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▼ トップガイド
- ジャンル:日記/一般
こんにちは、ピュアの清水です。
気温の温度差が大きくて体調崩しやすい季節です。
気をつけたいものです。でも確実に春が近づいている気がします(^^)
今回はロッドのガイド部で一番重要なトップガイドの話をちょっと。
富士工業のカタログを見れば色々書いてあり説明するまでもないのですが、トップガイドだけでも何種類かのガイドがあります。
ABUの製品に使用しているトップガイドを簡単に説明したいと思います。
(ご存じの方も多いかと思いますが...)
まずはスピニングから
左からLF型トップガイド。
真ん中はLG型
右はMN型です。スーパーオーシャントップとも言われます。
ひと前昔はほとんどF型トップが主流でした。
PEラインの登場によって、これらのPEでも糸絡みがしにくい形状のガイドが登場してきました。
LF型はトップガイドの中で最軽量。よってソルティーステージKR-Xのアジングロッドやメバルロッドなど繊細なモデルに使われています。
ただしパイプの最大径でφ1.2と小さく、主にソリッドティップに採用しています。
チューブラモデルはティップの先径でもφ1.2以上と大きくLF型は使用出来ませんので真ん中のLG型を使用しています。
アジング、メバルロッド以外にもMGS(マイクロガイドシステム)を採用したエギングロッドにも使われています。
MN型はKR-Xシーバスやジギング、オフショアキャスティングロッドに採用されているトップガイド。
接着材だけでなくスレッドで巻いて補強出来るため、これらのジャンルのロッドに向いています。
LG型もMN型も、スピニングのガイドは下に向いているので、溶接部を下にしています。溶接部が上だと糸絡みの原因になります。
KR-Xシリーズのアジングカスタム、メバルカスタム、クロダイ、キスゲームなどは、感度と軽量化にこだわってチタンフレームの最高スペックのトップガイドを採用しています。
続いてベイトキャスティングモデル
左がFC型。LG型のベイト用といったところでしょうか。
スピニングとは違い溶接部が上に付いているのがわかると思います。
真ん中はF型。FC型と似ていますが、パイプからのリングの高さが少し低くなっています。またフレームもFC型に対して逆アールの弧を描いています。
左がMN型。スピニングとベイトキャスティングの両方に使えます。
KR-Xベイトフィネスカスタムなどマイクロガイドシステムを搭載したモデルは、小口径のFC型を採用しています。
軽量でかつPEラインの使用時もライントラブルが少ないのが特徴です。
従来のF型はあまり使用される事は少なくなりました。
MN型はKR-Xシーバスで採用されています。ジギングや大型ロック用のロッドにもこのトップガイドが多用されます。
以前のエギングロッドの主要なトップガイドでもあります。
しかしより軽量で小型のLG型が開発されてからは、ABUのエギングロッドには採用されなくなりました。
チタンフレームではないステンレスフレームのガイドの表面処理は多くの種類があります。
例えばI.P.イオンプレーティングやガンスモーク、Eカラー、クロームメッキというのもあります。
ただし今はPカラーというメッキなしのポリッシュコーティングが主流になっています。KR-Xシリーズも錆にも強いこのPカラーを採用しています。
リングについても多くの種類がありますが、ご存じ一番主流なのがSiCリングです。ケイ素(Si)のシリコンと炭素(C)の化合物、シリコンカーバイトリングです。
あとはゴールドサーメットリングというのもありましたし、アルコナイトリングやハードリングなどのファインセラミック材質のリングがあります。
最近は、より薄く軽い「トルザイトリング」も30年以上の沈黙を破って最高峰として登場してきましたよね。
今はチタンフレームのモデルのみ採用されたリングとなります。
我々も現在テスト中です。しっかりテストした上で採用するか否か決めたいと考えています。
トップガイドとは、ロッドを手に持った時に一番遠く、ラインが拾ってきたゴミ(塩や砂など)を一番最初に接触する部分で、かつラインの角度が一番付きやすく負荷が掛かる個所。
そんなトップガイドだからこそ最高スペックのガイドを使いたいものです。
清水でした。
See you soon!
気温の温度差が大きくて体調崩しやすい季節です。
気をつけたいものです。でも確実に春が近づいている気がします(^^)
今回はロッドのガイド部で一番重要なトップガイドの話をちょっと。
富士工業のカタログを見れば色々書いてあり説明するまでもないのですが、トップガイドだけでも何種類かのガイドがあります。
ABUの製品に使用しているトップガイドを簡単に説明したいと思います。
(ご存じの方も多いかと思いますが...)
まずはスピニングから
左からLF型トップガイド。
真ん中はLG型
右はMN型です。スーパーオーシャントップとも言われます。
ひと前昔はほとんどF型トップが主流でした。
PEラインの登場によって、これらのPEでも糸絡みがしにくい形状のガイドが登場してきました。
LF型はトップガイドの中で最軽量。よってソルティーステージKR-Xのアジングロッドやメバルロッドなど繊細なモデルに使われています。
ただしパイプの最大径でφ1.2と小さく、主にソリッドティップに採用しています。
チューブラモデルはティップの先径でもφ1.2以上と大きくLF型は使用出来ませんので真ん中のLG型を使用しています。
アジング、メバルロッド以外にもMGS(マイクロガイドシステム)を採用したエギングロッドにも使われています。
MN型はKR-Xシーバスやジギング、オフショアキャスティングロッドに採用されているトップガイド。
接着材だけでなくスレッドで巻いて補強出来るため、これらのジャンルのロッドに向いています。
LG型もMN型も、スピニングのガイドは下に向いているので、溶接部を下にしています。溶接部が上だと糸絡みの原因になります。
KR-Xシリーズのアジングカスタム、メバルカスタム、クロダイ、キスゲームなどは、感度と軽量化にこだわってチタンフレームの最高スペックのトップガイドを採用しています。
続いてベイトキャスティングモデル
左がFC型。LG型のベイト用といったところでしょうか。
スピニングとは違い溶接部が上に付いているのがわかると思います。
真ん中はF型。FC型と似ていますが、パイプからのリングの高さが少し低くなっています。またフレームもFC型に対して逆アールの弧を描いています。
左がMN型。スピニングとベイトキャスティングの両方に使えます。
KR-Xベイトフィネスカスタムなどマイクロガイドシステムを搭載したモデルは、小口径のFC型を採用しています。
軽量でかつPEラインの使用時もライントラブルが少ないのが特徴です。
従来のF型はあまり使用される事は少なくなりました。
MN型はKR-Xシーバスで採用されています。ジギングや大型ロック用のロッドにもこのトップガイドが多用されます。
以前のエギングロッドの主要なトップガイドでもあります。
しかしより軽量で小型のLG型が開発されてからは、ABUのエギングロッドには採用されなくなりました。
チタンフレームではないステンレスフレームのガイドの表面処理は多くの種類があります。
例えばI.P.イオンプレーティングやガンスモーク、Eカラー、クロームメッキというのもあります。
ただし今はPカラーというメッキなしのポリッシュコーティングが主流になっています。KR-Xシリーズも錆にも強いこのPカラーを採用しています。
リングについても多くの種類がありますが、ご存じ一番主流なのがSiCリングです。ケイ素(Si)のシリコンと炭素(C)の化合物、シリコンカーバイトリングです。
あとはゴールドサーメットリングというのもありましたし、アルコナイトリングやハードリングなどのファインセラミック材質のリングがあります。
最近は、より薄く軽い「トルザイトリング」も30年以上の沈黙を破って最高峰として登場してきましたよね。
今はチタンフレームのモデルのみ採用されたリングとなります。
我々も現在テスト中です。しっかりテストした上で採用するか否か決めたいと考えています。
トップガイドとは、ロッドを手に持った時に一番遠く、ラインが拾ってきたゴミ(塩や砂など)を一番最初に接触する部分で、かつラインの角度が一番付きやすく負荷が掛かる個所。
そんなトップガイドだからこそ最高スペックのガイドを使いたいものです。
清水でした。
See you soon!
- 2014年2月4日
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