プロフィール

HAYAO.

神奈川県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:4
  • 昨日のアクセス:30
  • 総アクセス数:141942

QRコード

虹の端を探した日

7月。8月。
丸二月、竿を持たずの日々。
今集中するべき事は何か?
その優先順位を問うと、今は釣りは諦めなければならない。
水から(自ら)離れ、やるべき事をこなす。
夏の高い空の下に架かる虹を見ては、幼少期に虹の端を目指してびしょ濡れになりながら空を探した日々を思い出す。
その帰り道、少し遠回りしながらの定点観測だけは抜かりなく行うのが僕のルーティーン。
普段1羽も見ないサーフの沖のテトラにたくさんの鵜が興奮状態で羽ばたくと、その下にはマグロに追われたサンマのように逃げ惑うイワシの群れがいた。

■掴んだチャンス■

ボッシュッッ!ピチャピチャピチャ
明暗とか、地形とか、足元とか。
法則性のあるタイミングなんか無く、逃げ惑う波動のベイトが大三角形になった端を襲う狩人が俺を挑発した。
もらった!人なんて居やしない。
鱸が入るタイミングは昨年とほぼ一緒で
月で魚が動く。とはこの事だろう。
25日ほど早いタイミングだったが、それにも納得ができたし説明が付く。
そこに絡んだ約100万匹のイワシ。※あくまで憶測
当然、このイワシに堪らず飛び上がり、久しぶりに轟く狂ったボイル音を聞きながら釣りができるなんて、なんて幸せな時間なんだろう。
ボッシュッッ!!っと豪快に飛び上がった鱸の回りを大きく取り乱すイワシ達。
1発でキャストが決まり、幸せな引っ張り合いがもうすぐ始まる。
そんな甘い考えはすぐに消え、巻こうが、止めようが、沈めようが、何をしても食わない。
何故だ?とルアーを水から切ったそのすぐ横で飛び上がる鱸。
こんなに高活性なのに?
確実に選んでいる
ベイトが多すぎるのか?
しかし、鱸の数も多い
寝不足の疲労が身体をつつきだしたが、数週間釣りしっぱなしの身体はもうその疲労感に慣れてきた。
今のままでは経験値も腕も足りない。
それを養うには申し分のない、難攻不落な鱸釣りだと確信した


■ジャーキングとやらをやってみた■

xwfcfbfnh6zs7h2ru8p9_480_480-b45524f1.jpg


下げ終わり、ボイルが集中する時間が読めてきた。
ただここ2週間バイトすら得ることができずボイルタイムを見学する日々。
もはやタチウオまで現れた
途方に暮れる一方、ボイルする点ははっきり見えてきてここ1週間は特にベイトを蹴散らすと言うより、自分のテリトリーに入った塊に飛び上がっているようだ
ポーーンポーーンと鱸が付く壁に向かってくるように軽く飛ばしてスラグをだし、一瞬のステイ。にドーーン!
おぉ!と足元に突っ込まれたが無事キャッチ。
最初の歓喜から何日経ったのだろう笑
フッキングはテイル。
なんとなく鱸が浮くタイミングと、たまたま口に届いた感じだったがめっっちゃくちゃ嬉しかった午前2時半。
翌日というか、今日仕事だっけ?
そんな事を思いながら飲んだ朝3時のビールは堪らなく旨かったことは秘密である。
しかしこれも少し違う。


■濁り■

972iam3bk2mmev48ixf5_480_480-143096ed.jpg



8suvv3zu26fk7ymnnzm3_480_480-1dbbcd6d.jpg


お祭り騒ぎだ。
なにも考えなくても、小手先のテクニックなんぞ使わなくても、今までの日々はなんだったんだろうと面白いように鱸が次々とヒットしていく。
しかしこれは僕が得意な方向に自然が流れただけ。
中々ヒットしないカオスボイルは幾度と経験しその度に頭を悩ませたが、雨による恩恵でお祭り騒ぎになる事はよくあることだ。
流れがあって、鱸がいて、ベイトがいて、ボイルがある。
それでも簡単にヒットしない鱸。
釣りの奥深さ、難しさはここにあるんだろう。
自分の無力さに釣りなんて、、
って思ったとしても、こうしたボーナスタイムがきてしまうもんだから、やめられなくなってしまうのだ。
笑ったね?そんなあなたも経験が?笑

そんな事を思いながら、ルアーを投げると押さえ込むように鱸がヒットする。
ものの数分で5本キャッチ。
いつもなら1本で満足するが、この釣りは知らないし経験が無い。だから、しっかり釣っておく。
もう少し、俺に釣りを教えてくれ
沖の根に絡んだPEラインと、苔が生えたイワシカラーのミノーを回収して今日は帰路に着くことにした。

コメントを見る