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▼ 日本の釣りを楽しむ その2 (淡水小物)
- ジャンル:釣行記
- (淡水小物)
僕よりも一回り若い釣師、takao氏とは、ブログを通じて知り合った。

情報発信する事で、逆に情報を戴く事も出来る、そして仲間と簡単に出逢う事も出来る。
時にそれは、素晴らしい事だと思うが。
欲を言えば、彼とは同じ小川を釣る者として、出来れば現場で偶然とか、エピソードの物語付きで逢いたかった。
それぐらいの良い男だった。
それが何十年先だったとしても、必然的に出逢う者は出逢うだろう。
平成の時代と呼ばれる現代。
人との関わりはスマートホンやSNSなどのコミュニケーションツールで構築され、リアルタイムで繋がり、「いいね」を無意識に押してしまう自分があり少しの物悲しさを覚える。
遠くの人を想う事、目を閉じ心を使い、想いを託し、文を綴る事も、日本の古来の釣や釣り場の様に忘れ去られて行くのだろうか。
さて、今回の釣り場は筑後川水系の小川。

過去ログのオヤニラミ釣行で出てきた、今の時代に残る昔の小川。

この地域で一番、オヤニラミに遠い男、それが僕。顔出しはもう少し先で自分の釣が出来た時にでも。皆様も、見たくないでしょうが、僕も見せたくありません(笑)
さて、開始早々アタリが来た。
異常なくらいのクリアウォーター(これでも80cmくらいある)で、釣れない僕に釣れてくれた今年のファーストフィッシュは?

ちなみにクリアなのは、湧き水、伏流水という。
目に見える川の水の量は、流れている全体の1/3とか半分と言われる。半分以上は地下を流れている。
地中の水の温度は15℃前後で周年安定しているから、そういう場所は東京湾で言うと温排水と同じ役目、春の立ち上がりが早い場所になるという。
そうして、釣れたのはイトモロコ、側線付近の鱗が大きいのが特徴。
先生によりますと、タモロコだという事でした(笑)
モロコの同定は難しい。

竹竿で釣ると、小魚でも極上の釣味だという事を知ってしまった。
本当の釣竿は、魚の脈動を、その息遣いまでもを、僕等の記憶に刻む道具である。記憶に刻まれた魚に、記憶を数値化してしまうメジャーなどは要らない。

お次は、タカハヤ。
今日は一夜一本ではありません。
日本の淡水魚、その釣りを味わう為に釣ります。

観察用生簀にて。貴方は何種類の魚を釣る事が出来ますか?
この小川には、オヤニラミが棲んでいる。
その宝石の様な魚に、何年もチャレンジし続け未だに逢えない男と、簡単に釣れますよと言い放つ男が釣った魚達。
そして今回の出逢い。

やっと出逢えた!!ムギツク!!
もちろん釣ったのは名人で、僕が釣ったのではないがこのキス面の横一文字の魚はオヤニラミ生息の真相を裏付ける意味を持つ。
カッコウという鳥と同じ、他の生き物の巣に卵を産み、育児放棄する不届き者、そう、托卵(タクラン)をする魚類がいる。
オヤニラミは過保護なまでに我が子に胸鰭で水を送り続け、ミズクリセイベイという地方名を持つ魚である。
托卵する魚、ムギツク。
子煩悩な魚、オヤニラミ。
この二つの魚はセットなのである。
僕がムギツクに興奮していると、takao氏が少し下流のオヤニラミのポイントに行きますか?と僕の深層心理を察してくれた。
そう、何時でも僕の心はそこにある。
釣れないならば、釣れている者に、聞けば良い。
過去の栄光とか、無駄なプライドは意味を持たない。
僕は若い頃、30歳以上も年上の大先輩に「私にルアーを教えて下さい」と頼まれた事があった。
我が子でもおかしくないヒヨッコに、教えてくださいって言える人間に僕も成りたいとその時は思った。
何を語る事も無く、謙虚さ誠実さ、義理と人情。
それを当たり前に持ってる男はカッコいい。
僕も言うことにした、「釣り方を教えて下さい」と。

それでも、平成釣師に釣り負けた僕は。昭和枯れすすき。
思わず歌いそうになるが、 歌ったら本当に負け(笑)

匠の作った和竿の世界 「竹宝」 この竿の作者の事がどうしても気になり、調べてみた。
竹宝 石塚 栄さん 千葉県 野田市の方。
残念ながら既に故人となり、後継者はいるような情報は無かった。
野田市といえば江戸川と利根川に挟まれた場所、醤油が有名だ。
僕は、その江戸川を挟んで反対側、松伏という所に昔住んでいた事がある、その時代ならこの作者に会えたのか?と思いを馳せてみる。
何かの縁か、偶然なのか・・・・・
そのジャパンクオリティ、職人魂を永遠に。
青空に向かい、今でも使ってますよ!と唱える。
様々な時代を超えて、遠くの誰かに伝わる想い。
何時の日か、そういう釣具を作れる、釣師に成りたいと願った。

最後に一匹づつ、タナゴの仲間、アブラボテが釣れた。
強そうな色のアグレッシブな魚で動物性の餌を好む。
こうして、僕が一人で始めた、オヤニラミを探す旅に。
実績を持つ釣師という強力な仲間が加わった。
あの魚に逢える日が楽しみであるが、少し苦労してから逢うのが僕の道、近道はしない。
謙虚な男はカッコいいが、意地っ張り、やせ我慢も男の美学。
男達の小さな旅はこれから始まる。

情報発信する事で、逆に情報を戴く事も出来る、そして仲間と簡単に出逢う事も出来る。
時にそれは、素晴らしい事だと思うが。
欲を言えば、彼とは同じ小川を釣る者として、出来れば現場で偶然とか、エピソードの物語付きで逢いたかった。
それぐらいの良い男だった。
それが何十年先だったとしても、必然的に出逢う者は出逢うだろう。
平成の時代と呼ばれる現代。
人との関わりはスマートホンやSNSなどのコミュニケーションツールで構築され、リアルタイムで繋がり、「いいね」を無意識に押してしまう自分があり少しの物悲しさを覚える。
遠くの人を想う事、目を閉じ心を使い、想いを託し、文を綴る事も、日本の古来の釣や釣り場の様に忘れ去られて行くのだろうか。
さて、今回の釣り場は筑後川水系の小川。

過去ログのオヤニラミ釣行で出てきた、今の時代に残る昔の小川。

この地域で一番、オヤニラミに遠い男、それが僕。顔出しはもう少し先で自分の釣が出来た時にでも。皆様も、見たくないでしょうが、僕も見せたくありません(笑)
さて、開始早々アタリが来た。
異常なくらいのクリアウォーター(これでも80cmくらいある)で、釣れない僕に釣れてくれた今年のファーストフィッシュは?

ちなみにクリアなのは、湧き水、伏流水という。
目に見える川の水の量は、流れている全体の1/3とか半分と言われる。半分以上は地下を流れている。
地中の水の温度は15℃前後で周年安定しているから、そういう場所は東京湾で言うと温排水と同じ役目、春の立ち上がりが早い場所になるという。
そうして、釣れたのは
先生によりますと、タモロコだという事でした(笑)
モロコの同定は難しい。

竹竿で釣ると、小魚でも極上の釣味だという事を知ってしまった。
本当の釣竿は、魚の脈動を、その息遣いまでもを、僕等の記憶に刻む道具である。記憶に刻まれた魚に、記憶を数値化してしまうメジャーなどは要らない。

お次は、タカハヤ。
今日は一夜一本ではありません。
日本の淡水魚、その釣りを味わう為に釣ります。

観察用生簀にて。貴方は何種類の魚を釣る事が出来ますか?
この小川には、オヤニラミが棲んでいる。
その宝石の様な魚に、何年もチャレンジし続け未だに逢えない男と、簡単に釣れますよと言い放つ男が釣った魚達。
そして今回の出逢い。

やっと出逢えた!!ムギツク!!
もちろん釣ったのは名人で、僕が釣ったのではないがこのキス面の横一文字の魚はオヤニラミ生息の真相を裏付ける意味を持つ。
カッコウという鳥と同じ、他の生き物の巣に卵を産み、育児放棄する不届き者、そう、托卵(タクラン)をする魚類がいる。
オヤニラミは過保護なまでに我が子に胸鰭で水を送り続け、ミズクリセイベイという地方名を持つ魚である。
托卵する魚、ムギツク。
子煩悩な魚、オヤニラミ。
この二つの魚はセットなのである。
僕がムギツクに興奮していると、takao氏が少し下流のオヤニラミのポイントに行きますか?と僕の深層心理を察してくれた。
そう、何時でも僕の心はそこにある。
釣れないならば、釣れている者に、聞けば良い。
過去の栄光とか、無駄なプライドは意味を持たない。
僕は若い頃、30歳以上も年上の大先輩に「私にルアーを教えて下さい」と頼まれた事があった。
我が子でもおかしくないヒヨッコに、教えてくださいって言える人間に僕も成りたいとその時は思った。
何を語る事も無く、謙虚さ誠実さ、義理と人情。
それを当たり前に持ってる男はカッコいい。
僕も言うことにした、「釣り方を教えて下さい」と。

それでも、平成釣師に釣り負けた僕は。昭和枯れすすき。
思わず歌いそうになるが、 歌ったら本当に負け(笑)

匠の作った和竿の世界 「竹宝」 この竿の作者の事がどうしても気になり、調べてみた。
竹宝 石塚 栄さん 千葉県 野田市の方。
残念ながら既に故人となり、後継者はいるような情報は無かった。
野田市といえば江戸川と利根川に挟まれた場所、醤油が有名だ。
僕は、その江戸川を挟んで反対側、松伏という所に昔住んでいた事がある、その時代ならこの作者に会えたのか?と思いを馳せてみる。
何かの縁か、偶然なのか・・・・・
そのジャパンクオリティ、職人魂を永遠に。
青空に向かい、今でも使ってますよ!と唱える。
様々な時代を超えて、遠くの誰かに伝わる想い。
何時の日か、そういう釣具を作れる、釣師に成りたいと願った。

最後に一匹づつ、タナゴの仲間、アブラボテが釣れた。
強そうな色のアグレッシブな魚で動物性の餌を好む。
こうして、僕が一人で始めた、オヤニラミを探す旅に。
実績を持つ釣師という強力な仲間が加わった。
あの魚に逢える日が楽しみであるが、少し苦労してから逢うのが僕の道、近道はしない。
謙虚な男はカッコいいが、意地っ張り、やせ我慢も男の美学。
男達の小さな旅はこれから始まる。
- 2013年1月30日
- コメント(8)
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登録ライター
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