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地磯 キハダマグロ 詳細編

先日、愛用しているキャタリナ6500Hのハンドルが壊れた。
離島の不便さで、メーカーに部品を頼んだりしているといつまでたっても手元に来なさそうなので思い切ってスタジオオーシャンマークのカッコいいハンドルを購入。

早速送られてきたハンドルをキャタリナに取り付けてみたが、モノトーンのキャタリナに鮮やかな青色のハンドルが浮いてしまってメチャ微妙…。

まぁでも釣りができればいいやということで、同じ日にNewロッドが届いた職場の先輩と早速試し釣りに行ってみることとなった。はたしてハンドルの初陣に魚を釣って華々しいデビューを飾れるか…?

最近堤防にキハダマグロとイソマグロが回遊してきていたので通っていたが近頃は段々魚の数が減りフィーバーも下火になってきた。毎回同じところで同じように釣りをしても面白くないし、GTの動向も気になるので、魚の情報は何もないが個人的にGTの実績の高い島北部の磯へ行くことにした。

釣りを開始してしばらくするとカツオドリ2羽が現れ私たちの目の前の海上をぐるぐると周遊し始めた。
二人してトップウォータープラグを引いているのでルアーをベイトと勘違いしているのかと思ったが、鳥の視線を追ってみるとどうやら違うようだ。本当にベイトがいるのかもしれない。

釣れそうな雰囲気はあるが魚の反応は無く、タイムリミットまであと15分。まだ粘りたいがこの後仕事が待っている。
残り時間がすくないのでクローザーとして自分が一番信用しているルアーのローデッド180にルアーチェンジ。

ローデッドで沖合いを引いていると円筒状の魚がルアーの方に向かって"ピョーン"と跳ねた。
次の瞬間竿先に衝撃が走る。合わせると魚が乗った。
遠くで掛かったので魚のサイズは分からないが飛んだ魚のシルエットと引きかたから想像するにイソマグロだろう。
たまに鋭い突っ込みを見せるし重量感もあるが最近やりとりしていた沖磯や堤防のイソマグロと比べるとまぁ大したことはない。

磯際に魚が寄ってきたので魚体を確認する。想像以上に大きい。お腹と背中に鎌状の黄色く細長い鰭。…キハダ?
もう一度目を凝らして確認。やっぱりキハダだ!

"キハダ!キハダ!"私も先輩も大きなキハダの登場にテンションMAX。ついさっきまで"たぶん15キロ位のイソンボです(笑)"何て言って余裕ぶっこいていたのが嘘のようだ。

沖であまり走らなかったせいか、まだ魚は元気一杯だ。
渾身の力を込めてロッドをたて魚を浮かせようとするものの魚はすぐ元の位置まで潜ってしまう。
キハダは磯際でぐるぐる回っている。浮かそうとしてもすぐ戻る。何度も浮かそうとする。何度も戻る。
もう体力の限界だ!背中と腕がすごくダルい。

"ちょっと休もうかな"と弱気になったとき、いきなりキハダはすごい勢いで沖に向かって走り出した。
もう勘弁してくれ!、と思ったが魚は走る。

キハダは30メートルくらい走ったところで停止。
こちらの反撃。リールを巻く。ゴリゴリとした感触が伝わる。根擦れしている。
ラインにテンションをかけすぎるとラインブレイクの危険があるので慎重に巻く。と、ここで"ガクッ"とフックが外れた感触。フックアウト!

"あー!!ばれた~!"天を仰ぎ思わず絶叫。
失意の中ラインを回収する。
…あれ?まだ付いているぞ!

魚はまだ掛かっていた!どうやら2本掛かっていたフックの内の1本が外れただけのようだ。
しかも運の良いことに根擦れは解消している。

しかし良いことにばかりではない。ラインは確実に痛んでいるし、掛かっているフックが1本になったのは明らかに不安材料だ。

早くケリを付けなければならない。

疲れた体に鞭打って必死に寄せる。

再び磯際に寄ってきたキハダはもうすでに死に体になっており今度はすぐに浮いてきた。
寄せ波を利用しランディング。勝った!

計りを持っていかなかったので正確な重量はわからないが、この間先輩が釣ったキハダとほぼ同サイズなので25~30キロくらいだろう。
ニューハンドルはこれ以上ない最高の門出を迎えたのであった。



数年前私は湘南にすんでいた。
ある夏の日、海岸を散歩している途中で漁港に通りかかると、船宿の前で釣人が軽トラの荷台から大きなキハダマグロをおろしていた。先ほど帰って来た遊漁船の釣果だろう。
その時私は"デッケー魚だな~"とは思ったが、オフショアはやらないしキハダマグロなんて別の世界の魚のように感じていたので別段羨ましいとも凄いとも思わなかった。こんな大きい魚は自分には縁の無いものだと諦めていた。

帰りの車中でそんな昔の記憶がよみがえってきた。
昔の自分が今の自分を見たら何と言うだろうか。自問自答する。
遊びに逃げた軟弱者と嘲るかもしれない。
夢を追った挑戦者と称えるかもしれない。

結局帰宅するまでに答えは出なかった。




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