寺岡寿人のfimoブログ https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) 恐怖を感じたシーバス https://www.fimosw.com/u/TeraokaHisato/75wj3ac6so3h7p 2025-12-18T16:45:00+09:00 皆さんは釣り場で妙な体験したことはありませんか?

僕は…結構あるんです。

釣りってどんなフィールドでも必ず水辺に立つわけですが、実はそんな水辺と霊的現象は切っても切れない関係といいますか…。

というのも…水といえば命の源ですが、一方で人を飲み込む危険な存在でもありますよね。

人を生かしてくれる水ですが、人が生きられない場所でもあるんですね。

よって水辺は【異界との境界】と考えられることもあるようです。

なのでトイレや池や沼など身近な水辺には、古くから妖怪や怪談などの話が多いですよね…。

今回は…そんな水辺でおきたちょっとだけ怖いお話です。

とりあえず…まずは過去にあったちょっと怖い体験でも書いていきましょうか。

いくつかあるので箇条書きにして紹介しておきます。



□夏のド日中の地磯でスーツなのに裸足の男性に「ここって死ねますか?」と聞かれた

□夜の地磯でブツ持ち写真を撮る時に何回も勝手にシャッターが切れる、赤い球が画角に入ってくる

□深夜の山道で真っ暗なのにライトも持ってない黒ずくめの大きな人に追いかけられた

□丑三つ時の山道で真っ暗なのにライトも持っていない小さなオッサンに追いかけられた



などなど…まだありますが印象に残っているのはこんな感じです。

それぞれを詳しく書くとかなり長くなっちゃいますので、そのうちYouTubeで配信しようかなと思っています。

まぁ追いかけられた系は霊的現象ではないのですが(笑)

そして今回は…多分ですが霊的現象のような…気がしてます。

この日はガイドで使うポイントの調査で地磯をいくつかランガンしていました。

本命の実績ポイントはすでにチェックしているので、本命がダメだった時用の保険がこの日の目的です。

まぁ…夜の地磯はどこも気味が悪いところばかりですが、初見のポイントは慣れていないのでより気が悪かったのを覚えています。

これが昼間に下見でもしてポイントへの入り方とか雰囲気とかチェックしていたら少しは違うのですが、昼間は仕事なので仕方ありません。

そしてグーグルマップを頼りに一か所、二か所と立ち回るも特にいい感触は得られず…

三か所目の地磯に移動しました。

目指したポイント付近は軽自動車がギリギリくらい通れるくらいの狭い道幅でした。

草木が生い茂っていて、車に傷がつかないように慎重に走っていました。

たまに見える薄気味悪い廃墟を横目に数分走っていると丁度いい駐車スペースがあり、そこからは歩いて目指すことに。

あたりには民家はなく、当然のように街灯もありません。

真っ暗です。

何だか薄気味悪いので、早々に準備をしてポイントを目指します。

道中の足場はけっこう良くて楽ではありましたが、何かが視界に入ってきました。

そこへ視線を向けてみると、首が折れたお地蔵さん。

「…はぁ…お邪魔します…」

いちおう一言挨拶をして前へ進みますが、この時点でまぁまぁビビッてました(笑)

でも一人で前へ進んでしまうんだから釣り人って狂ってます。

そうこうしているとポイントに着きました。

流れが強くて変化もあり雰囲気はいい感じでした。

でも首が折れたお地蔵さんを見てしまってから居心地はかなり悪いです。

「いやぁ…頑張ってきたものの…サクッとやって帰ろう…」

それから釣りを始めて数分後ですかね。

スネコン130TGを流していると、強烈に線香の匂いがしだしたんです。

ふわっと匂うレベルではなく、真横で焚かれてると感じるくらいに強烈に。

反射的にバッと振り返りますが、誰もいません。

あらためてあたりを見渡しますが民家もありません。

「え?まじ?…あたりに民家なんてないんだぞ…」

「だめだ…けっこう怖い…帰ろう…」

「でもあと一投だけ…」

【恐怖】と【釣りたい欲】を天秤にかけると、まだ欲のほうが強かったみたいです…(笑)

そして次のキャスト。

着水しライン先行で流していると…

『…おい…』

人の声で呼ばれたんです。

感覚的に斜め後ろあたりから。

「うおっ!」

後ろを振り返ると…

ドン!!っと衝撃…

「うおっ!!」

そう…ヒットです…(笑)

シーバスが(笑)

そこからは完全に恐怖心より嬉しいことが勝ってしまいまして。

本来なら怖すぎて急いで帰るところですが、ちゃっかりしっかり写真も撮っちゃったりして。

そんな自分が愛おしいです(笑)

まぁ何が言いたいかといいますと、やっぱり【よそ見】は釣れます。

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スネコン150Sの適応能力 https://www.fimosw.com/u/TeraokaHisato/75wj3acrsprd8s 2025-12-10T11:49:00+09:00 本流と反転流と湧昇流。

しまなみ海道のシーバスフィッシングを攻略するにあたってしっかりと把握するべき流れはこの三つです。

この中でも本流と反転流の釣りは王道ですが、さらに釣果を伸ばすために意識してほしいのは湧昇流。

湧昇流は海底の地形変化によって生まれる縦の流れですが、これが魚を集める要素をいくつか持っています。

シーバスに限らず、青物や真鯛なども同じです。

そんな湧昇流について語った映像をYouTubeにアップしました。

https://www.youtube.com/watch?v=LvTXyyc3uIE
必要な方にしか興味がないようなお話ですが、誰かの参考になれば幸いです。

そして今回は本流と反転流と湧昇流が複合する【流れが速く複雑なエリア】で重宝するルアーについて書いていきます。

というのも複雑な激流エリアでしっかりと機能するルアーは多くありません。

ダウンに入った時に飛び出さないのは大前提。

これよく誤解されている方がいますが【飛び出さないから流れに適応できててルアーとして機能してる】ではないんです。

なんども言いますがそれは大前提です。

当たり前のことです。

大切なのは【激流の中でもアクションやテンションを管理できるか】です。

要は暴れすぎてもダメで、動かな過ぎてもダメ。

水を受けすぎて糸を立てすぎてもダメで、水に対応できず滑ってもダメ。

ちょうどいいところをフルキャストした所から足元まで維持できることが大切なんですね。

それが可能なのがスネコン150Sです。

オートマチックといえばオートマチック。

でも簡単なルアーかといえば全くそんなことはない。

アプローチに関して管理することはけっこうあります。

それは50gを超える自重からくるものが大きいと思います。

テンションだったり、レンジだったりですかね。

そこをしっかり管理してやると激流でしっかり機能する優秀なルアーです。

何度も言いますが激流攻略において、破綻しないからオッケーではないのはしっかり意識していただきたいポイントです。

ただスネコン150Sは自重から察していただけるように、シーバスタックル全般で扱えるルアーではないです。

ロッド選択が重要になってきます。

フルキャストできるロッドの強度、1/0フックをしっかり刺しきれる硬さがあって扱えるルアーということはお伝えしておきます。

そのあたりを理解して使用していただきたいと思います。

スネコン150Sは使い手によって非常に奥行きが出る楽しいルアーです。

是非皆さまの釣りに取り入れてみてください。


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経験則に依存しない https://www.fimosw.com/u/TeraokaHisato/75wj3aczafsxgn 2025-12-06T16:12:00+09:00 気温は1度。

風が無いので肌を刺すような痛みは無いですが、足元からじわじわと体温が奪われていく感覚がする深夜の地磯が今日の釣り場です。

足元は3重、上も防寒着を含み3重。

結構着込んではいますがやはり寒く…しまなみエリアももう厳寒期といってもいいくらい。

日中はまだ幾分かマシというか、暖かく感じる時もあるんですが。

今日はそんな月夜の大潮。

普段はあまり月夜の闇磯は好まず、常夜灯が絡むサーフや地磯で月夜の光量をごまかすように釣りをするのが好きですが、今回はあえて闇磯を選びました。

今回の闇磯は月夜にあまり良い思いをしたことがないポイント。

そして移動距離がけっこうあるのでポイントに行ってしまったら次のポイントに移動がしにくい…先行者がいらっしゃったり反応がすこぶる悪かったりすると1釣行を棒に振ることもあるので結構リスキーでした。

まぁでも調査の意味で思い切って行ってきたわけです。

潮止まりからポイントに入り、潮が動き出すまでとりあえず待機。

タバコを吸ってみたり、考え事をしてみたり。

そうこうしていると潮が動き出してきたので、潮の雰囲気を目視。

月明りがあるのでよく見えます。

本流の強さや足元を支点とした角度、反転流の向きと位置、湧昇流の範囲と位置。

「この流れならベイトフィッシュがいたらシーバスが食ってくるのはアソコだよな」

「仮に底生生物を食ってるならココじゃなくてアッチだよな」

そうやっていくつかのパターンを想定して、ブローウィン140Sやジョルティー22でいくつかのスポットを刻みながら狙っていくのですが…全くの無反応でした。

「これはやっぱり月夜だからなのかなぁ…」

ただ魚にルアーが当たる感覚が数回。

なんとなく15cm前後の魚が群れで入ってる気がしました。

そして10cm無いくらいの細長い小魚を目視で確認。

「これらは多分食われてるよな」

「でも一通りはしっかり流れを釣ったんだよなぁ」

いつもならバイトくらいは数回出てるようなアプローチだったんです。

ルアーセレクトも間違いない…はずだったんです。

これって今日がランガンして地磯を攻める日ならこう思ってたはずです。

「このシーズンでアプローチで反応ないなら食ってくるシーバスが少ない」

「あまり状況としては良くないんだろう」

だがしかし!

ここから連発が始まるんです。

使ったルアーはスネコン150Sとスネコン130STG。

アプローチとしては何も変えず全く同じ。

ですがシーバスからの反応は段違い。

一気に10数回程バイトがあり、結果的には3キャッチ。







バラシは7回…(笑)

これは言い訳させてください(笑)

今日のタックルバランスじゃスネコン150Sの1/0フックを刺しきらなかったんだと思います。

止水ならまだ掛けにいきやすいですが、流れが強くただでさえスラッグを出して釣るアプローチなので。

そのようにスネコン130STGは全キャッチでした。

しかし本当にわからないものですね。

数年単位で通いなれたポイント。

過去にしっかり魚を出しきて蓄積された経験則。

それは自分自身のデータとしてあるから信用度は高いのですが、時には自分自身の経験則に依存しないことも大切ですね。

月夜は釣りにくいポイント。

このアプローチで出なければ釣れる魚はいない。

このどちらも今回は違ってたみたいです。

「釣れないだろしなぁ」

これを超えていけるとたまには良いこともあるみたいです。


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爆風調査 https://www.fimosw.com/u/TeraokaHisato/75wj3ac4z7w9gx 2025-12-05T16:49:00+09:00 風速7m。

体感ではそれ以上。

肌を突き刺すような冷たい風が冬を感じさせる大潮の深夜0時。

僕は今夜も鱸を抱いています。

もうすっかり冬になりました。

気温は5度。

つい先日までレインのみで釣りができていたのに、今夜は防寒着無しでは耐えられません。

めちゃくちゃ美しかった紅葉も大風で散り散りになり、儚げに水面に浮かんで反転流で渦を巻いてたりして。

たまに防寒着の襟元から落ち葉が入ってきてチクッ…としてみたりして。

今回はそんな冬の地磯に行ってきました。

狙いはもちろんシーバスです。

今回のポイントは冬のシーズンにしか足を運ばないのでちょうど1年ぶり。

釣行プランとしては上げ潮から潮止まりまで釣りをして2時間ほど車で休憩。

そして下げ始めから深夜1時くらいまで(下げ5分)釣りをするプランです。

この12月はしまなみ海道で友人たちをガイドする予定なので釣れる魚がいるか…もしくはいないか…今はその調査が主な目的です。

というわけでガイドするために消去法でポイントの選定をしている今は釣れても釣れなくても、どちらも僕にとっては有益な情報です。

なのでその日に釣れても次の日には違うポイントに入るので毎日試行錯誤していて楽しいんですよね。

テスターとしては釣れてるポイントに毎日入ってガンガン釣果報告をする方がいいのですが、今は友人たちの方が優先順位が高いのです。

そして…釣りの方はというと…なかなかの爆風でかなり苦戦。

知り合いたちもびっくりしています。

「え?今日の風で地磯いったの?」って(笑)

そんな爆風なわけですが、今回ばっかりは糸を太くしたことがマイナスになってしまいました。

シーズンとしてそれなりのサイズのシーバスが出る見込みだったのと、地磯で地形変化が多いポイントなので安心感を担保する意味で4本組の1.5号選んでいたのですが風にラインが食われる食われる…。

張りがあるレジンシェラー4なのでライントラブルこそありませんでしたが、今回は飛距離が必要なポイント。

今日ばっかりは8本組で1号か1.2号あたりを選んでおくべきでした。

なので飛距離が足りないシーンでは流れに乗せてラインを送り出してどうにかしました。

そして結果的にはなんとか数本キャッチ。





上げ潮と下げ5分までは全く反応がなく、下げ5分あたりからバイトが集中。

大潮らしいといいますか。

完全に時合いが集約していましたね。

ということは今回のポイントは一旦キープしておいて、次は満潮から立ち込めて下げ5分までに時合いがくるポイントを調査ですね。

そこの状況が良ければとりあえず下げ潮は友人たちに釣ってもらえる可能性が高いので。

そして今回のヒットルアーはジョルティー22とスネコン150Sです。

ブローウィン140Sは無反応。

ジョルティー22は沖の流れの中でフワフワと。

スネコン150Sは手前の地形に着いてたであろう魚を。

魚のコンディション的にもヒットルアー的にも先日のポイント同様に餌となる魚が少ないんだろうなという印象です。

まぁまだ時間はあるので、状況がよいポイントを気長に探します。


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オレの厳寒期シーバスはナイスサイズで開幕 https://www.fimosw.com/u/TeraokaHisato/75wj3acw6x47pz 2025-12-03T15:38:00+09:00 ここのところ高知県に行ってみたり広島のイベントに参加させていただいたり、少しばかりホームの釣りが減っていましたがそろそろしまなみ海道もシーバスのシーズンに入ってきます。

(広島魚祭り)

今年の秋シーズンはかなり不調で本当にシーバスが遠くてですね…

全国各地の秋爆を指をくわえながら見てました…

だがしかし!

ここからしっかり調査してシーズンを掴んでいこうかと思っています。

ただ今年はまだまだ水温が高いので、もう少し水温が下がってからが本格的なシーズンかなと思います。

そんな12月1日。

とりあえずは地磯のポイントから入ってみました。

常夜灯一つ無く薄気味悪く、人っ子一人いない。

聞こえるのは潮の音と獣の気配だけ。

そんなポイント。

立ち回りとしてはランガンはせずに、上げ潮にしても下げ潮にしてもとりあえずポイントを変えずにやり切って釣れる潮位や流れをチェックです。

まぁアクセスが悪いので移動したくないってのもあります(笑)

これは毎年やっていることですしホームなので釣れる潮位やタイミングはほぼわかってはいるのですが、それでも釣行都度に変化もあったりしてわからなかった事もあるわけでして。

なのでわかったような気にならず、初場所に来たかの様にしっかり観察ですね。

まずポイントに立って思ったことは…

「水温高っ!」

ウェーダーを通して伝わってくる海水温。

外気が低いのもありますが、良くも悪くもびっくりするくらい水温が高く感じます。

「まぁでも寒いよりいっか!」

水温高いからといって僕には水温を下げることはできませんからね…あまり気にしないことにしました(笑)

とりあえず入水して強い流れを体で切りながら立ち位置まで歩いていきます。

真正面から流れを受けると、体が耐えられなくなりふとした拍子で流されかねないので体を横にしながら慎重に。

しまなみの流れで流されてしまったら…まぁ助からないですからね。

たまにゴロタ石なんかに乗って踏み外してしまったときは血の気が引きます。

そしてゆっくり時間をかけてたどり着いた立ち位置。

そうこうしていたら夜に目が慣れてきました。

大潮目前ということもあって月明りがさらに地形や流れを見やすくしてくれます。

「ふんふん…いい感じの流れ出てる。」

まずはブローウィン140Sから流し込んでいきます。

カラーは朧月。

(左上が朧月 右下が日輪)

朧月は僕が考案したクリアベースのグローカラーです。

とりあえず手前から丁寧にアプローチ。

着水点を選び、コースを変えて都度変化をつけながら。

今回の見立てとしてはアジなどのそれなりに質量がある魚を食ってるパターンだと考えていました。

流れてくる餌の中で大きなものを選んで食ってるイメージですね。

なのでブローウィン140Sやスネコン150Sなどのルアーをメインに釣りを組み立ててました。

ですが…いくら攻めてもまったくシーバスからの反応がなくてですね。

「おかしいなぁ…シーズナルな釣りをしているんだけど…」

例年通りならこれで反応は出せるはずなんですよね。

そう…例年通りなら。

だがしかし!

そういえば2025は例年通りとはいかない難儀な1年でした。

春のイカナゴもマツイカも、夏のエンピツサヨリもイワシもそう。

例年通りではありませんでした。

「最後まで難儀な1年だなぁ」

もう上はスッパリ見切ってしっかりレンジを入れていくことに。

ちょっと特殊な釣りなのですが、本流と反転流を利用して1キャストの中で何回もレンジを刻んで流しなおす釣りです。

キャストして回収するまでだいたい7分位は時間かけてると思います。

もしかしたらもっとかも。

これは言葉にするのが非常に難しいのですが、わかる人はわかると思います。

「2回目本流に入ってもう一枚下だな」

「このままベール起こしてもう一回沖に出して下にもつれ込む潮に乗せてレンジ入れて…」

これを繰り返してたら激流の中でシンキングミノーが10m下のシモリに根がかりします。

ここでこう思う方がいると思います。

「シンキングミノーなんだから当たり前じゃん」

言いたいことはわかります。

でもそれはちょっと違うんです。

だがしかし!

ここでは説明しません。

そんなアプローチをしていると…

クンッ…

この釣りをしていると糸は膨れ蛇行し、潮は重いしで感度もへったくれもありません。

ルアーの挙動なんてまったく感じませんし、バイトも違和感程度です。

でもその違和感から一気に糸を張る作業をして、追いあわせです。

これもぶっちゃけあまり意味はないのですが、気持ちよくなるためにしておきます。

そんなこんなで一気に寄せてランディング。

めちゃくちゃいい魚。

ボトム付近で適当に食いやすい底生生物を拾ってるんだと思います。

(胃袋をチェックするとエビやカニ)

これでとりあえずこの地磯のコンディションは少しわかりました。

おそらく食うものがあまりないんでしょうね。

今は熱心に通う必要はないと判断したので、翌日はサーフエリアをランガン。

サヨリを求めて探し回りました。

まぁ…びっくりするくらい何もいませんでしたが(笑)

まぁまぁこんなもんでしょう。

今日はまた違ったエリアに行き、調査してきます。


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高知遠征とヒラスズキ https://www.fimosw.com/u/TeraokaHisato/75wj3acjm6vi4x 2025-11-26T22:56:00+09:00 前回の清流鱸から数日後。

またまた高知県にお邪魔していました。

個人的に今とても勉強したいフィールドです。

しまなみ海道から距離的にそこまで重くない遠征ですが、休日だけでなくて時間と体力が残ってたら平日も行ったりしてました。

平日の遠征プランは結構狂ってたと思います。

17時に仕事を終えて、そこから高知へ行って釣りですからね…

移動は往復6時間ですが、翌日は仕事だから釣りは実質2時間ほど。

日中は現場仕事をしている事もあり疲労でいっぱいのはずなんですが、そのたった2時間の釣りにすごくワクワクして疲労を忘れちゃうんですよね。

子供の様に目がキラキラしてしまう。

釣り人って本当にバカで…本当に少年ですよね(笑)

「睡眠不足で明日の現場はきついだろうなぁ」

それがわかってても、たった2時間でもいいから高知で釣りをしたいと思っちゃうんです。

個人的にはそのくらい魅力的なフィールドだと感じてます。

とは言っても僕は高知のことをまだよく知らないのでわかったような事は言えませんが、この先知れば知るほどにどっぷりハマっていきそうな気がしています。

というわけで今回も高知へ行ってきました。

仕事が終わって速攻で行くので、道中はかなり空腹状態。

どこかで優雅にゆっくり外食でも…

なんて欲はありますが、時間とお金がもったいないので自分でおにぎりを作り運転しながら時短エネルギー補給。

飲み物も都度買うのがもったいないので、水筒に水を入れて持っていきます。

結構節約するタイプです(笑)

そしてそして釣り場に着くと急いで慌てず準備を開始。

今回選んだのは河口エリア。

この河口は訪れるたびに地形が変わっている特殊なポイント。

毎度毎度表情が違っていていつも新鮮。

このエリアは波も高くて、しまなみエリアではまずお目にかかれないシチュエーション。

常夜灯などは全く無くてとても暗いところなので、とりあえず目が慣れるまでゆっくり散策です。

遠目に若干見える大きな波が高知に来たと感じさせてくれます。

次第に目が慣れてくると流れや地形を確認。

「おぉ…またこんなに地形が変わったのか…面白いなぁ」

一度も同じ地形を見たことがありません。

「この流れの向きと強度…この地形ならあそこに払い出して、潮位次第ではあそこから魚が入ってきそう」

とりあえずあまり時間も無いので、あらかじめ立ち位置を大まかに選んでおいて釣りを開始。

とりあえずシャローランナーから攻めていくことに。

使用するルアーはアイザー125F。

流れの変化、手前の駆け上がり、沖の瀬。

気になるところを丁寧に攻めていきます。

するとバイトなどの反応は無いけれど、コツンと小魚にの体にルアーが触れた感触。

「お…なにかベイトとなる魚がいるのかもしれないな」

何がいるのかはわかりませんが、どうやら立ち位置はそのままでも良さそうな印象。

「このままやってたら絶対に釣れる」

根拠のない直感。

こういう時は素直に自分の直感に従うことが吉。

このままあと少し潮位が上がるまで投げつ続けることに。

それから20分位でしょうか…次第に潮位が少し上がり、その分ルアーのレンジを入れれるようになったのでスカーナッシュ140Fにルアーチェンジ。

キャストし流し込んでみると、手元に伝わる圧がとてもシックリきていました。

「うわぁ…釣れそう…」

流れの釣りをしている方なら共感してもらえると思います。

あの【釣れる圧】ってやつです。

それから数投目…

手前の駆け上がりをゆっくり丁寧に。

暴れすぎずないように流れに同調させて流していると…

クンッ…グゥゥ…

ゆっくりと重くなる感触。

デカい魚によくあるやつです。

スラッグを巻きで回収しつつ全開でフッキング。

するとデカい頭と魚体を半分くらい水面から出して強烈なエラあらい。

「でかい!しかも首振りが速い!」

「これヒラじゃね!?」

ミッドナイトモンスター982SRを全力で曲げこみ、ガンガン寄せてあっという間に波打ち際。

「うお!めっちゃデカいやん!」

「90近くね!?」

実際のところ90cmあったかはわかりませんが、とにかく大きいヒラでした。

ところが…

最後の最後にヒラが沖へ方向転換。

瞬発的にガーっと走り、締めの強烈なエラあらい…

フッ…とテンションが抜けたと思った瞬間に痛恨のバラシ…

「うそーん!」

なかなかに大きい声で叫んじゃいまして(笑)

いやぁ…残念すぎて5秒ほど凹みました。

でも色々と読み通りで、まだ続く予感がしていたので6秒目には立ち直りアプローチ再開です。

そして次のキャスト…

全く同じブレイクで…

カツン!

今回は金属的なバイト。

「ほらね!やっぱね!」

なんて独り言をいいながら一気に寄せてランディング。



バラした魚より小さく見えるけれど、これはこれで満足なサイズでした。

それから1匹同サイズのヒラを追加して、今回の高知遠征は終了。

いやぁ…めちゃくちゃ楽しかったです。

高知県…また近々お邪魔します。

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