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僕的シーバスロッド論(その3)

  • ジャンル:style-攻略法
竿のテーパー、つまり曲がり方について。

まずは竿の役割を考えてみたい。
投げる(飛ばす)
掛ける(フッキング、副次的にはルアーをアクションさせる)
寄せる(ランディング、回収)

全ての竿に求められるのはこの3つであり、良い竿とはこの3つをうまくバランスさせたものに他ならない。

3-1 レギュラーテーパー
投げる:★★☆
掛ける:★★☆
寄せる:★★☆


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写真はモアザンブランジーノ 87LML アーバンサイドカスタム。

もっともおすすめする標準的テーパー。
竿の真ん中位から曲がり始める。
投げるときもクセがなく、魚の動きにもソコソコ追従出来、かつフッキングもそこそこ決まる万能選手。
最近はレギュラーテーパーだけど魚の引きに合わせて根本まで曲がるように出来ている(マルチテーパーとかパラボリックアクションとか呼ばれる)物も多い。

ちなみに、パラボリックアクションの竿は投げるルアーの重さによりどこまで竿が曲がるかが変わるので慣れないと飛距離にバラツキが出たり飛ばす方向がズレたりしやすい。
しかしひとたび人差し指のリリースポイントさえ覚えてしまえば目一杯引き絞ってから一気に解放されるエネルギーは他のテーパーには真似できない飛距離を生む。

余談だが高弾性カーボンともっとも相性が良いテーパーだと思う。



3-2 ファストテーパー(先調子)
投げる:★★★
掛ける:★★★
寄せる:★☆☆


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写真はトリプルクロス TC862L。

竿の1/3~1/4位の所がよく曲がり、そこからあまり曲がらなくなってるアクション。
久し振りに引っ張り出して使ってみたが確かにルアーをシャクってヒラ打ちをさせる時にはズドンと止まってしっかりルアーを飛ばしている感覚が心地よい。

あと、テイクバックで後ろに荷重を掛けてから前に振り抜くときに上記の様にズドンと止まるので投げる感覚がルアーを変えてもほぼ同じ。
投げるは★を3つにしたが飛距離はレギュラーテーパーとほぼ変わらないと思う。

本質は障害物から引き剥がしたいとかの理由でカチカチの竿を使いたいがそれだとルアーを吸い込めないので穂先だけ魚の食い込みに追従させる目的で柔らかくしているということ。
基本的に棒なのでフッキングはしっかり決まる。

ティップしか曲がらないのでストロークがない。
魚の突っ込みに合わせて竿を送ってやる必要がある。
(でないと魚が跳ねたり口が切れたりしてバレる)
黙って溜めてるだけで魚が寄ってくる竿ではないので、上級者向けの竿と言える。

実は中弾性カーボンの先調子は突っ張り感が無いので魚が暴れない

なお、バレるからレバーブレーキとかドラグズルズルを常用するのは何か違うと思う。



3-3 スローテーパー(胴調子、本調子)

投げる:★☆☆
掛ける:★☆☆
寄せる:★★★

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写真は…(笑)
持ってないのよね、スローテーパーの竿。

ちなみに、スローテーパーと言うのは竿先の太さと根本の太さがより近い物を言う。
根本からグニャリと曲がるようなイメージを持たれているが実際はネギを見てもらえばわかるように均等に曲がっている物を言う。
まぁ、感覚的には根本から曲がっている様な感覚がある。

飛距離、精度共に引けを取るのだが、投げていて圧倒的に楽。

掛けるに当たっては向こう合わせで反転を待ってからしっかり捉えるタイプ。
ある意味シーバス釣りには向いているのかもしれない。

ストロークがあるので基本的に寄せる行為は竿が勝手にやってくれる。

パラボリックとの違いだが、パラボリックは一番応力が掛かっている点が負荷に応じて根本に移動していくのに対し、胴調子は最初から根本の1/3位の範囲に曲がりの支点がある。

応力がもっとも掛かる曲がりの支点が根本にあるので(カーボンの繊維量が多いので)同程度の固さの竿であれば先調子よりも強い竿となる。


3-4 まとめ
始めはパラボリックでないアクションのレギュラーテーパーを買うこと。
ステップアップするときにはパラボリックアクションの物を。
ランカーハント専用機が欲しいなら先調子もあり。



補足:僕の常用竿は全てパラボリックアクションのレギュラーテーパーです(笑)

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