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▼ 渇望の北風到来!秋の福岡ヒラスズキ開幕戦に挑む 〜FIELD MONITOR 越地雄基〜
- ジャンル:釣行記
- (FIELD MONITOR, ヒラスズキ, LEGARE, プロトルアー)
LEGARE FIELD MONITORの越地(コシヂ)です。
磯ヒラというカテゴリにおいて、最も重要なファクターと言えば「サラシ」・・。
このサラシの中にルアーを同調させて、警戒心の高いヒラスズキの反応をいかに見切られる前に取っていくか・・。
ルアーの選択、アプローチの想像力、流れの読み、その他諸々の研ぎ澄まされた感覚を1キャストに凝縮してランガンしていく。
それが磯のサラシゲームの面白さだと僕は考えています。
「サラシ」とは、青色の海水が障害物にぶつかってそれが砕け、無数の空気の粒が混ざることで淡く白い波に見える現象になるのですが・・。
この「サラシ」という自然現象の発生条件について軽く紐解いていくと、当然「波」が必要となり、この「波」を発生させるには主に「風」が必要で、風といえば「台風」という強烈な短期型のイレギュラーはありますが、長期間安定して吹いてくれる「季節風」の存在がサラシゲームを堪能する上で欠かせない自然現象になります。
ちなみに、この季節風という風は日本の四季がはっきりしている理由の1つにもなるのですが、日本には2つの季節風が大きく関わっていて、太平洋側から日本へと吹き込み、温かく湿った風を提供してくれる「夏の季節風」と、ユーラシア大陸から日本へ吹き込む冷たく乾いた風を提供してくれる「冬の季節風」という2つの時期の違った季節風により、彩り豊かな四季を楽しめる一方で、磯ヒラ師と呼ばれる釣り師達は、この季節風を愛し渇望し、そして磯に立って、剥き出しの自然と対峙しているのです。
僕の住んでいる福岡はというと、夏の季節風は陸地から海に向かって吹くので時化にくく、従って、冬の季節風が吹き始める晩秋から春先のシーズンが磯ヒラゲームを楽しめる時期になるので、ようやく北よりの風が吹いてくれた訳でして、ようやく福岡でもヒラスズキを狙いやすい季節になってきたのです!
どちらかというと、今回の時化は季節風の影響というよりも、同時期に発生したトリプル台風によるものだと思いますが、これを・・この波を・・僕はどれほど待ち焦がれていたことか・・(泣)。
兎にも角にも、ドッグランにて解き放たれたワンコのように磯やゴロタを駆け歩いて来たので、今回はまもなく開幕するであろうハイシーズンに向けた秋の福岡ヒラスズキ最前線について書いてみようと思います。
レポート①:いきなりの時化は濁る
予報を見て二度見する・・。
なぜなら、久しく吹かなかった北の風が吹き、北東のウネリを伴う時化予報がスマホの画面に表示されていたからです(笑)。
待ち焦がれ過ぎて、9月という月日に時化てくれることを諦めていたところだったので、嬉しさのあまり肝心なことを忘れて、浮足立って磯へエントリーしたものの・・バチクソ濁ってる・・。
そうなんです・・。
どの地域もそうだと思うのですが、磯ってしばらく時化ないと濁りの素となる濁りの粒子が堆積しているので、いきなり時化ちゃうとそれらが波によって撹拌されて濁ってしまうんですよね・・。
僕・・そうなることを分かっていても、ついつい磯に行って何度も返り討ちに遭ってメンタル打ち砕かれるんですけよ・・(汗)。
どうして、性懲りもなく敢えて磯にいくのか・・。
こればかりは、いくら濁っていようが、投げないと分からないですからね!
それくらいに磯が、サラシゲームが好きなんだと思いますが、無駄に濁った磯に通い続けたおかげで、少しばかり分かったことがありまして・・。
よく「ヒラスズキは濁りを嫌う・・」と言われている魚なんですが、僕はどちらかというと濁りを嫌うというよりも濁った荒磯に接岸するよりもイージーにエサを捕食することが可能なフィールドに入っているだけだと思うんです。
例えば磯の隣のサーフだったり、濁った流れと濁っていない潮がぶつかる境目だったり・・、普段のサラシゲームとは関係のない付き場にヒラスズキが回遊しているのですよ。
濁りがヒラスズキのシルエットをうまくぼかしてくれるからでしょうか・・きっと、濁りを利用して磯に入らずとも効率よくエサを食べられる場所に入っているだけなんだと僕は思います。
ただ、こうなってしまうとサラシゲームではなくなってしまうので、今回はそのような場所に入らず濁った荒磯に挑戦した結果、見事敗北・・。
止むを得ず撤退することとなりました・・。
皆様、濁りは避けましょう!
レポート②:秋は時化終わりのタイミングが吉!
激濁りの時化日から2日後・・。
若干波は低いですが、濁りが抜けて落ち着いているだろうと思い、再びエントリー・・。
これは想定通りに濁りはが落ち着いており、笹濁り程度の濁り具合。
これなら大丈夫!
現在開発中のシャローランナー・・VADUM125Fを選択。
レンジは30cmくらい入るでしょうか・・。
ローリングに動きを振ったアクションが僕好みで、アクションの速度域も広く、それにぶっ飛ぶ。
しばらく試投した後に、いざ本番・・。
ワンド状になっているシャローのブレイクまでサラシが払い出すのを待って、好機のタイミングでサラシと海の境目をなぞるような感じで、ロッドワークでトレースコースを微調整しながらリトリーブしているとヒット!
魚はヒラスズキではなく、チヌでしたが雑食性のチヌがシャローランナーに反応を示すということは、魚に偏食を示していると思われ、荒磯にベイトが入っている可能性が非常に高く、まだまだ高水温な海水ではありますが、きっとヒラスズキも接岸しているに間違いない・・。
チヌが反応しにくいと思える大きめのルアーに変えたりレンジを変えたりと、いろいろと試行錯誤しましたが反応するのはチヌのみで、この日は合計6尾ほどのチヌをキャッチして終了・・。
翌日・・。
この日は仕事があるので、朝練のみの短時間勝負。
波の高さも昨日よりも収束していて微サラシという状況・・。
砕けるサラシも薄いし、サラシが広がる面も狭いので、これはこれで狙い所を絞れて好都合。
選んだルアーは、ピンポイントキャストしやすく浅いレンジをスローで引きやすいREGALIA100LTをチョイスして、それが正解。
1投目は、サラシの溜まる小さな面のど真ん中を通してみましたが反応がなかったので、2投目はサラシの面の瀬際にキャストして、瀬のキワをなぞるようにトレースさせてリトリーブでサラシの中に突入させたところ、水面爆発のヒット!
ようやく、ヒラスズキのキャッチに成功しました!
別日ではありますが、REGALIA100にて良型の磯マルもキャッチ!
先駆けの秋・・。
まだまだ、ハイシーズンに入るには水温が少しばかり高く、夏の余韻が残っている福岡の荒磯事情ではありますが、スズキがいてくれて安心しました。
REGALIAシリーズ・・。
ぶっとび適正抜群で、小粒感のあるシルエットが口を使わせやすいだろうし、速度域によって可変するギミックを持ち合わせているので、荒磯の中では例え一定のリトリーブであっても海の中はあらゆる方向から流れがぶつかっているので巻いているだけでアクションが可変して食わせの間を作ってくれるので、磯適正の高いシンペンだと僕は思います。
使い分けとしては、水面の薄皮一枚下をスローに引きやすいので、微サラシや風の影響を受けにくい状況ではREGALIA100LTが使いやすく、水面がガチャガチャしていたり風が強かったり、遠距離射程圏を狙いたい場合はREGALIA100を選ぶことで、ヒラスズキが反応しやすいのではないかと思います!
これから、日本海側は本格的に時化が続くようになりヒラスズキゲームが熱い季節になってきますが、くれぐれも安全に充分に注意して磯ヒラゲームを楽しみましょう!
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- 9月28日 11:30
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