X-80 sw




【エピローグ】
湾奥最強ミノー

隅田川でバチの釣りを始めて3年目、初めて「秋でも釣れる」というのを知った。
そこで仲間に、(リップ形状に抵抗があった)rb以外で、何が良いかを聞いたらコイツ。
「メガバスっつったら、プレミアじゃん。それが定価で買えるなんて!」
ええ、バス上がりなもんで、何も知らんでしたよ。
バスを止めて数年が経っていたが、その勢いからかなりバス寄りなカラーを購入(爆)
それが、後々の釣りに多大な影響を及ぼすとは、その時は知る術も無かった・・・


【使い方】
何やっても釣れるw

タダ巻き・ジャーク・ダート・ストップ、何でもござれ。
着水直後から巻けば下に潜るように泳ぎ、ロッド角度・足場の高さにも拠るが、1m位からレンジキープしながら泳いでくれる。
スローながらも沈んでくれるので、ある程度ポイントまで落としこんでから1ジャークなんてのもいい。
ベイトパターンの場合、巻き続けるよりは一瞬の間を作ると反応が良いと思うのは、気のせいか?


【メリット】
他のミノーでは出せない、あのアクション

普通に使うだけだと、他のミノーとそれ程大きな差があると思えないアクション。
が、何故か結果は大差がつく。
その理由が、あのリップ形状からくるウォブリングにローリングを合わせたアクション。
リップ形状が パクッた 偶然似てしまった「タ○トスラ○ーム」でも、それは出せない。
理由は、あのリップの薄さとウェイトバランス。
(リップ裏を厚盛りした事があるのだが、アクションが全く変わってしまった。)
それがデッドスロー域で、絶妙な「揺らぎ」を発生させる。
そして、それがあるパターンで大ハマリする事がある。
それは

アミパターン

ベイトは判っているのにレンジが低く、食わせきれなかった時、コイツを使ったらもうボッコボコ♪
しかし、面白い事に、「とある」色にだけ高反応を示した。
今考えると固体差なのかも知れないが、「カラー」に対する認識を与えてくれた。

そして何より

リップの弱さ(^m^)

え?デメリットじゃないの? と思われるでしょう。
一般的にはそうかも知れないが、自分は簡単に直せる為、直せない方から壊れたのを戴ける♪


【デメリット】
年式(^^;)

まだ当たった事は無いが「200○年のは、全く泳がない」とかいう話を良く聞く。
金型の問題なのかは判らないが、時折リップが曲がって付いてるのを見た事があるので、信憑性がある。

それと、やはりリップの壊れ易さから、持ち込み量が増える事。
ボートの穴打ちでは、とんでもない破壊力を持っているが、とんでもない破壊され力も持ってる。
ボートならまだ良いが、港湾のスト打ちも然り。
その為、数個は持ち込まないと不安になる。

あと、激流ダウンだと水受けが強すぎで、泳ぎが破綻します。

あ、もう一つあった。
コイツでダメだった場合、「ミノーじゃ出ないや」と決め付けてしまう事(爆)

 

これで、隅田3強ルアーが終わりました。
ベイトパターンでは「rb・80・yore80があれば、何とでもなる」と断言出来る程、信頼しております。
次からは、その間に割って入るというのではなく、「より幅を広げる」為に使うルアーを。

 

という事で、次回からは・・・

「ティムコ提灯三連投」

でお送りしますw

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