もうこれでいいでしょ。


こんにちは。

ここ1週間ぐらい、釣り場に行けば釣れる、そんな充実した日々を送らせていただいております。

そんな中今日はこの潮で自分が釣りに行ける最後の日。

少しばかり釣りに行けない期間ができる(時間に潮汐が合う)前の最後の日なので一段と気合を入れて臨みます。


気合を入れると大概釣れないんですがこのログがあるということはそういうこと。



満潮1時間前にポイントを回ると本命ポイントにはやはり先行者さんがいたのでサブ的なポイントへ。

流れやベイトの様子も見られなかったのでとりあえずハルカ125Fから。

思ったよりも潮が流れていなかったのでコスケ110F、カゲロウ124Fとローテーション。



コスケはいいんですがこの夏手に入れたカゲロウの使い方がどうもわからないです。

このクラスでよく使うコスケとクロスカウンターはゆっくりめで自分がいい感じだと思うスピードで巻くとふつーに潜ってふつーにいいアクションをしてくれます。

しかしこのカゲロウはゆっくり引くとアクションは好みな感じなんですが水面から下半身?が出てしまい、しっかり潜るスピードで巻くと動きすぎている感じになるんですよね。

水面から出ると釣れる気がしないし水中に潜ると動きすぎて釣れない気がするし、2パターンあるがゆえに正解がわからない。

このカゲロウというルアーが上のどちらのアクションでセッティングされているのかわからず現状、使いあぐねています。

(あと構造上の問題で思ったより飛ばない。)



この日もどちらが正解なのかわからないままなんとなく流していると、対岸にいた方が1本キャッチ。

遊んでいる場合じゃないな、とここでもう一度ハルカにチェンジ。

満潮時刻を迎え水面にちらほらベイトの姿が見え始めたところで明暗を通せば・・・

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はい。

うちのハルカちゃんは最強なんだから。

最近着水で釣れたりよそ見で釣れたりとびっくりどっきりヒットが多かったんですが狙ったところで食わせると脳内の快楽物質がヤバいですね。


当日のベイトは”多分”小さなイナッコだったんですがハルカにはそんなこと関係ありません。

イナッコの時?<ハルカでいいじゃん
サヨリの時?<ハルカしかないじゃん
ハクの時?<ハルカでいいじゃん
ベイトがわからないとき?<ハルカでいいじゃん


そこにいるベイトが小魚であるなら、ハルカをスズキの目の前に持って行ってやれば自ずと反応を得ることができるでしょう。
コノシロは他のルアーに任せましょう

レンジ感もそうですし何より操作していてきっちり流せているということが分かりやすいということはそれほどまでに武器になります。

抵抗感の少ない同クラスのミノーよりも水を掴み、絡む性能が高いのでいつでもベストなリトリーブスピードで狙いのポイントに当て込むことができます。

かといって暴れすぎるわけでもなく、一定のスピードからワイド目なローリングをするのでそこのスピードあたりを目安にひきます。
そうすると結果的にローリングしたり止まったりするので崩れのアクションみたいになるんじゃないかと。

あくまでイメージで。ほぼほぼただ巻きです。

他のミノーでは、流れているけどそのルアーの能力を発揮できない、いわゆる水に流されるだけになりやすい方やそうなってしまうほど弱い流れに対しても適正が高い。

ハルカで対応できない遅い流れはフランキーとかコスケじゃないと無理。

それに加えてキャストの際、リリースした後糸の出る感覚もなく着水点にワープしたかのような飛距離。(笑)

ちょっと盛った感がありますが重量からではない、構造がいいんだと感じることができるような飛行性能を持っています。




もうこれでいいでしょ。
これだけでいいとは言いませんが



ふぅ。

早口でプレゼンし終わったので釣り再開。

イメージ的にはハルカがグリグリ動かず、ふらふら揺れるぐらいのさっき紹介したまんまのリトリーブ感。
糸が流れを受けてそれに引っ張られつつ、横から流れを受けて不安定になったルアーに最後に一手間、息を吹き込むぐらいのイメージでリトリーブします。


2、3投後。

クンッ。ン゛ッ。

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はい2本m・・んん?

えーっとー。ボラも釣れちゃうということで。

去年はハルカでチヌもめちゃくちゃ釣れましたが今年はボラがよく釣れる。
3?4?本目です。


まぁ外道のボラ君には早々にお帰りになってもらって・・・

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あ・・・

やっぱり紙のガムテープじゃダメかぁ。
布のやつ買わないとな。



気を取り直して同じように流しながら効いてきた潮に乗せて明暗の奥まで探ること30分ほど。

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あれれー?

こいつを皮切りに夜明けまでに釣れた3匹ともこんな感じのアジサイズに。

流れがいい具合に効いてくるとこいつらの活性が高くなるんですかね。
最近釣れた魚も全部潮止まりピッタリごろに釣れましたし。

結果としては60up1本、アジサイズ3本、ボラ1本とにぎやかな時間を過ごさせていただきました。

今日釣れた魚は全部ハルカを最適な巻きスピードで泳がせてやるだけでした。

ただこの最適な巻きスピード、抵抗感というのはわかるまでは難しく、わかってしまったら簡単なものです。

流れによってハンドルを回すスピードが変わるものの結果的にルアーの受ける流れの強さはそんなに変わらないことはもちろんのこと、それによりトレースできるコースが制限されるのでキャストする位置も重要です。



動作自体は単純なただ巻き、ドリフトも奥が深いのです。




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真水での比較ですが手前が大方、丸1年投げ倒したもので奥がほぼ新品のもの。どちらも全フックspmh#6です。

塗装剥がれでこれだけ姿勢に変化が生まれるということを釣行から帰って初めて知りました。

左目がないことは関係ないはず。なかってほしい。

特にハルカは前傾が強く、背中が2枚目のリップのような役目をしていると考察しており、その角度が変わったということはアクション、レンジにも何かしらの変化を及ぼしているのではないでしょうか。

それが実際使用感に変化を生むのか、魚の反応に影響するのかはわからないですが1年間私にスズキを流して釣ることを教えてくれたこのハルカはどこかのタイミングで休んでもらおうかなと思っております。




それでは。

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