【緩々なボートシーバスライフ】ホントなの！？

ブログを書く時、僕の場合は書く前にはあまり全体の構成を考えたりしません。業界人でもないですからね。ぼんやりとしたテーマで書き始めて、後は

思い付くまま（笑）

話があっちこっちに飛んだり、タイトルと内容がいまいちリンクしてないことがあるのは、そのせいです（苦笑）。

釣行記ならともかく、前ログのようなネタですとアップしてからあれこれと気になることが出て来るのですが。

前ログだけでなく過去に何度となく触れた

バーブ

の話。良し悪しの話はキリがないから置いといて、気になったのは

バーブレスは売れない

ってこと。ホントなのかなあ。

僕がバーブレスは売れないって初めて認識したのは10年ぐらい前の釣り博でフックメーカーのブースでそういう話を聞いた時。その頃は

ゴリゴリの

バーブレス原理主義者でしたから（笑）、結構突っ込んだ話をした結果、ブースにいらした方が言ってたのが、出さないのは

売れないから

この時が最初。次はオルタネイティブのブラストが発売された時。最初からバーブレスフックが付いていて、さすがに

目の付けどころ

が違うな～、と思ったんすけどね。これが後で訊ねると売り上げがあまり

芳しくなかった

ようで。

この二つの話以降、僕の中ではバーブレスフックは売れない。売れないから

作らない

と決めつけていたのですが。バーブレスフックを付けたルアー売れないって、ホントに

ホント！？（苦笑）

人のことを考えても、結局当事者しかわからないことですからね、あまり意味がないかもしれませんが

バーブ付きを使ってるにしてもその判断基準は色々だと思うんすよね。

勿論バーブ付きを使う前提でタックルセッティングからファイトスタイルまで

詰めてる

アングラーもいらっしゃると思うけど。面倒なのと余計なお金を遣いたくないって方も結構居るんじゃないですかね。

バーブ付きだったら、パッケージから出してそのまま使えるしけど、バーブレスにするには

潰すか交換するか

しなきゃなりませんからね。僕のような10年以上ルアーを購入してから使うまでにフックを交換するのがルーチンになってる人間ならともかく、そういう習慣がない人に取っては結構

面倒なこと

ですよねえ（苦笑）。手間プラス費用だって結構ばかになりなりませんからね。

手間や費用を惜しむ気持ちはわかりますが、逆に言えばバーブの有無が買う・買わないの判断基準にはならないんじゃないかと。

未だに釣り場附近にルアーのパッケージが捨てられてることが問題になってるけど、そうことする人がわざわざバーブ付きのフックに交換するかな。いやいや

しないでしょ（笑）

釣り場にパッケージを捨ててくような人は今時絶滅危惧種みたいなもんだろうけど、パッケージ開けてすぐ使えるならバーブが無くても使う人多いんじゃないかな。

そういう前提に立て考えれば、詰まるところ売り手がどう考えるか、ですよね。

釣り場の美化、リリースを奨励、安全面、こういうことを本気で考えるなら、自ずと答えは見えてる。少なくともバーブレスだと

売れない

ってのは迷信・都市伝説の類のような気がするんだけどな～。

2017年9月20日
コメント(4)

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みんなからのコメント (ログインが必要です)

メーカーの視点からだと、バーブ付きフックで出せば「無難」ですよね。
特に地方はバーブレスの文化は在りませんから。

HALは直樹さんがバーブレスに意味を見出していたからこそ、多くのルアーをバーブレスでリリースしていますが、それを理解するアングラーは少ないと思います。
タピオスもリリースする時に「どうしたい？」という話しがあり、迷わずに「標準はバーブレスで！」としました。
それは私が「リリース前提のシーバス」がメインであり、どうしてもキャッチしたいような釣りの場合は、バーブ付きに「わざわざ変えれば良い」と思っているからです。
実際に私も、たまにバーブ付きも使いますし、バーブ付きしか使わないアングラーの事をどうこう言うことは在りません。

昔はtaka1028さんのように頑固でしたがｗ

ただ、「バーブレスフックを付けてリリースする」ってことで、少しでも「なんでバーブレスなんだろ？」って疑問を持ってくれる人が居たなら、それで一つの使命は果たしているのかなと思います。

2019年9月25日

工藤

その他

taka1028

神奈川県

>工藤さん

こういう話は賛否が分かれますし、ある意味正解がない話ですよね。だからこそ、大げさに書けば売り手の哲学とういうか、向き合い方が出ると思います。

リリースするなら、リリースした後の生存率をどう高めるか、みたいなことまで考えを致すべきだし。

釣り場にパッケージが捨てられてる問題も「ゴミは持ち帰りましょう」と発信するだけでは根本的な解決にならないのは明らかだと思っています。

何故釣り場に捨てられるのか、そこをしっかり考えないと。啓蒙しないよりはした方が「マシ」ですが。

魚の資源量の増減に関してはバーブ云々より他の要因の方が大きいと思いますが、パッケージゴミの話は釣り場の減少にも繋がります。

バーブレスまたはフックそのものを付けないで販売し買い手の不興を買うのも、釣り場が減ってしまうのも、行き着く先は同じだと思うのですが。

その辺考えてないと決めつける気はないですが、少なくとも売り手には別の答えがあるんでしょうね。

HALさんにしても先日ログを上げられてたTulalaさんとのロッド作りといい、工藤さんが関わってらっしゃる企画には哲学があるように感じます。

ボートシーバスのスタイルも色々ある中、ロッドの長さとか僕のスタイルにはリンクしないこともあって使う機会がないのですが

そういう作り手の熱さというか想いがこもったロッドを使いたいんだよね、と今日ガイド船の船長さんと話しをしてきたところでした（笑）。