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▼ BlueBlue 鉄板バイブ トレイシー25 【宣伝】
- ジャンル:日記/一般
- (BlueBlue)
2014年3月初旬
BlueBlueのトレイシー がいよいよ発売!

カラーは全10色

Tracy25(トレイシー25) Tracy25g、3月初旬発売予定!
重さ25g フック#6×2個 標準装備
希望小売価格:1,300円(税別)
ということで、皆様、たーくさん、買ってね♪
というお話ですが・・・・(笑)
その前に鉄板ルアーの歴史を少し。
まずは、この2品。

シーバス界では、「鉄板バイブ」という名で人気を集めているルアーであるが、意外と歴史は古く「ブレード・ルアー」という金属の板にオモリを張って、レンジや立ち上がり、スイム姿勢を調整できるルアーとして以前から使われている。
画像上はコットンコーデル社のゲイブレードC38、画像下はへドン社のソナー431である、共にアメリカ製である。おそらくは1970年代の代物。
ディープからシャローまで幅広く広範囲に探るのに適しているルアーであるが、実はルアーとしての操作面での面白さは無く、繋ぐアイを決めたら信じて失くすか釣れるまで投げ倒す、男前のルアーであるともいえる。
嘗ての日本は、ルアーフィッシングにおいて後進国であった。30年以上前の国産ルアーなどは形こそルアーだけど、機能面ではイマイチのものばかりだったが、それから40年近く時代は流れて、日本の釣りは進化して、ルアーの先進国へ上り詰めた。
それは釣具業界に限った事では無く日本の産業そのものが・・であるが、80年代からは日本の優れた工業製品は世界へ向けて旅立ち、自動車、家電に続き、釣具も90年代になると海外の市場向けのものを多く見るようになった。
現在、日本の釣具は世界一と言えるレベルに達していると思われるが、世界一楽しい釣りが出来ているかと言えば疑問である。
釣りは楽しい。これこそ原点でなければならないはず。
BlueBlueの理念には、「誰かの笑顔の為に」という部分が存在しており、その為の製品を作っている会社だという、そしてこの春、BlueBlue東京から世界のアングラーへ向けてのメッセージがこれである。
BlueBlue トレイシー25
日本のものづくりにはドラマがある。
見た目は過去のブレードルアーとの大きな差異は無いが、このルアーにはメイドイン・ジャパンである日本人のクラフトマンシップが生きている。

トレイシーには、ラインアイは一箇所しかない。
テスト段階では複数空いているモデルも存在したが、ベストバランスは一箇所しかないくらいの精度でボディを設計されている。
アメリカ人であれば、何箇所か空けとくから好きな場所を使ってね?というのもありかもしれないが、トレイシー、名前はアメリカぽいけど、しっかり日本の職人気質なところがあって、真に信じたものはひとつあれば良いという精神である。
そしてそのラインアイは大きめの楕円なので、夜間でも容易にスナップへ通す事が出来る、正直ここが小さな穴だと使う気にもなれないので僕にとっては重要なポイント。
そして、ドルフィンフォルムのデザインにも機能美が込められてる。
通常鉄板系やバイブレーションルアーは頭を下げて泳ぐものであるから、当然、お尻を跳ね上げながらのスイム姿勢になる。
トレイシーの場合勿論そうだが、このデザイン、実は鉄板部にはもうひとつ魚がいる、ラインアイがその魚の目にあたるのだけど、湾曲したフォルムにより、この鉄板部の魚を水平に保ちながら泳ぐのである。
実にユニークなデザインである。

<a href="http://www.youtube.com/watch?v=zwfYn8-qWNU&feature=youtu.be">

機能面では、飛ぶ、絡まない、浮き上がらない、引き抵抗が少なく軽い。
加えて、よりミノーライクなローリングアクションと続く。
拘ったのはアングラー側の使いやすさ。
釣れる性能と、使いやすさはイコールであると思う。ルアーフィッシングは、地形や流れを釣る釣りであるから、どこでどうなってるのか?がリニアにわからなければ釣りとして成立しないのである。
実際、何をしているのかわからない状況で「釣れた?」としても嬉しくは無いもの。操作に対して素直な性格が貴方の釣りを更に楽しいものに変えてくれるだろう。
釣りは、小さなトラブルやアクシデントが付物である。
その中でどう対処して、どう解決しようか?を楽しむ遊び。
道具選びで大切なものは、トラブルの少なさというのも大事である。
キャストする度に絡んでいたら、釣りに成らないもの。
絡み難さ、飛行姿勢の美しさはその為に必要な要素である。
巻き抵抗の大きいルアーと少ないルアーは、少ないルアーの方が良いけど、アングラーの体力云々なんて事よりも、スピニングの場合、負荷の掛け方がそのままリールの寿命に直結する。
負荷を掛け続けて使うよりも、少しでも負荷は減らした方が良いに決まってるのである。
それでもベイトキャスティングリールで巻けば解決するけど、シーバスは色々な状況の釣りがあり、軽いルアーを向かい風で投げる事を想定すると、やはりスピニングで使う方が合ってる気がする。
僕の場合はシーバスには大袈裟だけど、D社3500番を使う事で巻き抵抗の大きいルアーをストレス無く使う様にしている。
トレイシー25はその巻きの軽さが有るので、通常のシーバスタックルでも十分扱う事ができ、アクションはローリングを主体とする。お腹のウエイトを軸にして背中側をローリングさせ、高速になればなるほどタイトになり、低速になればパタパタを団扇を仰ぐような動きになるというもの。
そうした基本性能を突き詰めた作りこみは、村岡昌憲ならではのものだと思う、それでもモノの良い悪いの最終的なジャッジメントを下すのは、僕等ではなく、フィールドであり、最終的には、フィールドで使うユーザーである。
エンドユーザーに届く前に、僕等がフィールドで使ってどうだったか?が重要っていう事になる。
そして僕等の物語(ドラマ)は此処から始まった。

昨年夏、全国各地の僕等BlueBlueのテスター達にトレイシーのプロトモデルが渡され、各自のホームで約半年間、徹底的に使い込まれた。
そのジャッジメントの結果は、全国の各テスターによる怒涛の釣果報告がその全てを物語っている。
※詳しくは各テスターのトレイシー関連ログにて掲載中!!
僕のフィールドは筑後川である。
清流域~河口域に至るまで、広範囲に使ってみてのインプレッションを簡単に伝えたたいと思う。

最終的に使い込まれ、塗膜は剥がれ傷だらけになったトレイシー。
この手のルアーは、ロスト多数の消耗戦になることが多いが、予想外に根掛かりも少なく、激しい戦いを生き残った。
メソッドには色々あるけど、一番大事な、使い方は、魚が居ると信じて投げる、信じて投げ続ける、信じて巻き続ける。
操作を丁寧に集中して行うことでロストは減らす事が出来るはず。
意外だった点はもうひとつ、清流域、瀬での使用感である。

ガンガンの瀬では、引き抵抗の多きいルアー、流れを受け止めるルアーは、流れを横切らずにどんどん流されてしまうが、トレイシーは流れを切りながら横切ることが得意であるということ。
流れを横切らす
これは、春先の稚鮎などのパターンに有効であると思われる。嘗てはトラウト系フローティングミノーの独壇場だった瀬に、投入出来るもう一手のルアーとして、来期、期待をしている。
流れを越してややアップクロスにキャストしたルアーを、ロッドを立てて流し込まず、リトリーブで回収するというやり方で良い。あまり下流に流し込まないのがポイント、瀬に定位している魚に対してフィーディングレーンに突如飛び込み、逃げ去るイメージで良い。
1~2回、追いきらずにイライラさせて、次でバイトさせるくらいで丁度いい、その為に高速リトリーブになるのであるが、瀬は流れが速いもの、下流に流されたルアーは、普通に巻くだけで高速リトリーブになるのであるが、なるべく流さないというのがコツである。
発売は未定だが、次いで15gを開発中とのことで、そちらはおそらく瀬の釣りでマストアイティムになると予想される。
僕の率直な印象では、バイト数は他のルアーの比では無く、圧倒的な何かを感じるルアーである。
最後の〆にトレイシー
皆様は〆に投げるルアーを幾つ持っているだろうか?
例えば秋など、一箇所に魚がストックされている状況でも、初期反応は別として釣れ続く事は難しい。同じルアーのジャンルで似たような波動やアクションを見せすぎるとやがては反応をしなくなってしまう。
そこで多くはルアーローテーションで、違う何かを演出して、初期反応のバイトを探すのだけど、やがて手持ちのルアーは全て終わり、アタリが遠のいてしまう時間が来る。 運良く、それまでにキャッチ出来れば良いが、バラシやミスバイトで逃してしまう状況はよくある事。
そんな時の最後の〆に、派手な波動であるトレイシーを使い効果を得ることが出来た事が何度かある、もちろん、長くは続かないが、魚が残って居れさえすれば、2~3投目までは深いバイトを取る事できた。
釣り人は経験を積むほど、今日は釣れなくても良い、此処に釣りに来れただけで満足だ、なーんて瘦せ我慢をするものだけど、0と1釣れたのでは雲泥の差である、釣る為にどうしたら良いのか?は最後まで試行錯誤すべきだと思う。
最後の一手にルアーボックスに一つ入れておいて欲しいルアーである。
この物語の続きは、貴方のフィールドで!
全国各地のBlueBlueテスターがトレイシーの記事を書いています。
是非、貴方に合うテスターを探してみて下さい。





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- 2014年1月5日
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