とあるルアー(笑)のインプレ

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ちょいと前に、期待しているルアーがある事を書きました。



コレね(笑)

んで、そのルアーが手に入ったんですが、まだコイツを使う時期じゃない。

なので、釣りがてらスイムテストしてきました。


第一印象


悔しいけど、やられたわ


良い物は良い、悪い物は悪いとはっきり言いますが、正直コイツは良い。

先ず何が良いかって、沈まないw

きちんとフローティングしてます。

この浮き具合を見れば、多少塩分濃度が低くなっても水温が上がっても、ちゃんと浮く。

ちゃんと浮くという事は、どんな使い方しても曳波が立てられるという事。

速巻きすると水を受けて若干沈みますが、バチの時にはあり得ないスピード。

なので、10数年振りに「本物の」曳波ルアーがリリースされたという事。

これだけでも充分価値がある。

そして浮くという事は、セッティングが出しやすいという事。

沈むルアーを浮くセッティングにするには、結構色んな部分を犠牲にする必要があるが、コイツにはそれが無い。

しかも3フックなので、セッティングポイントが沢山ある。

つまり、弄り甲斐がある(笑)

まあ、泳がせてみた感じだと、私や友人みたいに異様に拘らなければ、実用充分な曳波。

弄らなくても、確実に釣れるルアーでしょう。

…まあ、確実に弄りますがw


次に少し細かい部分を。

先ず、個体差を見る為に同系塗装のルアーを2つ購入した。

同じ色を2つ買う義理は無いが、やはり気になるのは個体差。

同じ様な塗装なら、塗装の重量も一緒なので、本体の差が判るだろうと。

んで見たら、全く一緒と言っても過言では無い位、精度が出てる。

偶然同じ金型から出た個体という可能性も否定出来ないが、内部構造を見る限り、浮力にかなりの余裕がある。

なので、多少の誤差があっても問題にならないと思う。


そして肝心な曳波。

これが一番の評価ポイントなのだが、コイツの売りは「背中と頭で出す曳波」だった。

が、それだけじゃなく「尻で出す曳波」もある。

これは、これまでに存在する(私が知り得る)バチルアーでも、初めての物ではないか。

それが吉と出るか凶と出るかは条件によって変わるのだが、曳波に奥行を出す事は事実。

邪魔な際はセッティングで幾らでも消せるので、その時に合わせれば良い。

そしてその曳波の形状は、巻き速度で変える事が出来る。

強弱の問題は多少あるのだが、ハク/アミとバチの時の巻き速度の微妙な差で、それに合わせた曳波が出る。

つまり、水面下においては、完璧なセッティングが出てると言えるだろう。


正しく、ナイトレイド80Fの進化版!


久し振りに、購入意欲のそそるルアーが出てくれました。


と、ここまでベタ褒めだが、どうせなので少し文句も(笑)

…とは言っても、大した事じゃない。

1つは、移動重心。

このサイズで移動重心を採用出来た事自体、大したもの。

しかも、一番の懸念材料でもある立ち上がりも問題ないし、着水後の姿勢も良い。

ただ、この重心が曲者。

結構強い磁力でくっ付けている為か、軽いキャストだと重心が移動しない(爆)

また、酷い時には3つあるウェイトの1ヶだけが移動という事もw

その為、ショートレンジでの着水音を抑える為の弱いキャストだと飛距離が読めない。

また、飛行中の姿勢も変わってくるため、細かい精度が出せない。

まあ、フルキャストでの飛距離は結構な物だし、癖さえ掴めればそれ程問題にはならないと思う。

もしこれにAR-Cシステムが採用されていたら…最強だったと思う。


もう一つはフック。

バチで、このサイズで、3フックは無いだろうと。

しかも、バーブ付。

そこまでして魚獲りたいのかよ、と。
(まあ、そのお蔭でセッティングし易いのはあるんだけどw)

その中でも、唯一の救いは、ST36って事。

コイツなら、チューンするのに丁度良いバランスが取れそうなフックがあるんでね(笑)

多分エリ10意識したのか、浮力の限界だったのか。

後者ならば、他に幾らでも対策方法はあったはずなのに、やはり色んなしがらみがあるんでしょうなw

どちらにせよ、このフックのまま使う気にはなれませんわな。


最後はカラーリング。

まあ、現状品でも使える物は幾つかあるが、基本ラインからの冒険(?)が無い。

アミ・バチ相手ならもう少し考えても良かったかな、と。


とまあ、泳がせてみた感想は、こんな感じ。


って事で・・・


追加購入w


チューン用に解り易いカラーをセレクト (←普通に使う気0w)



今年のバチは、また面白くなりそうだ♪

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