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ちゃり林
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▼ 父が死んだ
- ジャンル:日記/一般
- (今日オレさぁ、、、)

石狩で綺麗な鱒を釣ってから、
ちょうど2ヶ月
釣りを全くしなかった。
我慢、、、もしていたかもしれないが、
そもそもする気にならず、
好きだったコト、あれこれしなかった。

去年の今頃、
山の上で火を焚いて、魚を焼きながら寿司を握っていた時にカミさんから電話を貰った。
「父親が倒れた」と、
漆黒の闇の中身動きが取れず、悶々とした夜を過ごした。
父親の意識はあった。けれど、
その日からは病院と施設を行ったり来たりになり、そして半年以上は自分で立ち上がることは出来なくなった。
その日からは病院と施設を行ったり来たりになり、そして半年以上は自分で立ち上がることは出来なくなった。
そして
その父が死んだ。
もう言葉は喋れないと思っていた父から最後に聞いた言葉は、「帰りたい、」だった。
その父が死んだ。
もう言葉は喋れないと思っていた父から最後に聞いた言葉は、「帰りたい、」だった。
けれど、
あの日救急車に乗ってから、一度も家に帰してあげることが出来なかった。
“忌中”というらしい、、、、
常識の無い僕は初めてこの単語を口にした。
検索すれば、
[忌中は肉や魚などの生臭は避けお酒は飲まずに、門戸を固く閉じて喪に服していた時代もあり、現在でも昔の習慣が残っている地域もあります。
忌中期間は、故人の冥福を祈る時期なので飲み会は控える習わしだと、]あとで知った。
あの日救急車に乗ってから、一度も家に帰してあげることが出来なかった。
“忌中”というらしい、、、、
常識の無い僕は初めてこの単語を口にした。
検索すれば、
[忌中は肉や魚などの生臭は避けお酒は飲まずに、門戸を固く閉じて喪に服していた時代もあり、現在でも昔の習慣が残っている地域もあります。
忌中期間は、故人の冥福を祈る時期なので飲み会は控える習わしだと、]あとで知った。
だからそんな理由では無くて、
ただ何となく、、、
ただ何となく、、、
長いコト、釣りをする気にならなかった。
男は誰でもそうなんだろうけれど、
男は誰でもそうなんだろうけれど、
親父の存在は、最初の男先輩だった
物心ついて以来、興味のあるコト全ての師匠だった
物心ついて以来、興味のあるコト全ての師匠だった
一生懸命に追いかけた
釣りをした、魚の料理をした、海に潜った、モノづくりを嗜んだ、山に登った、車を弄った、、、、思えば全部真似だ。
釣りをした、魚の料理をした、海に潜った、モノづくりを嗜んだ、山に登った、車を弄った、、、、思えば全部真似だ。
やがて、父のするその妥協点、
その全てが気に入らなくて、
その全てが気に入らなくて、
自分ならもっと!自分ならこういうふうに、、、
そんな気持ちから僕の全てが今こうしてある気がする。
だから、自分でできる大人になってからは、あまり一緒に遊んでなった気がする。
そして自分の拘りが出来た時には、はじめは教わってたことすら忘れていた。
晩年、自分の力では海に行けなくなった父が
「タコを釣りに行こう」とよく言ていた。
行くとなれば、安全な足場から、ちゃんと釣果を、、、とか考えだすときりが無く、
行くとなれば、安全な足場から、ちゃんと釣果を、、、とか考えだすときりが無く、
僕はおっくうになり、いつもはぐらかしていた。
でも、父には何度も誘われた。
なのに、応えられなかった
石狩で綺麗な鱒を釣った翌日、
ススキノのホテルで電話を受けた
父親が逸去したと、
ある程度心の準備は出来ていたので、涙は出なかったし、辛くも無かった。
すっかり元気の無くなってしまった母と、事後の報告だけを待つ姉も、それぞれの事情を理解できていたので、
1人で施設の入退去や病院の入退院、施設の度に変わるケアマネさんと介護、リハビリの計画やお金の話、更に最近では母もアヤシクて、2人分を気に掛ける日々が続いていたから、、なんて言い訳をしてしまうけど、
ショウジキに白状すると、込み上げて来たのは悲しみでは無かった
“あ、少し楽になるのかなぁ、、”
ナドと、、少々不謹慎なモノだった。
急いで飛行機を手配して帰ると、押し寄せるのは感情よりも
~~しなきゃいけないとかの問答無用がバラバラと迫って来た。
それはら又大きく別の話題なので、また次の機会に、、
気持ちが負けたのか?
しらんけど、喘息のような咳が止まらなくなった、
体がツラくて、何もワクワクしない。
そんな中でますます釣りから遠ざかっていたんだと思う。
気持ちが海に向かわなかった。
天気が良く、出来心で仕事を休み、
のんびり海を散歩することが出来た
今思えばコレが最後だった
僕の“好きなコト”を教えてくれた師匠の死は、
全く痛みを感じないと思っていたけれど、、、
最後に父が望んだ釣りをはぐらかして、
帰りたいと最後に発した言葉さえはぐらかして、、
やればできたのに、
やり方なんてなんとかなっただろうに、、、
そんな心残りが、
何か、僕の気持ちの幹に近い所で何かを抉った様なツライ感覚を覚えた
心が負けて、
体調がなかなか戻らない、、
まぁ、良い
別に気持ちが沈んでるワケでも無い
コレはこれでゆっくり噛み締めてみよう、
やがて
前を向くさ
ココからまた改めて
僕の中に芽吹く、ぼくのワクワクを育てていこう
慌ててはいない
また自分の中から突き動かされる様な、
抑えられない気持ち、
寝ても覚めてもアタマの中に繰り返しやってくるあの感じ、
インスピレーションに従ってワクワクを追いかける気持ち
あのエネルギーで生きてきた
コレからも、そうしていきたい
ジワジワ来てる、
また
育てていこうという気になってきた。
僕の“好きなコト”を教えてくれた師匠の死は、
全く痛みを感じないと思っていたけれど、、、
最後に父が望んだ釣りをはぐらかして、
帰りたいと最後に発した言葉さえはぐらかして、、
やればできたのに、
やり方なんてなんとかなっただろうに、、、
そんな心残りが、
何か、僕の気持ちの幹に近い所で何かを抉った様なツライ感覚を覚えた
心が負けて、
体調がなかなか戻らない、、
まぁ、良い
別に気持ちが沈んでるワケでも無い
コレはこれでゆっくり噛み締めてみよう、
やがて
前を向くさ
ココからまた改めて
僕の中に芽吹く、ぼくのワクワクを育てていこう
慌ててはいない
また自分の中から突き動かされる様な、
抑えられない気持ち、
寝ても覚めてもアタマの中に繰り返しやってくるあの感じ、
インスピレーションに従ってワクワクを追いかける気持ち
あのエネルギーで生きてきた
コレからも、そうしていきたい
ジワジワ来てる、
また
育てていこうという気になってきた。
- 2024年7月12日
- コメント(4)
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