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▼ 祝! 風神ゼータ ネオンナイト&ナイトホーク発売! by村岡昌憲
アピアから3年ぶりに風神ゼータがリリースされた。
まずは85MLXのネオンナイト、そして95MLのナイトホーク。

東京湾奥をルーツに持つこの2本の開発にメインで携わらせて頂いたので、この2つのロッドの特徴について紹介したい。
ゼータの開発が始まったのが2年前。
最初にグローブライドのブランジーノなどに搭載しているカーボンガイド、AGSを搭載するという話を聞いて、驚くと同時に非常に興奮したのを覚えている。
「宇津木さん、どうせやるなら、本家のブランジーノ以上のものを目指して創っていきましょう。」
そう言って、電話を切り、ネオンナイトとナイトホークと向き合う。
現行モデルはどちらも風神AD。これ以上ない仕上がりの良いロッドだ。
これをさらに昇華できるのか。
そんなことを考えながらサンプルの到着を待った。
最初に届いたのはネオンナイトからだった。
ネオンナイトでしっかりと技術の基本方針を固めてから、ナイトホークは遅れて開発することになった。
なにせ初めてのAGS搭載ということで未知の部分が多い。
事前にグローブライド社のAGS搭載ロッドを使用し、感覚的なものは創り上げていたつもりだったが、風神ADネオンナイトにAGSを搭載したものをキャストして、数投で分かったことは、今回の開発がかなり難儀なものになるということだけだった。
最初に感じたのはチタンガイドに比べてガイドフレームが硬いことによる突っ張り感だ。
ガイドが硬い分、感度はずいぶんと良くなっている。しかし、ガイドが突っ張って、負荷を掛けた時のロッドの曲がりが綺麗な円では無く、多角形のような感覚を受けた。
その次に感じたのは、ブランクスのオーバーパワー。今までのチタンガイドはAGSに比べて重い。重いということはキャストの際にそのガイドの重量分もロッドはたわむ。反発力を出すためには、しなったルアーの重さとガイドの重さを考慮したブランクスパワーが必要だ。
ADのブランクスはチタンガイドの重さに合わせて高い反発力を出すように設計されている。AGSになり、その重さがなくなった分、反発力が強くなりすぎ、とてもピーキーなものになっていた。
しかし、だからといってブランクスパワーを弱くするとロッドの反発力全体が落ちてしまい、ルアーに対する反発力すら落ちてしまう。
軽くて感度は良いが、飛距離は伸びない。
それでは話にならない。
そこでApiaが用意したのは、細身肉厚のブランクスだった。
肉厚感は従来のものを変えず、芯材の工夫で細身を実現した。
パワーはあるけど、細いので負荷を掛けると良く曲がり、強い反発力が出る。
「このブランクがAGSに合いそうだ。」
振った瞬間に直感した。
そして、ネオンナイトに調子を合わせていった。
先に性能的な結論を述べておこう。圧倒的に変化したのは、アキュラシーだった。
それはもちろん港湾部において釣果に直結する性能だ。
東京湾奥のアングラーなら誰もが行ったことがあるだろう、荒川左岸の湾岸橋下。
あの50m先の橋脚に30cm単位でズバズバと決められるのだ。
(証拠は今度地球丸から出るDVDシーバススタイル3で)
もちろん自分はADでも決められるが、精度がさらに良いのとその精度の良さがある分、フェザーリングに集中できて、着水直後の態勢を取りやすくなった。
次に飛距離の向上である。
ブランクスが細身になり、ガイドが軽くなった分、振り抜けスピードが速くなる。
それが実現する飛距離の向上。
また、ガイドが軽くなったことでキャスト時にブランクスがねじれなくなった。ねじれないために素直にキャストパワーの大部分がロッドの曲がりに寄与し、綺麗に反発力が出るようになった。
これはリリース時のルアーの姿勢に現れる。キャスト直後に回転したら飛ばないルアーは多いが、その回転する確率が大幅に減った。
最後にもちろんの感度の向上もある。
が、わからなかったバイトがわかるとか、そういうことではない。(ADでもわかる)
むしろ、情報の太さ、明確さがさらに増した気がする。
まともに釣果に直結する要素はアキュラシーの向上と飛距離の向上である。
この2つを高いレベルで実現した風神ゼータ。
ゼータの名にふさわしいフラッグシップとして2機種を最終的に仕上げた。

次に各ロッドについて紹介しよう。
ネオンナイトは8.5ft。やや先調子ながら初心者~上級者までが幅広く使えるように、よく飛んでよく曲がるLXの調子に仕上げた。
MAXウェイトは28g。しかし、邪道のスーサン(6.5g)からMAXウェイトまでの幅広いルアーを総合的に飛距離を出せるテーパーデザインにしている。港湾部、運河、都市型河川といったスニーカースタイルのエリアで釣果を出しに行く時に最適なロッドとなった。
また、よく曲がるのでバラシの少ないロッドにもなっている。ボートから港湾から運河まで幅広く対応した。
特にストラクチャー周りでフェザーリングを多用する港湾部の釣りをしてみると、一番AGSのフィーリングを実感するだろう。キャスト精度、フェザーリングのしやすさ、一段階上手になった気がするはずだ。
ナイトホークは9.5ftとした。こちらは先代の味付けそのままに、やや過激な鬼掛けティップを搭載。ネオンナイトに比べるとパワーのあるややピーキーなブランクスにした。
これは都市型河川をのエリアを抑えつつも、日本各地にあるような川幅のある大河川で確実に最高レベルの飛距離とアキュラシーを実現し、その流れの中で掛けるランカークラスに対して主導権を渡さずにファイトするためのパワーを搭載した。
特に自分がナイトホークを多用する河川の橋脚撃ちゲーム。50~70m先の橋脚に向けて、モンキー69バイブ(16g)、ヨレヨレ~(15g)などのルアーを、低弾道に撃ち込んでいく釣り方で文句なしのアキュラシーを実現する。
低弾道が実現すると、距離感が抜群に良くなる。
落としたいところを見たままで、その視野の中をルアーが飛んでいくからだ。
低い橋の下からでも精度良く橋脚や明暗部に撃ち込んでいく。
まさにその名の通り、ナイトホークとしての正常進化を遂げたと思う。
ちなみにどちらのロッドもルアーを積極的に動かしていく自分のスタイルに対応するために、トゥイッチやジャークアクションをしても疲れないような最適なバランスを取ることも最後に調整している。
自分の場合、投げる時は中指と薬指の間にリールの足を挟んでいるが、激しく動かすときは薬指と小指の間にリールの足を挟んで行う。手首が疲れる人はぜひ試してみて欲しい。
まずは85MLXのネオンナイト、そして95MLのナイトホーク。

東京湾奥をルーツに持つこの2本の開発にメインで携わらせて頂いたので、この2つのロッドの特徴について紹介したい。
ゼータの開発が始まったのが2年前。
最初にグローブライドのブランジーノなどに搭載しているカーボンガイド、AGSを搭載するという話を聞いて、驚くと同時に非常に興奮したのを覚えている。
「宇津木さん、どうせやるなら、本家のブランジーノ以上のものを目指して創っていきましょう。」
そう言って、電話を切り、ネオンナイトとナイトホークと向き合う。
現行モデルはどちらも風神AD。これ以上ない仕上がりの良いロッドだ。
これをさらに昇華できるのか。
そんなことを考えながらサンプルの到着を待った。
最初に届いたのはネオンナイトからだった。
ネオンナイトでしっかりと技術の基本方針を固めてから、ナイトホークは遅れて開発することになった。
なにせ初めてのAGS搭載ということで未知の部分が多い。
事前にグローブライド社のAGS搭載ロッドを使用し、感覚的なものは創り上げていたつもりだったが、風神ADネオンナイトにAGSを搭載したものをキャストして、数投で分かったことは、今回の開発がかなり難儀なものになるということだけだった。
最初に感じたのはチタンガイドに比べてガイドフレームが硬いことによる突っ張り感だ。
ガイドが硬い分、感度はずいぶんと良くなっている。しかし、ガイドが突っ張って、負荷を掛けた時のロッドの曲がりが綺麗な円では無く、多角形のような感覚を受けた。
その次に感じたのは、ブランクスのオーバーパワー。今までのチタンガイドはAGSに比べて重い。重いということはキャストの際にそのガイドの重量分もロッドはたわむ。反発力を出すためには、しなったルアーの重さとガイドの重さを考慮したブランクスパワーが必要だ。
ADのブランクスはチタンガイドの重さに合わせて高い反発力を出すように設計されている。AGSになり、その重さがなくなった分、反発力が強くなりすぎ、とてもピーキーなものになっていた。
しかし、だからといってブランクスパワーを弱くするとロッドの反発力全体が落ちてしまい、ルアーに対する反発力すら落ちてしまう。
軽くて感度は良いが、飛距離は伸びない。
それでは話にならない。
そこでApiaが用意したのは、細身肉厚のブランクスだった。
肉厚感は従来のものを変えず、芯材の工夫で細身を実現した。
パワーはあるけど、細いので負荷を掛けると良く曲がり、強い反発力が出る。
「このブランクがAGSに合いそうだ。」
振った瞬間に直感した。
そして、ネオンナイトに調子を合わせていった。
先に性能的な結論を述べておこう。圧倒的に変化したのは、アキュラシーだった。
それはもちろん港湾部において釣果に直結する性能だ。
東京湾奥のアングラーなら誰もが行ったことがあるだろう、荒川左岸の湾岸橋下。
あの50m先の橋脚に30cm単位でズバズバと決められるのだ。
(証拠は今度地球丸から出るDVDシーバススタイル3で)
もちろん自分はADでも決められるが、精度がさらに良いのとその精度の良さがある分、フェザーリングに集中できて、着水直後の態勢を取りやすくなった。
次に飛距離の向上である。
ブランクスが細身になり、ガイドが軽くなった分、振り抜けスピードが速くなる。
それが実現する飛距離の向上。
また、ガイドが軽くなったことでキャスト時にブランクスがねじれなくなった。ねじれないために素直にキャストパワーの大部分がロッドの曲がりに寄与し、綺麗に反発力が出るようになった。
これはリリース時のルアーの姿勢に現れる。キャスト直後に回転したら飛ばないルアーは多いが、その回転する確率が大幅に減った。
最後にもちろんの感度の向上もある。
が、わからなかったバイトがわかるとか、そういうことではない。(ADでもわかる)
むしろ、情報の太さ、明確さがさらに増した気がする。
まともに釣果に直結する要素はアキュラシーの向上と飛距離の向上である。
この2つを高いレベルで実現した風神ゼータ。
ゼータの名にふさわしいフラッグシップとして2機種を最終的に仕上げた。

次に各ロッドについて紹介しよう。
ネオンナイトは8.5ft。やや先調子ながら初心者~上級者までが幅広く使えるように、よく飛んでよく曲がるLXの調子に仕上げた。
MAXウェイトは28g。しかし、邪道のスーサン(6.5g)からMAXウェイトまでの幅広いルアーを総合的に飛距離を出せるテーパーデザインにしている。港湾部、運河、都市型河川といったスニーカースタイルのエリアで釣果を出しに行く時に最適なロッドとなった。
また、よく曲がるのでバラシの少ないロッドにもなっている。ボートから港湾から運河まで幅広く対応した。
特にストラクチャー周りでフェザーリングを多用する港湾部の釣りをしてみると、一番AGSのフィーリングを実感するだろう。キャスト精度、フェザーリングのしやすさ、一段階上手になった気がするはずだ。
ナイトホークは9.5ftとした。こちらは先代の味付けそのままに、やや過激な鬼掛けティップを搭載。ネオンナイトに比べるとパワーのあるややピーキーなブランクスにした。
これは都市型河川をのエリアを抑えつつも、日本各地にあるような川幅のある大河川で確実に最高レベルの飛距離とアキュラシーを実現し、その流れの中で掛けるランカークラスに対して主導権を渡さずにファイトするためのパワーを搭載した。
特に自分がナイトホークを多用する河川の橋脚撃ちゲーム。50~70m先の橋脚に向けて、モンキー69バイブ(16g)、ヨレヨレ~(15g)などのルアーを、低弾道に撃ち込んでいく釣り方で文句なしのアキュラシーを実現する。
低弾道が実現すると、距離感が抜群に良くなる。
落としたいところを見たままで、その視野の中をルアーが飛んでいくからだ。
低い橋の下からでも精度良く橋脚や明暗部に撃ち込んでいく。
まさにその名の通り、ナイトホークとしての正常進化を遂げたと思う。
ちなみにどちらのロッドもルアーを積極的に動かしていく自分のスタイルに対応するために、トゥイッチやジャークアクションをしても疲れないような最適なバランスを取ることも最後に調整している。
自分の場合、投げる時は中指と薬指の間にリールの足を挟んでいるが、激しく動かすときは薬指と小指の間にリールの足を挟んで行う。手首が疲れる人はぜひ試してみて欲しい。
- 2013年11月16日
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