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▼ 地磯 イシガキダイ 2022-1
- ジャンル:釣行記
- (石物)
7/16
天候が悪いので、いつでも引き返すことができるよう近場の地磯へ。
今回は昼ご飯を食べてからの遅い出発。
さてこれから釣場へ向かおうという段階になってからの豪雨。
しばらく車内で待機して様子見すると、雨は小雨になりつつも止む気配がないので、雨中に釣場まで強行突入。レインコートの準備はない。
ちなみにこの日、帰宅するまで雨が止むことはなかった。
今回使用する餌は前日に採集したオオイワガニ。
ポイントに到着し、まずは撒き餌によるポイント作り。
竿受け設置位置の目の前に、そのあたりにころがっているナガウニを潰し、手当たり次第に投入していく。
最初の一時間ほどは10mほど先の深場に仕掛けをいれていたが、あたりがないので何気無しに竿下に仕掛けをいれてみると、すぐさま強いあたりが出始めた。おそらく撒き餌で魚が寄ってきたのだろう。
ここではその後魚がきたがすぐに根に入られてバラシ。さらに根掛かりも多く、持参してきた仕掛けが全滅してしまった。
これはたまらんということで比較的障害物が少なく根掛かりがしにくそうな場所に釣り座変更。
仕掛けを投げ入れると根掛かりの可能性が高まるので狙いは水深5mほどの竿下。
仕掛けは即席で作成したワイヤー仕掛け。前述したようにケプラー仕掛けは全滅した。
この釣り座変更は大正解で、帰路につくまでに2匹の小型イシガキダイをキャッチすることができた。
7/17
前日の最後の釣り座の調子が良かったので午後から行ってみた。
普段ルアーキャスティングをおこない表層を攻めているポイントも石物狙いで底から攻めるとポイントが全く表情を変えるからおもしろい。
島内で自力で行ける磯は行き尽くした感があるが、これまで回遊魚狙いでは見捨ててきたポイントも底者狙いでは良い場合も大いにあり得るのでこれからはそういったポイントの再検証も行っていきたい。またひとつ楽しみが増えた。
今回も餌はオオイワガニ。ポイントへの道中に拾ってきた分だけなので数は少ない。
ポイントに到着すると昨日の帰り際にまいた餌が効いていたのかすぐにイシガキダイをキャッチ。
この日は絶好調で一日中イシガキダイのものとおもわれるあたりが出続ける。
仕掛けを投入後バックラッシュ気味になったラインを直していると、ラインが引き込まれた。ラインがたるんでいたので魚はすでに針掛かりしながら結構な距離を泳いでいたらしく合わせをいれたところ、根ずれでハリスが飛んでしまった。
そしてそれから30分ほど後、再び本あたり。
合わせると魚は浅場に逃げ込もうとするが、竿のパワーがそれを許さない。
イシガキダイ釣りは魚の突っ込みを全部受け止めなけらばならないので当初想定していたより全然ファイトがしんどいが、それがまたおもしろい。瞬間的な荷重はイソマグロを釣るときなんかより何倍もかかっているような体感がある。
魚が姿を現した。
大きい!!
自己記録サイズだ!
しかし、その魚体の大きさよりももっと驚いたのが口にかかっている針の数。
ケプラーハリスが2本口外に飛び出している。
一本は今回針掛かりしているものだが、もう片方は仕掛けの造形からして間違いなく先ほどラインブレイクさせられたものだ。
こんなことがあるのか...
何かの本で一度釣り針に掛かった魚はしばらく餌を食わないと書いてあるのを見た気がしたが、ウソっぱちだったということか。
魚は手尺で全長60cmあるかないといったところ。今までの最大サイズが3.8kgで、間違いなくそれを超えているので重量は4kgはありそう。
実のところ、自己記録サイズが釣れたら持って帰って正確に重量を測定した後食べようと考えていた(これまでイシガキダイは食べたことがない)ので測定器具は未持参だったが、このイシガキダイは針に掛かった直後にもまだ餌を追うほど食欲旺盛なので、逃がしてやれば後々もっと巨大化して釣りの好敵手に育つかもしれないと思いリリースすることにした。
本に書いてあったことがウソっぱち、というくだりで思いだしたのだが、登山界にトモ・チェセンという人がいる。
このトモ・チェセンは1990年に難攻不落と言われたローツェ南壁を単独無酸素で初登頂という偉業をなしとげた。
しかし、この登攀はその登頂証拠の曖昧さ(本人の言があるだけで証拠能力のあるものは一切ない)や、本人の語る登山状況と実際の現地の状況の相違などからその成功が疑問視され、登頂の成否に関して議論を呼び、この事が原因となり現在も彼の過去の登山全般に対して疑惑の目が向けられている。
GPSが一般的になったことで現在ではいくらか状況は改善したようだが、登山界には登頂者の「登った」という自己申告を信じるという、一種の"紳士協定"的なものがある。
言葉だけで証拠になるこの流儀に従えば、このトモ・チェセンはローツェ南壁に登頂したのだろう。状況を記録した資料が少なすぎて誰も登ったことを証明できなければ、逆に登っていないことを証明することもできない。
釣り業界もにたようなものだろう。
つい先日あるSNSをみていてある有名アングラーが明らかにサイズと重量を偽装しているのを発見した。
まず本人が魚を持った写真をみて「○kgくらいか~?」と検討をつけて申告する重量を確認すると私の予想の2,5倍くらいあった。思わず口に含んでいたお茶を吹き出しそうになった。
私は自分でいうのも何だが20~30kgの魚は結構な数をみてきているので、その前後のサイズで人間と写っている魚なら重量は±2割くらいの精度でだいたいわかる。その感覚をして2倍以上実際の重量と差が出るようなことはまずあり得ない。
重量を測定していない魚ならば釣人の思い入れもはいるので実際の重量は本人申告のおおよそ1~2割引くらいになるとおもわれることが多く、まぁその辺は仕方がないと思うが、件の魚は一見ちゃんと計測している風なのでたちが悪い。明らかに故意に魚の重量を詐称している。
気になったのでネットで色々調べてみると、やはりこの魚はサイズ重量から釣った場所まで様々な角度から疑義が呈されていた。
彼は現在、釣魚の記録団体の記録も保持している。
この団体への記録申請は私自身何度か行っているが、はっきり言ってやろうと思えば重量をごまかすことなどいくらでもできる。
登山界にもある"紳士協定"が存在しているのだ。
彼はそれにを逆手にとってトモ・チェセンのようにうまくやっているのだろう。
彼が「おれはこんなに釣っているぞ~」と吹聴して釣り業界で地位を得ようが、金儲けをしようがそんなことはどうだっていいが、誤魔化しの記録を提示するのは真面目に記録を狙っている私のような人間からすれば冒涜もいいところなのでやめてもらいたい。
話が横道にそれた。
その後小型のイシガキダイを二匹追加したところで餌が切れたため終了となった。
まだ石物釣りをはじめて2ヶ月ほどしか経過していないが、なかなか順調に釣れている。
とりあえず当面の目標はイシガキダイの8kgオーバーと今年の高知遠征での本イシ(イシダイ)一匹キャッチ。
8kgというと今回の最大サイズの倍重量があるが、果たしてどれほど強烈な突っ込みをみせるのか想像もつかない。もしかしたら引きずりこまれそうになるかもしれないが、恐ろしい反面、楽しみでもある。
最後に余談をひとつ。
現在トモ・チェセンのローツェ南壁登攀から30年以上経過し、以前より登山に関する道具も技術も進歩しているが、いまだに彼以外に単独・無酸素でローツェ南壁を征した者は現れていない。
※7/24読み返してみてあまりにも意味不明な部分が多かったので追記・修正しました笑
天候が悪いので、いつでも引き返すことができるよう近場の地磯へ。
今回は昼ご飯を食べてからの遅い出発。
さてこれから釣場へ向かおうという段階になってからの豪雨。
しばらく車内で待機して様子見すると、雨は小雨になりつつも止む気配がないので、雨中に釣場まで強行突入。レインコートの準備はない。
ちなみにこの日、帰宅するまで雨が止むことはなかった。
今回使用する餌は前日に採集したオオイワガニ。
ポイントに到着し、まずは撒き餌によるポイント作り。
竿受け設置位置の目の前に、そのあたりにころがっているナガウニを潰し、手当たり次第に投入していく。
最初の一時間ほどは10mほど先の深場に仕掛けをいれていたが、あたりがないので何気無しに竿下に仕掛けをいれてみると、すぐさま強いあたりが出始めた。おそらく撒き餌で魚が寄ってきたのだろう。
ここではその後魚がきたがすぐに根に入られてバラシ。さらに根掛かりも多く、持参してきた仕掛けが全滅してしまった。
これはたまらんということで比較的障害物が少なく根掛かりがしにくそうな場所に釣り座変更。
仕掛けを投げ入れると根掛かりの可能性が高まるので狙いは水深5mほどの竿下。
仕掛けは即席で作成したワイヤー仕掛け。前述したようにケプラー仕掛けは全滅した。
この釣り座変更は大正解で、帰路につくまでに2匹の小型イシガキダイをキャッチすることができた。
7/17
前日の最後の釣り座の調子が良かったので午後から行ってみた。
普段ルアーキャスティングをおこない表層を攻めているポイントも石物狙いで底から攻めるとポイントが全く表情を変えるからおもしろい。
島内で自力で行ける磯は行き尽くした感があるが、これまで回遊魚狙いでは見捨ててきたポイントも底者狙いでは良い場合も大いにあり得るのでこれからはそういったポイントの再検証も行っていきたい。またひとつ楽しみが増えた。
今回も餌はオオイワガニ。ポイントへの道中に拾ってきた分だけなので数は少ない。
ポイントに到着すると昨日の帰り際にまいた餌が効いていたのかすぐにイシガキダイをキャッチ。
この日は絶好調で一日中イシガキダイのものとおもわれるあたりが出続ける。
仕掛けを投入後バックラッシュ気味になったラインを直していると、ラインが引き込まれた。ラインがたるんでいたので魚はすでに針掛かりしながら結構な距離を泳いでいたらしく合わせをいれたところ、根ずれでハリスが飛んでしまった。
そしてそれから30分ほど後、再び本あたり。
合わせると魚は浅場に逃げ込もうとするが、竿のパワーがそれを許さない。
イシガキダイ釣りは魚の突っ込みを全部受け止めなけらばならないので当初想定していたより全然ファイトがしんどいが、それがまたおもしろい。瞬間的な荷重はイソマグロを釣るときなんかより何倍もかかっているような体感がある。
魚が姿を現した。
大きい!!
自己記録サイズだ!
しかし、その魚体の大きさよりももっと驚いたのが口にかかっている針の数。
ケプラーハリスが2本口外に飛び出している。
一本は今回針掛かりしているものだが、もう片方は仕掛けの造形からして間違いなく先ほどラインブレイクさせられたものだ。
こんなことがあるのか...
何かの本で一度釣り針に掛かった魚はしばらく餌を食わないと書いてあるのを見た気がしたが、ウソっぱちだったということか。
魚は手尺で全長60cmあるかないといったところ。今までの最大サイズが3.8kgで、間違いなくそれを超えているので重量は4kgはありそう。
実のところ、自己記録サイズが釣れたら持って帰って正確に重量を測定した後食べようと考えていた(これまでイシガキダイは食べたことがない)ので測定器具は未持参だったが、このイシガキダイは針に掛かった直後にもまだ餌を追うほど食欲旺盛なので、逃がしてやれば後々もっと巨大化して釣りの好敵手に育つかもしれないと思いリリースすることにした。
本に書いてあったことがウソっぱち、というくだりで思いだしたのだが、登山界にトモ・チェセンという人がいる。
このトモ・チェセンは1990年に難攻不落と言われたローツェ南壁を単独無酸素で初登頂という偉業をなしとげた。
しかし、この登攀はその登頂証拠の曖昧さ(本人の言があるだけで証拠能力のあるものは一切ない)や、本人の語る登山状況と実際の現地の状況の相違などからその成功が疑問視され、登頂の成否に関して議論を呼び、この事が原因となり現在も彼の過去の登山全般に対して疑惑の目が向けられている。
GPSが一般的になったことで現在ではいくらか状況は改善したようだが、登山界には登頂者の「登った」という自己申告を信じるという、一種の"紳士協定"的なものがある。
言葉だけで証拠になるこの流儀に従えば、このトモ・チェセンはローツェ南壁に登頂したのだろう。状況を記録した資料が少なすぎて誰も登ったことを証明できなければ、逆に登っていないことを証明することもできない。
釣り業界もにたようなものだろう。
つい先日あるSNSをみていてある有名アングラーが明らかにサイズと重量を偽装しているのを発見した。
まず本人が魚を持った写真をみて「○kgくらいか~?」と検討をつけて申告する重量を確認すると私の予想の2,5倍くらいあった。思わず口に含んでいたお茶を吹き出しそうになった。
私は自分でいうのも何だが20~30kgの魚は結構な数をみてきているので、その前後のサイズで人間と写っている魚なら重量は±2割くらいの精度でだいたいわかる。その感覚をして2倍以上実際の重量と差が出るようなことはまずあり得ない。
重量を測定していない魚ならば釣人の思い入れもはいるので実際の重量は本人申告のおおよそ1~2割引くらいになるとおもわれることが多く、まぁその辺は仕方がないと思うが、件の魚は一見ちゃんと計測している風なのでたちが悪い。明らかに故意に魚の重量を詐称している。
気になったのでネットで色々調べてみると、やはりこの魚はサイズ重量から釣った場所まで様々な角度から疑義が呈されていた。
彼は現在、釣魚の記録団体の記録も保持している。
この団体への記録申請は私自身何度か行っているが、はっきり言ってやろうと思えば重量をごまかすことなどいくらでもできる。
登山界にもある"紳士協定"が存在しているのだ。
彼はそれにを逆手にとってトモ・チェセンのようにうまくやっているのだろう。
彼が「おれはこんなに釣っているぞ~」と吹聴して釣り業界で地位を得ようが、金儲けをしようがそんなことはどうだっていいが、誤魔化しの記録を提示するのは真面目に記録を狙っている私のような人間からすれば冒涜もいいところなのでやめてもらいたい。
話が横道にそれた。
その後小型のイシガキダイを二匹追加したところで餌が切れたため終了となった。
まだ石物釣りをはじめて2ヶ月ほどしか経過していないが、なかなか順調に釣れている。
とりあえず当面の目標はイシガキダイの8kgオーバーと今年の高知遠征での本イシ(イシダイ)一匹キャッチ。
8kgというと今回の最大サイズの倍重量があるが、果たしてどれほど強烈な突っ込みをみせるのか想像もつかない。もしかしたら引きずりこまれそうになるかもしれないが、恐ろしい反面、楽しみでもある。
最後に余談をひとつ。
現在トモ・チェセンのローツェ南壁登攀から30年以上経過し、以前より登山に関する道具も技術も進歩しているが、いまだに彼以外に単独・無酸素でローツェ南壁を征した者は現れていない。
※7/24読み返してみてあまりにも意味不明な部分が多かったので追記・修正しました笑
- 2022年7月22日
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