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海を豊かにするために

「昔は良かった。」

どこでも聞かれるこの言葉。
私としての解釈では、この言葉には沢山の意味がある。

昔は沢山魚がいて、ボウズなんてほぼ無くて、
魚を育むプランクトンが多くて、餌釣りの餌は買わなくても充分獲れた。
海は藻場だらけで牡蠣も沢山でロングロッドや太糸じゃないと釣りにならなかった。
海へと流れ込む川も豊かで、
どの川でも尺鮎の話しを耳にしていた。
夏や秋にはどこでもトンボが飛び回って、川釣り人の餌に良く使った。
釣具屋ではドジョウや活エビなど生きてる餌が豊富にうっていた。

しかし、それは昔の話し。
そんな水辺環境を変えたのは何なのか。
ここ数年そればかりを考え、酸性雨を疑って釣り場や流域でph測定したり
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船に使われる塗料を疑ったり、

ゴミ拾いに目覚めたり
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あるいは山が原因かと思って、
自然林の場所ばかりで釣りをすることもあった。
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しかし、数年を費やしながら憶測も含めて釣り進める中で一つの結論に至った。

人間がなにかしらの毒をまいている?
ということ。

そして最近知ったのが、ネオニコチノイド(農薬)という農薬が大きく関係しているということ。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
ラウンドアップといった除草剤はヨーロッパでは環境負荷や発癌性を理由に使用禁止。
ネオニコチノイド系殺虫剤も同じく使用禁止になっています。
他にも環境を優先する先進国では沢山の化学物質が使用禁止になっています。

…日本では未だに普通に売られて、使われていますが。


この状況は早く打破すべきです。
そして既に動き始めている所もあります。


魚を沢山釣れる環境を作りたい、
そんな方は是非
JA佐渡の取り組みを見て、農薬と水辺環境について今一度思いを巡らせてはもらえないでしょうか。

そして釣り人として、アングラーとしてなにが出来るかfimoも挙げて何かしらの取り組みをして頂きたい。


「昔は良かった」ではなく、
「よく釣れるようになった」にするために。
良い山は良い海を作ると信じて、林業に取り組む釣り人の独り言でした。

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