さて、お待たせしている、ブルーブルーの鉄板。

Tracy トレイシー　25ｇ（画像はサンプル、実際の仕様やカラーに変更の可能性は有ります）

良い感じのカラーサンプルが仕上がっています。

発売までは、もう暫く時間がかかるそうですが、大変楽しみにしています。

僕等の世代でいう鉄板といえば、へドン・ソナーがピンときますが。

数年前からシーバスの世界では定番化しています。

さて、僕の中でこの鉄板の位置付けはサーチベイトです。

探りを入れる餌、軍用機で言えば、偵察機です。

サンプルテストでの感覚でいうと、魚の居場所がわからないとき、役に立ちます。

圧倒的な飛距離と、多様なレンジを釣る事が出来る性能。

巻き抵抗の少なさが長時間の仕様でも、負担を低減してくれます。

そして、なぜか多くのバイトを誘発する様です。

その為、魚が居るのか居ないのかを明確にしてくれます。

沢山アタリがある。

だから、集中力が途切れずに済む、結果、釣果に結びつき易いという事です。

実際、僕だけではなく、このルアーをテストしたＢｌｕｅＢｌｕｅのテスター陣が皆、口を揃えて、良くアタルと言います。

それがなぜなのかは、今後の検証が必要ではありますが、今後が楽しみであることは間違いありません。

唯一の欠点は、比重の重いルアー全般に言える事ですが、ヒット直後の首降りで外され易いということです。

テンションを掛けすぎている状態でヒットすると、バレが多くなります。

そこである程度、テンションを抜くと良いのですが、今度はアクションが弱くなってしまう。

そこで、リフト＆フォールを繰り返しながらのリトリーブが有効な使い方になると思います。リアクションバイトを誘う事と食わせの間と、微妙な抜きを当時に行える利点は、バイブレーションや鉄板、そしてメタルジグなど、上下のアクション、その強弱や幅にバリエーションを持つだけで色々な場面で使えます。

巻きだけでバレが多くなっている人はお試し下さい。

それと、綺麗に塗られているルアーを使うと何故か釣れそうな気がしてきます。

実はこれがもっとも重要な部分であると考えています。

ルアーのカラーに関しては賛否両論色々ありますが。

それが、自分の好みで信じて使える色が最強であると僕は思います。

釣果への期待感が有るルアーと、期待感が無いルアーでは。

操作も変わってくるものです。

最後に、このトレイシー、水深が１．５Ｍくらいのシャローでも、流れがあれば、快適に使う事ができます。

河川、中流域の瀬では、流れを横切らせるときに、抜けの良いルアーは役に立ちます。

ドリフトには抜けにくい（引き抵抗の大きい）ルアーが向いています。

僕がもっとも使いたい時期は春、稚鮎遡上の時期の瀬です。
まだ、半年先ですが、他の河川でも春の時期、瀬の横引きで釣れることを考えれば、なぜアタルのか？の答えが出そうな気がしています。

いずれにしても、本当に発売が楽しみなルアーです。




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