、思ったようなパラダイスはそこにはなかった、、、と、思う、



しかし、なんだろう?


めっちゃ楽しかった。


仲間か?ロケーションか?ものすごく満足し、楽しい週末を過ごした実感がある。

イワナの居ない四国からイワナを求めて来た男たちも、ついに金色の魚には触れるこ
とは無かった。

でも、すげぇ熱かった。 めちゃ寒かったけど(爆











釣り人ってアホだよな、

と、改めて思った。

釣れなかったのに、『あのラインが、、、』『タナが、、、』『ルアーの輝きが、』
『透過光がどうの、、、』

いいからちょっと誰か黙れ!

と云いたくなるくらいエンドレス盛り上がり!



そして、盛り上がりには欠かせない焚火、
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テント?暖房機?なんにもねーけど、ドラム缶焚火台はもってきている。

僕たちは立木をかき集め、火をたいた。
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焚き木拾い係り♪



そして旨い酒と、旨い肴が有れば話が尽きるわけが無い!

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ボクはもちろんヒラのスモークハムを、盛り付けた。
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山で、海の魚もいいだろう?と、、、
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ところが、こんなものはあくまで序章に過ぎず、

いい歳コイタオッサンどもは、ドラえもんよろしく出てくるでてくる魅力的な肉と
酒!
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愛媛のチャーシューメン専門店からは、極上ロース肉と店仕込みの激ウマ焼豚!
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すかさず神奈川の漁師が何やら道具を出してきて極上の焼豚ホットサンドを振舞う!

ヤバい、
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やばいYO



日が陰ってきたところで、バナナみたいな太さの自家製アスパラが登場!

しまった、先を争って食ってしまい、写真がねぇ!



知ってましたか?

春一番にでるアスパラが一番香りが濃くて旨いということを!

初めて口にしたそれは、まるでちょっと濃い目のトウモロコシって感じだった。

炭火で焼いて塩だけですごく甘かった。
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なっ!
おいバイク屋!
アスパラチャーシユー丼かっ!!


その男、『最近猟をはじめてさぁ、、、、』とトンでもねえ事をさらっと吐く、
うん、ワリと良く当たるんよ、


とか、



へ⁉︎

どどどーん!と
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鹿肉のロースト、

なるほど!、肩ロースともも肉の違いがなるほど!

つか、ナンダコレ!!!???
めっちゃ美味え!
マジで箸が止まらん!!



獣って、もっと食べにくいものナンだと思っていた。



コレは脂身が旨いんだぜ!

といって焼いてくれたのは、
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四国のネギと合わせたイノシシのネギま!

なんだコレ!!!???



やべぇ!やべぇよう!!!
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塩だけなのに異常に美味い!



やべぇよう、、、ウイスキーが喉ごしでいってまうよぉ、、、やべぇよう、、、、



仲間内勝負は、愛媛のラーメン店店長の優勝。
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その1本だけ焼かせてもらった。
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半身を塩焼きでシンプルに、

半身を玉ねぎに乗せてフォイル焼に、、、(写真撮らずに食ってもーた)

うめぇ、、、、



そんなわけで、

全くまとまりがありませんが

物凄くオイシクタノシイカルチャーショックを受けてまいりました。



ジビエ、、、、俺も獣獲りたいなー♪的な、、、





この歳にしてなお、こんなに気持ちよく新たな衝撃に打ちのめされるとは思いもしな
かった。



いきなり鉄砲も難しいだろうから、、、せめてあの肉を料理したいなぁ、と、



と、なると、肉の基本を師匠に学ばねばなりませんな。

んふふふふふ

楽しくなってまいりました。









ところで、

ここの皆さんにはあまり刺激のある内容ではありませんが、

この度NHKの料理雑誌に登場します。
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全くの一般人。釣り人ではない読者に、“釣りして、食べてみるって楽しそう、カ
モ!?”

と思ってもらいたい。というベクトルの記事の前篇です。

もし、手に取る機会が有ればみてくださーい♪











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