Nightraid90 オリジナルカラー ~腹~

  • ジャンル:style-攻略法
霜田さんより予め「今度のナイトレイドはベイトですよ」とは言われていた。
 
その為、当初腹は銀系にするつもりだった。
 
理想はメッキ、ダメならアルミ粉系、それもダメなら普通の銀塗装。
 
ところがね・・・背中をピンク系にした時点で、ふと思っちゃったわけですよ・・・
 
 
rattlehead + Nightraid + pink = BACHI(爆)
 
 

ええ、散々言われた通りですよっっ(逆ギレ)




あからさまに腹をピンクにすれば、そりゃ簡単でしょう。
 
ただ、今回のナイトは、あくまでベイトフィッシュ。
 
正直に言うと、ベイトフィッシュ系のルアーでベリーに色が入っているのは、自分が嫌い。
 
自分が嫌いなのを世に送り出すのは、どうにも信条に合わない。
 
 
そこで、トリックを思いついた!
 
 
私がナイトレイド80Fでバチの釣りをする時、多用するのは光の透過による発色。
 
それを、コイツに使えないか?
 
傍から見たら、ごく普通のベイト系ルアーのカラー。

しかし、知ってる人には判るって感じで(←悪戯好き♪)
 
 
簡単なのは、グローベリーにする事。
 
しかし、それでは「いかにも」で、これまた自分が嫌。(←我侭)
 
もう一つは、ベリーをクリアにする事だが、これは自分的に美しくない。(←ちょー我侭)
 
折角なら「気付く人だけ気付く」位の遊び心が欲しい。(←自分勝手)

 
そこで注目したのが、ナイトレイド80の「シラス」カラーのベリー。

 
傍から見たら白に見えるのだが、実は光を透過する。
 
実はティムコルアー、結構光を透過する塗装(塗料)を使っている。
 
これまたソルスト(2012.4月号)で公開したが、バチ用にオリカラ塗装しているのがあり、これも光の透過発色を狙ったもの。
 
また、自分がアミの釣りで多用するのがピンク。

この透過発色により、そのままアミにも使える。
(ただ、アミはかなり明るい場所に溜まるので、その際のメッキの反射は強すぎる可能性はある)

 
これを使えばいいじゃん!
 
 
という事で、霜田さんにリクエスト。

ところが、サンプルが上がってきたら、なんと




腹が銀。

しかも、きちんと光を透過している。

当初、「銀が~」と言っていたのを、しっかり覚えてくれていたようだ。

流石は神・・・この部分は多少の妥協は仕方ないところだったが・・・

 
 
 
 
完璧だ!
 
 

 


そしてここに、もう一つのトリックが隠してある。
 
それが、背中のグロー。
 
 
実は、これをやるにあたり、問題点が一つだけあった。
 
初めに「このカラーは、元から頭にあった」とあったが、それはナイトレイド80での話。
 
ついでに言うと、グローは無かった。だって要らないんだもん。
 
80と90が決定的に違うのは、そのボディの太さ。

背から入ってくる光量も80とは違うし、ベリーの太さはもう別物。
 
故に、「こんなぶっといバチはいね~だろw」と。
 
 
ところが
 
 
幸か不幸か、グローという塗料は例外無く光を通さない。
 
軽く吹き付ければ、その隙間から光を通すかも知れないが、それでは当初の目的である視認性が悪い。
 
これが背に入る事により、その分入ってくる光の幅が抑えられると同時に、ローリング時に明滅倍増効果が期待出来る。
 
これは、動画で見た方が判り易いかな?
 
 
サイドをメッキにした事により遮光され、かつバックにも1本遮光が入る。

ロールする事によって、80程度の透過幅になってるでしょ?

そして、光る間隔が細かくなる事により、ピッチの速い動きっぽく見えるのではないかと。
 
 
 
 
 
噛み合った!
 
 
 
 
 
特に年明けから始まるバチは、レンジが若干低い。

ナイトの80だと攻めきれない部分に90が入る事により、全てのバチをナイトレイドで攻められる。
(あ、私、底バチやりませんので、悪しからず)

勿論アクションが違うので、若干チュー二ングは必要かと思う。

が、元から80が要調整品なので、同じ様なもんだw

中層バチのシーズンは終わってしまったが、来年に向けて調整してみます。

勿論、調整が決まったらアップしますね。


これで、自分的にはベイトにもバチにもアミにも対応出来るカラーが出来上がった。
 
これなら、シーズンを問わず使える(と思う・・・多分)

あ、光の透過が気に入らない方はお好きな色を塗っちゃって下さいw
 
自分で手を加える事も、ルアーフィッシングの楽しみの一つじゃない?
 
 
 
 
 
 
是非とも、あなたのBOXに1本!
 
 
 
 
よろしく御願いしま~す(魂の叫び)
 

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